MSIがモバイルノート「Modern 14 C11M(C11M-6027JP)を発売します。この製品はエディオン限定モデルで、Microsoft Office Home&Business 2021が付属し、3年間という長期間のメーカー保証が受けられますので、初めてノートPCを購入するという人も安心です。
「Modern 14」は2022年6月に新筐体のニューモデルが発表されているのですが、新旧筐体の製品が併売されていたり、CPUの世代が新旧入り交じっていたりして、私達ユーザーにはちょっとわかりにくいところがあります。今回ご紹介するModern 14 C11Mは「新筐体で第11世代CPU搭載」です。
なお、ウインタブでは「新筐体で第12世代CPU搭載」のモデルを実機レビューしていますので、筐体構造や使用感についてはレビュー記事をご参照下さい。
MSI Modern 14 C12Mの実機レビュー - Alder Lake-UのCore i7を搭載、軽快なイメージの14インチモバイルノート
1.Modern 14 C11M 概要
スペック表
Modern-14-C11M-6027JP | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-1195G7 |
外部GPU | なし |
RAM | 16GB(オンボード) |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920 × 1,080)60Hz |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C(USB PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-A、USB 2.0 Type-A × 2、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 39.3Whr/3,316mAh(最大7時間) |
サイズ | 319.9 × 223 × 19.35 mm |
重量 | 1.4 kg |
コメント
CPUは第11世代のCore i7-1195G7です。第12世代ではありませんが、第11世代のモバイルノート用CPUとしては最高性能と言っていい型番なので、お仕事や学習に使っていて不満を感じるようなものではありません。グラフィック品質を調整する前提であればオンラインゲームも楽しめると思います。
RAMは16GB、ストレージは512GBと十分な容量です。なお、RAMは「オンボード」なので増設や換装はできません。また、SSDについてもMSIの保証規定上、ユーザーが筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまいますので、MSI公認サポート店に作業を依頼する必要があります。この製品は「3年間のメーカー保証」が付属しますので、うっかり保証が切れてしまうようなことをするともったいないです。
ディスプレイは14インチでFHD解像度。ウインタブでこの筐体の製品を実機レビューしていますが、視野角が広いIPS相当の液晶が使われていました。
ポートも充実しています。USBポートが合計で4つ、うち2つがGen2規格と高速ですし、HDMIやmicroSDカードリーダーも装備しています。
サイズは「標準的くらい」ですが、重量1.4 kgというのはモバイルノートとしてはちょっと重いです。ちなみに私は同一筐体のレビュー機を少し長めにお借りしていて、旅行(帰省)の際に持っていったのですが、リュックに入れて持ち運ぶぶんにはそれほど重いとは感じませんでした。
筐体色は「クラシックブラック」のみです。また、この筐体はMIL規格(MIL-STD 810G)準拠の堅牢性を備えています。
2.Modern 14 C11M 価格など
MSI Modern 14 C11M(C11M-6027JP)はエディオン限定販売で、11月25日発売予定ですが、すでに予約販売がスタートしており、価格は税込み159,800円です。
この製品は「Microsoft Office Home&Business 2021」と「3年間の長期メーカー保証」がつきます。また、第11世代CPU搭載ながらノートPCとしてのスペックは高く、購入して短期間でパフォーマンスに不満を感じるようなこともないと思います。なので、「すぐに仕事用として使えるPCが欲しい」「初めてPCを買う。PCには詳しくないが、安心して長く使えるものが欲しい」という人に向く製品だと思います。
3.関連リンク
Modern-14-C11M-6027JP:エディオン
Modern 14 C11M:MSI公式サイト 製品紹介