こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。マウスコンピューターが新しいCM、それも乃木坂46を起用したものを公開するそうです。乃木坂の起用はめちゃめちゃ歓迎しますが、マウスコンピューターという会社、マウスというブランドをより周知させるにはもっと「ファン層がパソコンと縁遠い」感じのタレントを起用したほうがよかったのではないか、と思ったりもします。個人的な印象ですが、乃木坂のファン層はマウスコンピューターという会社はとっくに知ってるような気がしますからw
ちなみにこちらがそのCMです。
乃木坂46 CMスペシャルサイト: マウスコンピューター
で、新しいCMの公開を記念して、半年ぶりに限定モデル(20,000台)を発売してくれました!「m-Book B502E」という、15.6インチのスタンダードノートで、価格が税抜き39,800円(42,984円)です。B502Eは2016年6月に8,000台限定で発売された「m-Book B501E」の後継モデル、という位置づけになると思いますが、ともに限定販売で、いつでも手に入るというわけではないことに注意が必要です。
1.スペック
B502Eはほとんど先代のB501Eと同じスペックです。私が確認した限り変更点はSSDが120GBから240GBに倍増した、ということくらいですね。しかし、B501Eから価格が据え置かれているので、ストレージが倍増したというだけでも実質的には大きな値下げ、ということができると思います。もともとかなり割安感もありますし。
CPUがCeleron N3160、RAMが4GBということで、マウス製品としてはエントリースペックに位置することになりますが、低価格なスタンダードノートの多くがストレージにHDDを使用していることを思うと、このスペックでも相当に快適に使えると思います。経験上、N3150とかN3160というCPUはそんなに低性能だとは思っていません。事務系の作業とかちょっとしたゲームなら十分快適に使えます。ウインタブがよく試用しているAtom Z8300機よりは明らかに高速だと思っています。
また、この製品に限らずマウスのPCは入出力ポートがかなり充実しています。USBポートが合計で4つありますし、HDMIのほかD-sub、有線LAN(RJ45)もしっかり備えているのでオフィスでのビジネス利用にもしっかり対応できると思います。話はそれますが、11.6インチのノートにすらD-subついてるんですよね、マウスのは。
それと、この製品は低価格な限定品ではありますが、マウスらしくカスタマイズが可能で、OSをPro版にしたり、RAMは8GBまで、SSDは最大960GBまで増設注文が可能になっています。当然価格は高くなってしまいますが、よりPC負荷の高い用途にも使えそうですよね。
2.筺体
筺体は先代のB501Eと全く同じもののようです。サイズもぴったり同じですし、画像を見てもぜんぜん見分けがつきません。
天板もブラック1色のシンプルなデザインです。どちらかというとビジネスマシンという感じですね。先代からデザイン変更がないとはいえ、もともと装飾がほとんどない筺体でしたし、余計なことをしないほうがずっと好感度が高くなりますよね。
マウスのキーボードは定評がありますし、使い勝手はいいと思います。キーピッチは1.9 mm、キーストロークは1.5 mmとなっていて、ノートPCとして十分な余裕がありますし、マウスのこだわりである「タッチパッドに物理クリックボタンをつける」というのも踏襲されています。
あと、右のENTERキーとテンキーの間隔が小さい、というのは多少の慣れを必要とするかもしれません。というか私はあまりテンキーつきのノートPCを使わないので…。
上にも書きましたが、入出力ポートは非常に充実しています。とても低価格なスタンダードノートとは思えないレベルで、不足を感じる場面はほとんどないでしょう。しいて言えばUSB Type-Cが…、というのがありますが、この製品に関してそれは少々わがまますぎると思います。あと、この製品は15.6インチサイズですが、光学ドライブはついていません。また、画像を見ればわかる通り、オプションでも内蔵の光学ドライブはつけられず、外付けになってしまいます。特に自宅での趣味用・娯楽用として使う場合はこの点に注意したいところです。
3.価格など
マウス m-Book B502Eはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、価格は税抜き39,800円(税込み42,984円)となっています。また、Office Home & Business Premiumが付属するモデル(B502E-A)も設定されており、こちらは税抜き59,800円(税込み64,584円)です。そして販売台数は20,000台の限定です。さすがに20,000台が数日で売り切れ、というのはないと思いますが、一応限定販売であるということは理解しておきたいですね。
エントリースペックの15.6インチノートだと、セールなどでこの製品よりも安いものを見つけることが可能です。しかし、m-Book B502Eはそれらの低価格品よりはスペックが高い上に、構成をカスタマイズできたり、入出力ポートが非常にしっかりしていたりと、明らかにワンランク上の性能と製品バランスです。
ちょうどボーナス時期ということもありますし、自宅用にせよ仕事用にせよ、「適当なスタンダードノートを」と考えていた人には非常に素晴らしい選択肢ができたのではないか、と思います。
4.関連リンク
乃木坂46 CMスペシャルサイト: マウスコンピューター
限定台数 15.6型 m-Book B502E: マウスコンピューター