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MSI Modern 13 F1M - 有線LAN・microSDも装備したビジネスモバイルノート、販路がちょっと複雑

MSI

MSI Modern 13 F1M
MSIがノートPC「Modern 13 F1M」を発売しました。この製品は2025年7月に発表され、いくつかのショップ限定モデルが追加されています。12月4日にも2つのバリエーションモデルが追加されましたので、この記事でまとめてご紹介します。

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1. スペック

スペック表

項目 仕様
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core 5 120U/Core 7 150U
RAM 16GB/32GB (DDR4、デュアルチャネル)
ストレージ 512GB/1TB SSD(M.2 NVMe)
ディスプレイ 13.3インチ (1,920×1,080) 60Hz
※ノングレア
無線通信 Wi-Fi 6E (11ax)、Bluetooth 5.3
ポート類 USB 3.2 Gen 2 Type-C (映像/PD対応)
USB 3.2 Gen 1 Type-A×2
HDMI、オーディオジャック
microSDカードリーダー
LAN (RJ45)
カメラ 92万画素
バッテリー 46.8Whr (動画再生 最大約5時間)
サイズ 308.4×210.5×19.9mm
重量 1.2kg

バリエーションモデル

1051JP:Core 7/32GB/1TB (MSIストア限定モデル)
5569JP:Core 5/16GB/512GB/Office
5589JP:Core 7/32GB/512GB (今回追加)
5195JP:Core 7/16GB/512GB/Office (エディオン限定モデル)
5809JP:Core 7/32GB/512GB/Office (今回追加、ノジマ限定モデル)
※左からCPU/RAM/SSD/Office付属有無
※Officeとは「Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024」
※5569JPについては限定モデルという発表が見当たりませんでしたが、ビックカメラ系列 (ソフマップ、コジマ含む)のみで販売されているようです。

2. OS/CPU/RAM/SSD

OSは全モデルWindows 11 HomeでCPUはCore シリーズ2のCore 5 120U/Core 7 150Uです。この型番のコードネームはRaptor Lakeで、第13世代のCore i5/Core i7のリフレッシュ版です。ビジネスPC用としては十分な実力がありますが、AI処理チップNPUは内蔵していません。RAMは16GB/32GBで全てデュアルチャネル、SSDは1モデルのみ1TB、他は512GBです。

CPU/RAM/SSDの組み合わせはいろいろ選べますが、上に記載した通りショップ限定モデルが多いので注意が必要ですね。

3. ディスプレイ

MSI Modern 13 F1M

ディスプレイは13.3インチ、解像度は1,920✕1,080 (アスペクト比16:9)。直近で発売されたノートPC、特にモバイルノートはほとんどがアスペクト比16:10 (1,920✕1,200など)なので、今や「逆に珍しい」形状です。

ノングレア (非光沢)タイプなので映り込みは小さく、リフレッシュレートは60Hzと「並」クラスです。

4. 筐体

MSI Modern 13 F1M

メーカーサイトでは筐体色が「プラチナグレイ」と「アーバンシルバー」の2色と説明されていますが、現時点で販売されるのはプラチナグレイのみです。筐体素材については説明がありませんでしたが、薄型で重さも1.2 kgと比較的軽量であることからアルミなどの金属製であると思われます。

MSI Modern 13 F1M

キーボードは「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」と開示されています。キーストロークは1.7 mmとやや深めで大型のタッチパッドがつきます。また、F12キーで画面を反転できるというのはビジネスミーティングの際などで重宝すると思います。

MSI Modern 13 F1M

側面とポート構成です。USBポートは合計で3つ、うち1つがUSB 3.2 Gen 2 Type-Cで映像出力とUSB PDに対応します。また、microSDカードリーダーと有線LANポートがついているのはうれしいですね。

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5. 価格など

MSI Modern 13 F1Mシリーズは上に記載した通り販路が多数あります。12月8日現在の価格は今回追加された5589JP(Core 7/32GB/512GB)が最も安く143,000円から (販売店により価格は異なります)となっています。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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