どうも。ひつじです。ちなみにこの冒頭の挨拶悩むんですよね。「どうも」だと軽いんですが「こんにちは」にしたら夜に見た人には不適切だし、でも「こんばんは」は変だし。いやそもそも「こんばんわ」が適切だとか言う人もいるし。個人的には「こんばんは」派ですけど。はい。極めてどうでもよいですよね。
大手メーカーのアウトレットストアってすごく個人的には好きなんですが、この度めでたく(?)MSIもアウトレットサイトをオープンされました。先行しているメーカーだとASUSとかは有名(紹介記事)ですが好敵手が出てきたなあ…。と感慨深いですね。現在オープン記念セールもしているようです。内容を見てみたいと思います。
リンク:
MSIストア:アウトレットページ
1.アウトレット商品のコンディションについて
大きく分けて2つのパターンがあるようです。
上記の内容をざっくり言えば、以下の通りになるかなと。
アウトレット商品
いわゆる未開封品だけど外箱にダメージがあった等で正規流通出来なかったもの、がこれに当たります。未開封品なので内容物は新品ということになります。厳密に言えば外箱のダメージに相応した衝撃を受けているリスクはある(HDD等は衝撃に弱いです)、ということになりますがそもそも新品時点で梱包はかなりしっかりしていますし、製品保証期間(MSI製品の保証期間は多くの場合2年です)も通常品同様ですから、「ほぼ問題なし」と結論付けてしまっていいと思います。外箱マニア、とかでないならば検討しても問題なしだと思います。
再調整品
開梱や短期間使用があったものを検査して再出荷しているもの、ということになります。端的に言えば「返品を受けたけど製品に問題が確認できなかったもの」と言うことになると思います。それにしてもあくまで説明文ベースの解釈にはなりますが、「部品交換」とか「MSIの独自検査に合格」「僅かに使用感等はありますが」という表現はなく、「再度検査、検品などを実施」と「新品と同様の出荷検査」「機能・性能・外観ともに通常の製品と同等」という表現をしているのはかなりメーカーにとってはハードルが高いはずです…。普通の再調整品って、「わずかに使用感があったり、不良品を修理したもの(リファービッシュ品)」を指すことが多いですから。この説明って新品同様以外認めてないってことになります。保証は3か月ですが、むしろ上記のアウトレット商品より安全性が高い気さえしてきますね…。
ちなみに所感ながら製品をざっくり見た感じだと、最新モデルより1つ型落ち、といったものが多いように思います。在庫処分したい製品をアウトレット商品として流通させる会社って割とあるんですけど、これももしや…?といったところですね。(再調整品として今回掲載はされていますが…。)
また、もちろんこういった製品って中古品としてより格安で流通しているものもあるかとは思いますが、例えば修理依頼をする場合等では「メーカーで正規に買ったもの」というメリットが確実にあります。また上記取扱商品のコンディション説明に照らし合わせれば何を買おうが「新品同様(内部含む)」というわけですから、安心感も含めたお得感は結構高いと思います。
ここからは個人的にいいなと思った商品を数点ピックアップさせてください。どれも価格がかなり割安になっています。
2.GF63-8RC-476JP
アウトレット販売価格:88,000円(税込)
※ビックカメラ販売価格は129,800円(税込)
OS: Windows 10 Home
CPU: Corei5 8300H
RAM: 8GB
外部GPU: NVIDIA Geforce GTX1050
ストレージ: 128GB SSD(NVMe) + 1TB HDD
ディスプレイ: 15.6インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 359 × 254 × 21.7 mm / 1.86 kg
ビックカメラ系列のオリジナルモデルだったと思われる機種で、今年1月に発売された製品です。ゲーミングPCとしては決して高性能な方ではないですが構成上何をするにも大きな不満の出ない万能なスペックに仕上がっています。初めてノートパソコンを購入する人はもちろん、デスクトップがメインだけどサブでノートも欲しい、といった人にもいいんじゃないでしょうか。今回のラインナップでは個人的に一番良いと感じる製品です。
販売ページ:【再調整品】GF63-8RC-476JP
3.PS42-8RB-005JP
アウトレット販売価格:98,879円
※価格.comでの最安価格は113,984円(現在は掲載なし)
OS: Windows 10 Home
CPU: Corei7 8550U
RAM: 8GB
外部GPU: NVIDIA Geforce MX150
ストレージ: 256GB SSD(SATA)
ディスプレイ: 14インチ(1.920 × 1,080)
サイズ: 322 × 222 × 15.95 mm / 1.19 kg
ウインタブでも同シリーズをレビューしていましたがこのモデルは末弟、というべきでしょうか。MX150搭載なのでゲーミングには少し不向きですが、1.2kgを下回る軽量さと16mmを切る薄さ、デザインの良さは活かされていますしその点の評価が高かった製品です。スペック的にもCPUに余裕があるため、ビジネス用途には最適でしょう。このシリーズが欲しかった人であれば98,879円と、10万円を下回っていますし手が出しやすいと思います。
なお、メモリを8GBから16GBに、SSDを256GBから512GBに、更にキーボードを英字にした【再調整品】PS42-8RB-003JPも120,780円で販売されています。
販売ページ:【再調整品】PS42-8RB-005JP
関連機種レビュー(兄弟機種です):MSI PS42 MODERN 8RC レビュー - 14インチ、1.19 kgのモバイルノートなのにGeForce GTX1050搭載!羊の皮をかぶった狼!?(実機レビュー)
4.GE75-8SF-012JP
アウトレット販売価格:239,800円
※価格.comでの最安価格は302,280円
OS: Windows 10 Home
CPU: Corei7 8750H
RAM: 16GB
外部GPU: NVIDIA Geforce RTX2070
ストレージ: 256GB SSD(NVMe) + 1TB HDD
ディスプレイ: 17.3インチ(1,920 × 1,080 144Hz)
サイズ: 397 × 268.5 × 27.5 mm / 2.64 kg
これはまだまだ現行品といっても良いスペックを有しています。Corei7 8750Hは9000番台のCore i7と大きな差はありませんし、RTX2070はまだまだ現役バリバリです。液晶もフレームレートの高いゲーミング仕様ですしゲーミングノートとして不満はない、MSIらしい製品に仕上がっています。保証が3か月というのが価格を踏まえるとやや重いかもしれませんが、それでもこの値段差は見逃しがたいですよね…。
販売ページ:【再調整品】GE75-8SF-012JP
なおいずれの製品も数量限定、お一人様一台限り、返品交換不可となっています。もし検討されていた製品が販売されていたら確実にプライスタグは注目に値するだけのものになっているはずなので、確認をしてみてくださいね。
5.リンクなど
アウトレットページ:MSIストア