マウスコンピューター m-Tab iCE1000WN-BG － またまた新顔！10インチWindowsタブレット

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。本日より試験的にコメント欄をオープンしました。以前記事の間違いを指摘してくださった親切な方がいらっしゃり、たいへん助かったのですが、記事の誤りのご指摘、ご感想、ご意見などなんでも結構ですからコメントをいただけるとうれしいです。なお、海外からと思われるスパムコメントが非常に多くなっておりますので、URLを含むコメントは承認制となります。あらかじめご了承下さい。

さて、またまた10インチのWindowsタブレットが登場しました。BTO PCで有名なマウスコンピューターからで、 m-Tab iCE1000WN-BGという製品です。

1.スペック

※　クリックで拡大します

CPUはIntel Atomではなく、Celeron N2807です。ドスパラのDiginnos DG-D10IW（以下、デジノスといいます）やEPSONのEndeavor TB20Sと同じもので、ここ最近の10インチタブレットに搭載されるCPUとしてはAtom並みの人気です。

OSは低価格版のWindows8.1 with Bingですが、いつも書いている通り、このOSは工場出荷時のデフォルト検索エンジンがBingであり、購入者が自由にgoog、いや自由に検索エンジンを変更できるので、事実上なんの不都合もありません。また、このOSは64ビット版ではありますが、RAMが2GBなので64ビットのメリットは限定的と思われます。

液晶は10.1インチのWXGAで1280×800ピクセル、内蔵ストレージは64GB、カメラはインが100万画素/アウトが500万画素、入出力インターフェースとしてmicroUSB2.0×1、microHDMI×1、Microsoft Office Home&Business（PowerPointがついているほう）付属となっており、EPSONのEndeavor TB20S（スタンダードモデル）とかなり近い内容となっています。スピーカーがモノラルであるという悲しいところも一緒です。

ということで、ハードウェアとして目立って新しい部分はないのですが、だからといって悪いということは決してなく、想定の範囲内ながらも安心できるスペック、と言うことができると思います。

2.やっぱりキーボード付属

m-Tab iCE1000WN-BGのセールスポイントはBluetoothキーボードが付属しているということです。ここ最近登場する10インチタブレットは必ずといっていいほどキーボードを付属させているか、純正オプションとして用意しているので、セールスポイントとしての新鮮味はちょっと薄いですけどね。

上の画像のように、このキーボードはタブレットと物理的に接続するタイプではなく、付属のカバーを変形させてタブレットを立てかけて使うタイプです。

これがキーボードのレイアウトです。キーピッチ約17.4mm、キーストローク約1.5mmということで、市販の小型（折りたたみ式など）キーボードの水準以上のものがあり、使いやすそうに思われます。

それと、大きなメリットと言えるかわかりませんけど、専用の液晶保護フィルムも付属しているとのことです。

3.で、お買い得なの？

ウインタブ恒例の価格調査です。このモデルはマウスコンピューター直販モデルで、税込み、送料込みで59,800円となっています。上に書きましたが、比較対象として最も適していると思われるのがEPSONのEndeavor TB20S（スタンダードモデル）です。EPSONの方は税込みで46,440円に送料1,620円の合計48,060円ですが、さらにキーボード、カバー、タッチペン、液晶保護フィルムの4点セットで税込み7,020円というオプションパックが設定されているので、これをつけると合計で55,080円となります。

オプションパックをつけた状態だと、m-TabとEndeavorの構成は非常に近いものとなりますが、この場合EPSONの方が4,720円割安、ということになります。ただし、Endeavorのキーボードはタブレットとの一体感が高いデザインではなく、画像を見る限り使い勝手もm-Tab付属のキーボードのほうがよさそうに思われます。というか、EPSONのキーボードはポインティングデバイス（要するにタッチパッド）がついていませんね。

4,720円の差額をどう受け取るかは個人の勝手ですが、デザインとかキーボードのデザインや使い勝手、ということで逆転してもおかしくはないのかな、と個人的には思います。