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MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) レビュー - RTX 5060搭載の17.3インチ大型ゲーミングノート

MSI

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) レビュー
MSIのゲーミングノートPC「Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 」の実機レビューです。MSIではKATANAという製品ブランドを「ハイパフォーマンスゲーミングノートPC」と称しており、同社のゲーミングPCラインナップ中だと「中堅クラス」くらいの位置づけです。

レビュー機はCPUにCore i7-14650HXを、GPUにはGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載する17.3インチサイズの大型ノートPCです。

なお、このレビューはMSIより機材の貸し出しを受けて実施しています。

ここがおすすめ
・迫力ある大画面、17.3インチディスプレイ
・CPU/GPU性能が高く、ベンチマークスコアも良好
・高い冷却性能
ここはイマイチ
・非ゲーミングで使う場合はクセ強に感じられるキーボード
・本気で冷やすとファン音が爆音に
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1. スペック

スペック表

項目 仕様
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i7-14650HX
GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU
NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU
RAM 32GB(16GB ×2)DDR5、最大96GB
ストレージ 512GB/1TB SSD (M.2 NVMe)
ディスプレイ 17.3インチ (1,920×1,080) 144Hz
17.3インチ (2,560×1,440) 240Hz
無線通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
ポート類 USB 3.2 Gen2 Type-C(映像/PD対応)
USB 3.2 Gen2 Type-A×3
HDMI、LAN (RJ45)
オーディオジャック
カメラ Webカメラ (92万画素) 
バッテリー 75Wh
サイズ 398×275.6×27.8mm
重量 2.7 kg

バリエーションモデル

・B14WFK-5060JP:RTX 5060/32GB/512GB/1920×1080
・B14WGK-6559JP:RTX 5070/32GB/1TB/2560×1440
※左からGPU/RAM/SSD/ディスプレイ

レビュー機はGPUがRTX 5060、ディスプレイが1920×1080のB14WFK-5060JPです。

2. 外観と使用感

ACアダプター

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) ACアダプター

ACアダプターは一般的な外部GPU非搭載のノートPCとは全く異なり、かなりの大型で、電源ケーブル込みの実測重量は741 gです。出力も240Wと大きいですが、CPUとGPUの消費電力が大きいため、特にゲームプレイ中はこのACアダプターで電源接続をするのが必須となります。また端子形状がUSB Type-Cではありません。USB Type-Cポートに市販の急速充電器を使って充電することも可能ですが、その場合は出力が足りず、快適なゲームプレイができません。

天板と底面

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 天板

天板です。素材は樹脂製ですが、安っぽさはありません。中央に天板と同色のMSIドラゴンロゴがついています。…しかし、17.3インチのゲーミングノートは「デカい」です。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 底面

底面も樹脂製で、ちょっと個性的なデザインの通気口があります。筐体の開口は可能ですが、MSI製品はユーザーが勝手に筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまいますので、RAMやSSDの増設や換装をする場合はMSI公認サポート店に相談することになります (公認サポート店が作業する場合は保証は切れません。また、保証が切れてもいいのならDIYでの作業も可能です)。

それと、画像手前側の左右にスピーカーグリルが見えます。Katana 17 HX B14Wはステレオスピーカー搭載です。

側面

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 前面

前面

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 背面

背面

前面と背面にはポート類・ボタン類はありません。ゲーミングノートPCには背面にもポートがついているものが少なくありませんが、Katana 17 HX B14Wのポートは側面のみです。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 側面デザイン

前面の画像に白っぽい模様が見えますが、Katana 17 HX B14Wは前面と左右側面にこのようなデザインアクセントがあります。また、背面にはゲーミングノートPCらしい大きな通気口があります。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 左側面

左側面です。画像左にDC-INジャック、通気口を挟んでUSB 3.2 Gen 2 Type-Aが2つあります。それと、画像の右下にスピーカーグリルが見えますね。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 右側面

右側面です。画像左からイヤホンジャック、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 3.2 Gen 2 Type-C、HDMI、有線LANポートがあります。Katana 17 HX B14WのUSBポートは合計で4つ、すべてUSB 3.2 Gen 2規格でType-Cポートは映像出力とUSB PDに対応します。

キーボード

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) キーボード

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キーボードはテンキーのついた日本語配列で、キーピッチは手採寸で19 mmよりもわずかに小さいくらい(18.7 mmとか18.8 mmくらいだと思います)、キーストロークはノートPC用としてはやや深めです。

このキーボードは「完全にゲーム・ファースト」なレイアウトです。左上の全角/半角キーや右のShiftキー、テンキーが非常に小さく、一方で右下の方向キーが大きめです。「右Shiftキーよりも方向キーのほうが大きい」というのはある種衝撃的ですらありますよね。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) キーボード

Katana 17 HX B14Wのキーボードバックライトは「4ゾーンRGB」です。WASDキーが半透明になっており、他のキーと識別しやすくなっています。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) MSI Center

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設定アプリ「MSI Center」に「Mystic Light」という項目があり、ここでイルミネーションを含むバックライト色の変更ができます。ただし、Per-Key (個々のキーを任意の色に変更できる)ではありません。

Katana 17 HX B14Wを使ってこの記事の大部分を執筆してみたのですが、改めて「ゲーム・ファースト」であることを実感しました。私は右Shiftキーを多用しますが、ここまでキーが小さいとブラインドで押せるようになるまで時間がかかりました。またIME切り替え時に押す全角/半角キーについてもうっかり右隣の「1」キーを押してしまうことがしばしばでした。この製品はゲーミングノートPCなのでこのレイアウトは当然と言えますが、ゲーミングノートPCをゲームプレイにしか使わないという人はむしろ少数派で、実際には仕事など非ゲーミングの用途でも使う人が多いと思うので、テキスト入力とか数値入力をする場合は「少しばかり慣れが必要」だとお考えください。

一方で、このようないかつい外観ですが、打鍵音は非常に小さいです。キーボード面が非常に頑丈にできており、多少強打したくらいではたわんだりしませんが、この頑丈さの副産物が「静音」なんでしょう。実はゲーミングノートPCのキーボードはほとんどがKatana 17 HX B14Wのように「静音」です。

ディスプレイ

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) ディスプレイ

ディスプレイは17.3インチで解像度は1,920×1,080です。最近のノートPCのディスプレイはアスペクト比16:10 (1,920×1,200など)が主流になっていますが、Katana 17 HX B14Wはトラディショナルな16:9です。

ゲーミングノートPCらしくリフレッシュレートは144Hzと高速ですが、発色はそれほどよくありません。手持ちのPCモニター (99%sRGBのもの)と比較してみましたが、赤や黄色など原色がややくすんで見えました。数値で書くと45%NTSC水準の色域だろうと推測します。つまり「並」クラスですね。

ヒンジ開口

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) ヒンジ開口

ヒンジは180°開口します。まあ、ゲーミングノートPCなので、ここまで開口する機会はないと思いますが、開口可能角度は大きいに越したことはないですよね。

スピーカー

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) Nahimic

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音響システムは「Nahimic」が入っていました。このアプリは音楽鑑賞時の音質調整機能だけでなく、サウンドトラッカー(FPSゲームで「音が聞こえた方向」を画面上に可視化する機能。ただし、一部ゲームアプリのみ対応)など、ゲーム向きの機能もついています。また、サラウンド機能に優れ、広がりのある音にすることができます。

YouTubeの音楽を聴いたり、いくつかゲームをしてみましたが、音楽用としてはリアルさ (音質のクリアさや低音の再現性など)がイマイチと感じられたものの、サラウンド効果はしっかりと感じられました。ゲーム用としては、 (後述しますが)高負荷なゲームプレイ時のファン音がかなり大きくなるので、はっきり言ってゲームに没入するためにはヘッドセットが必要と思われます (この点は高性能なゲーミングノートPC全般に言えることです)。

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3. 性能テスト

ベンチマークテスト

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) MSI Center

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ベンチマークテストの実施にあたり、MSI Centerの「ユーザーシナリオ」を「エクストリーム」に、GPU Switchを「ディスクリートグラフィックモード (GeForceのみを使い、内蔵GPUは使わないモード)に、Windowsの電源モードを「最適なパフォーマンス」に設定しました。

なお、MSI Centerの「エクストリーム」モードではGPUのオーバークロックとファンスピードの設定が可能ですが、オーバークロックはメーカー保証対象外となるため、このテストでは変更していません。また、ファンスピードも「自動」のままにしています。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) CINEBENCH 2024

CPU性能を測定するCINEBENCH 2024のスコアです。

参考(過去データから一部抜粋):
Core Ultra 9 275HX:132、2,094
Core i7-14700:122、1,177
Core Ultra 7 258V:121、676
Core i9-13900HK:117、827
Core i9-13900H:117、687
Ryzen AI 9 HX 375:114、1,144
Ryzen AI 7 350:114、878
Core Ultra 9 185H:111、910
Ryzen AI 9 HX 370:110、942
Ryzen AI 9 365:109、1,008
Snapdragon X Elite:108、1,038
Ryzen 9 8945HS:108、958
Snapdragon X Plus X1P-42-100:108、754
Ryzen 9 8945HS:107、964
Ryzen 7 8845HS:106、956
Ryzen 9 7940HS:106、914
Core Ultra 7 155H:105、964
Core i7-12700H:102、678
Core Ultra 7 155U:101、533
Core Ultra 7 255U:101、516
Ryzen 5 8645HS:98、585
Core Ultra 5 225U:98、482
Core Ultra 5 125U:95、533
Core Ultra 5 125H:95、516
Ryzen 9 PRO 6950H:93、774
Ryzen 7 PRO 6850H:91、765
Ryzen 7 5825U:85、590
Ryzen 3 5425U:78、365
※左からシングルコア、マルチコアのスコア

シングルコア (シングルスレッド)、マルチコア (マルチスレッド)とも、非常に良好なスコアですが、シングルコアに関してはCore Ultra 9 275HXには水を開けられ、Core Ultra 9 285Hにも少し差をつけられました(Core i7-14700はデスクトップ用CPU)。一方、マルチコアについてはCore Ultra 9 275HXには及ばないものの、他のCore UltraシリーズやRyzen AIを大きく上回りました。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) 3DMark

グラフィック性能を測定する3DMarkのスコアです

参考(ハイスペックなゲーミングノート):
Core i9-13980HX/RTX4090:22,052、38,273、15,196
Core i9-13980HX/RTX4080:19,011、35,262、12,345
Core Ultra 9 275HX/RTX5070Ti:17,666、34,879、11,544
Core Ultra 9 275HX/RTX5070:14,923、32,826、9,162
Core i9-12900H/RTX3080Ti:12,849、28,768、7,999
Core i7-13700HX/RTX4070:12,677、27,892、7,528
Ryzen 9 6900HX/RTX3070Ti:11,088、26,107、6,904
Ryzen 7 8845HS/RTX4060:10,138、22,587、5,644
Ryzen 7 6800H/RTX3060:9,359、21,320、5,363
Core 7 240H/RTX5060:9,164、21,178、5,437
Core i7-13620H/RTX4050:9,087、20,397、4,999
Core i9-13900H/RTX4060:9,013、20,391、4,833
※左からTime Spy、Fire Strike、Port Royalのスコア

ウインタブでRTX 5060搭載機のベンチマークテスト結果を記事にするのはこれが2回目です。前回はMSI VenturePro 15 A2RWでCPUがCore 7 240Hの「どちらかと言うとビジネス系」の製品でした。Katana 17 HX B14WはVentureProを圧倒するスコアになっています。これは搭載CPUの性能差及びMSI Centerによるパフォーマンス調整によるところが大きいと思われます。それと、VentureProのACアダプターが120Wであった(Katana 17 HX B14Wは240W)ことも差がついた要因でしょうね。

レビュー機はPortRoyalのスコアが少し振るいませんでしたが、前世代のRTX 4070搭載機、前々世代のRTX 3080Ti搭載機とは互角あるいはそれ以上と言えるスコアになりました。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) モンハンベンチ

人気のPCゲーム、モンスターハンターワイルズのベンチマークスコアです。ウインタブではRTX 5060搭載機の過去データが1つと、RTX5070Ti、RTX5070搭載機のデータがあります。

Core Ultra 9 275HX/RTX 5070Ti:23,212 (135.83)
Core Ultra 9 275HX/RTX 5070:18,841 (111.73)
※解像度2,560×1,600での測定データです

Core 7 240H/RTX 5060:11,848 (70.39)
※解像度1,920✕1,080での測定データです
※カッコ内は平均FPS

レビュー機はディスプレイ解像度が1,920✕1,080なので、2,560✕1,600解像度で測定したRTX 5070/5070Ti搭載機のスコアと単純比較はできません。ただ、このスコアであれば1,920✕1,080解像度では十分快適にプレイできると思います。また、RTX 5060の過去データは上でも取り上げたMSI VentureProのもので、3DMarkのときと同様に大きな差がつきました。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) FF15 ベンチ

次に個別ゲーム「ファイナルファンタジー15」のベンチマーク結果です。…すみません、このテストについては最新モデルのテスト結果がなく、少し古い過去データとの比較になります。

参考(比較的スペックの近いゲーミングノート):
Lenovo Legion Pro 5i Gen 8(i7-13700HX、RTX4070):11,696
MSI Katana 15 B13V(i7-13620H、RTX4050):8,846
ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6502VV(i9-13900H、RTX4060):8,838
Lenovo LOQ 16IRH8(i7-13620H、RTX4050):8,741
MSI Bravo 15 C7V(Ryzen 7 7735HS、RTX4050):8,557
MSI Prestige 16 AI Studio B1V(Ultra 7 155H、RTX4060):8,186
ASUS ROG Flow X13 GV302(Ryzen 9 7940HS、RTX4060):8,017

他のRTX4060搭載機よりワンランク以上高いスコアとなりました。というか、CPUもGPUも世代が違っているので、差がついて当然と言えなくもないです。ただ、12,532というスコアはFF15が快適にプレイできる、ということで間違いないでしょう。

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) CrystalDiskMark

SSDの読み書き速度を測定するCrystal Disk Markのスコアです。PCIe 4.0の数値ですね。同規格のSSDと比較すると「やや速い」くらいですが、絶対的な意味では非常に高速です。

ノートPCのRAM容量、ストレージ容量については、こちらでウインタブの見解を述べています。
ノートPCのメモリは16GB以上が必須?本当に8GBでは足りないのか? - 用途別に考えるRAM容量
ノートPCの「ちょうどいい」ストレージ容量は?1TBが正解?用途と予算に合わせて考える

ファン音

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP) MSI Center

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これはMSI Centerのユーザーシナリオを「エクストリーム」にした際に設定できる「ファンスピード」の項目です。真ん中に「クーラーブースト」というのがありますが、クーラーブーストにするとファンが最大風量となり、このときのファン音は非常に大きくなります。上の「スピーカー」のところでも書きましたが、クーラーブースト時、また「自動モード」であっても高負荷なゲームプレイ時には「ヘッドセット要」という感じです。

ただし、冷却効果が高いことは間違いなく、このファン音は一般的なビジネスノートPCでは「許されんだろう」と思いますが、ゲームプレイの快適性をしっかり確保する上で必要なことなので、仕方ないと言えます。というか、ファン音が静かなかわりにサーマルスロットリングが頻発して、ゲームの快適性が下がってしまうことのほうが問題ですよね。

なお、ユーザーシナリオを「AI」あるいは「エコサイレント」に設定してゲーム以外の作業 (文書作成や動画視聴など)をするぶんにはファン音はほとんど聞こえません。

参考:バッテリー駆動時間

Katana 17 HX B14Wは外部GPUを搭載するゲーミングノートPCです。基本的に常に電源に接続して使うことが推奨されます。バッテリー駆動の場合は供給電力が足りず、まともにゲームができません (正確には、ゲームはできますが、GeForceの性能が半分以下になってしまいます)。

参考までに、バッテリー駆動で少し事務仕事をしてみました。ユーザーシナリオは「AI」にし、GPU Switchは「MSHybrid」モードにしています。

・ブラウザー上でテキスト入力を約60分
・画像加工ソフトGIMPで簡単な画像加工を約25分

トータル約85分使用し、バッテリー消費は約28%でした。単純計算だと1時間あたり約20%、バッテリー駆動時間は約5時間となります。…意外に健闘してますね…。

4. レビューまとめ

MSI Katana 17 HX B14W (B14WFK-5060JP)はビックカメラやコジマネットなどで販売中で、12月4日現在の価格は269,800円です。高い性能のCPUとGPU、そして迫力ある大画面でゲームを楽しめるゲーミングノートPCです。

ハードウェアの特徴としては「キーボードやファン風量」などが「ゲーム・ファースト」に設計されており、非ゲーミングの用途ではキーボードにクセを感じてしまうとか、ファン音がかなり大きく感じられる (高負荷時のみ)と言ったことは指摘できますが、そもそもこれ、ゲーミングノートPCなので、このあたりは仕方のないところでしょう。

ちょっと残念、というか懸念されるのはシステムスペックから見たSSDの容量が小さい、という点です。MSIはユーザーが勝手に筐体を開けることを許さない (保証が切れる)方針なのですが、おそらくこのスペックのゲーミングノートでSSDが512GBだと、比較的早い段階でSSDが満杯になってしまうように思われます。できれば上位モデルだけでなく、このRTX 5060モデルでも1TB SSDモデルを用意してもらいたいところです。

5. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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ノートPCやタブレットのレビューを中心に、実用的な製品選びを提案する情報サイトです。
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