MSI Vector GP78 HX 13V － Core i9-13980HX/GeForce RTX4090搭載のウルトラハイエンド・ゲーミングノート

MSIがゲーミングノートPC「Vector GP78 HX 13V」を発売します。17インチと大型のサイズで、MSIが「ウルトラハイエンド」と称する、非常に高いスペックの製品です。また、従来モデルの「Vector GP77 13V」から筐体も一新されています。

1.Vector GP78 HX 13V スペック

スペック表

バリエーションモデル

・13VI-3903JP：RTX4090/32GB/2TB
・13VH-4003JP：RTX4080/32GB/1TB
・13VH-2101JP：RTX4080/64GB/2TB
　※左からGPU/RAM/SSD

コメント

全バリエーションモデルでOSはPro版、CPUは第13世代（Raptor Lake）の高性能タイプ、Core i9-13980HXです。また、GPUはGeForce RTX4080/RTX4090 Laptop GPUです。先日この組み合わせ（Core i9-13980HX/RTX4090）のMSI Titan GT77 HX 13Vを実機レビューしていますが、ベンチマークスコアが凄まじいものになっていて、「異次元」と評価しました。TitanはMSIのゲーミングノートの中では最上位、そして最高価格（税込み849,800円）の製品ですが、そのTitanと同じ「心臓部」がVector GP78 HXで実現しました。

また、CPU/GPUはMSI Overboostテクノロジーにより、合計で250W駆動が可能です。OverboostはMSIの設定アプリ「MSI Center」上で操作できますので、リスクもほぼありません。

RAMは32GB/64GB、SSDも1TB/2TBと大容量です。RAMは2スロットで最大64GBまで、SSDはM.2スロットの空きが1つありますが、MSI製品はユーザーがDIYでRAMやSSDの増設・換装をすると保証が切れてしまいますので、保証を切らずに増設・換装するためにはMSI公認サポート店に作業を依頼する必要があります。

ディスプレイは17インチ（17.3インチではありません）で解像度は2,560 × 1,600（アスペクト比16:10）、リフレッシュレートは240Hzと非常に高速です。まあ、この製品のCPU/GPU性能から見て、240Hzというのも無駄にはならないでしょう。

2.Vector GP78 HX 13V 筐体

筐体は従来モデルから大きく変わりました。ディスプレイサイズが変わり（17.3インチから17インチへ）、アスペクト比も16:9から16:10に変更されましたので、当然と言えば当然ですが、ニューモデルでは特にヒンジ回りの雰囲気が変わりました。

天板から背面にかけてのデザインも変更されています。

こちらが従来モデルの天板です。従来モデルでは後部に「力こぶ」のような突起がありましたが、ニューモデルではそれがなくなり、ちょっと軽快な印象になっています。

画像が見にくくて申し訳ありません。この画像のキーボードは英語配列ですが、日本仕様は「SteelSeries Per-Key RGB 日本語キーボード」と開示されています。ゲーミングデバイスメーカーSteelSeries製で、個々のキーのバックライト色を任意の色に変更できる仕様になっています。

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側面と入出力ポートの配置です。画像左から右側面、背面、左側面です。USB Type-Cポートが3つでうち1つがThunderbolt 4、USB Type-Aポートが2つ、HDMIにSDカードリーダー、有線LANと、割と充実した構成だと思います。

3.Vector GP78 HX 13V 価格など

MSI Vector GP78 HX 13Vは5月19日から順次発売され、MSIストアでの価格は下記のとおりです。

・13VI-3903JP：RTX4090/32GB/2TB：569,800円
・13VH-4003JP：RTX4080/32GB/1TB：469,800円
・13VH-2101JP：RTX4080/64GB/2TB：499,800円（MSIストア限定）
　※税込み価格

ウルトラハイエンド機だけあって、さすがに安くはありませんが、それでもTitan GT77 HX 13Vの849,800円と比較するとかなりお安いかとw ガチなゲーマー向けの製品ですね。

4.関連リンク

Vector-GP78HX-13VH-4003JP
Vector-GP78HX-13VH-2101JP
Vector-GP78HX-13VI-3903JP