mouse B4 － CPUにAlder Lake-Pを搭載する14インチモバイルノート。デザインもちょっと個性的です

マウスコンピューターのノートPC「mouse B4」をご紹介します。11月10日に発売された14インチモバイルノートで、第12世代（Alder Lake）のバランスタイプ（P型番）のCore i5/Core i7を搭載する、高性能な製品です。

1.mouse B4 スペック

スペック表

バリエーションモデル（ベースモデル）

・B4-i5：Core i5-1240P/16GB/512GB
・B4-i7：Core i7-1260P/16GB/512GB
　※左からCPU/RAM/SSD

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マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、注文の際にシステム構成をカスタマイズすることができます。B4の場合、主要構成でOSのバージョン、RAM容量、SSD容量をカスタマイズ可能です。なお、CPUの型番はカスタマイズ項目ではなく、ベースモデルの段階で選択することになります。

そのCPUですが、第12世代のバランスタイプ、Core i5-1240PもしくはCore i7-1260Pです。モバイルノート用としては高性能な型番で、画質設定を調整する前提であればオンラインゲームも楽しめますし、動画編集や高度な画像加工などもこなせると思います（ただし「程度問題」というのはありますけどね）。

RAMは標準で16GB、最大で64GBまで増設注文でき、すべてデュアルチャネルです。なので、Core i5/Core i7の内蔵GPUであるIris Xeの性能をフルに発揮できます。また、SSDは標準で512GB、最大で2TBまで増設可能なほか、M.2 スロットがもう1つあり、そちらにも最大で2TBまでのSSDを搭載できます。

ディスプレイは14インチのノングレアタイプ、FHD解像度で、最近流行りのアスペクト比16:10ではなく、トラディショナルな16:9の形状です。また、液晶パネルについてはIPSなのかTNなのかは開示されていませんでしたが、製品価格から見て視野角の広いIPS相当の液晶が使われていると思われます。

2.mouse B4 筐体

正面から見たところです。左右のベゼル幅は細めで視認性は良さそうですね。

天板はシンプルなデザインで中央にロゴマークがあるのみ。筐体サイズは320 × 215 × 19 mmと、「ほぼ標準的」と言える大きさですが、画像を見るとやや厚みがあるように感じられます。

キーボードです。14インチサイズなのでテンキーはなく「83キー、キーピッチ約19mm、キーストローク約1.2mm、ホワイトLEDバックライト」と開示されています。数値を見る限り標準的なサイズ感で、狭苦しさはないと思います。配列も素直と思われ、しいて言えば右側のShiftキーが若干小さめかな、というくらいですね。

側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ（うち1つはThunderbolt 4）、映像出力もHDMIとUSB Type-Cポート2つを使って合計3画面出力が可能です。さすがに（少し前までのマウス製品によく見られた）D-subはないですね…。しかし、（micro規格ではない）フル規格のSDカードリーダーを装備しています。

筐体色はこれまで掲載してきた「シャンパンゴールド」のほか、「オリーブブラック」も用意されています。

3.mouse B4 価格など

mouse B4はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、12月7日現在、「冬のボーナスセール」開催中のため、筐体色シャンパンゴールドのCore i5モデルが1万円OFF、筐体色オリーブブラックのCore i7モデルが15,000円OFFになっています。セール価格はCore i5モデルが税込み129,800円、Core i7モデルが税込み144,800円です。なお、筐体色シャンパンゴールドのCore i7モデルと筐体色オリーブブラックのCore i5モデルはセールになっておらず、それぞれ税込み159,800円、税込み139,800円です。

個人的には「ちょっと厚みが感じられる筐体が個性的」と感じられました。とはいえ重量1.38 kgなのでモバイル利用もこなせますし、CPU性能も高いのでメインPCとして快適に使えそうな製品だと思います。

4.関連リンク

mouse B4シリーズ：マウスコンピューター