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ジャンク日記(10月4日)- 保証が残っていたジャンクThinkPad X1 Carbon Gen 9を修理に出してみました

保証が残っていたジャンクThinkPad X1 Carbonを修理に出してみた
8月に衝動買いしたジャンクThinkPad X1 Carbon Gen 9ですが、ジャンクのままでも個人的には特に不満はなかったものの、修理できるのであれば「本来の姿」で使ってあげたかったので、保証期間が残っていたこともあり(後述します)、ダメ元でジャンク理由であった破損箇所の修理依頼をしてみました。

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購入時の記事はこちらです。
ジャンク日記(9月2日)ー ThinkPad X1 Carbon Gen 9のジャンク品を購入!憧れのThinkPadフラッグシップもジャンクなら安い!メーカー保証が・・・

1.付与されていた保証について

Lenovo Vantageでの確認例

サポートページからの確認例

ThinkPadに限らず、Lenovoが販売している製品の保証状況はプリインストールされている「Lenovo Commercial Vantage」、またはサポートページにてシリアル番号を入力することで確認できます。

かのあゆブラックが購入したX1 Carbon Gen 9はもともと前オーナーが2022年4月に購入した製品で、本来であれば2023年4月にはメーカー保証が終了している・・・のですが、部品の優先手配や最短翌営業日にLenovoの技術者が自宅・職場などに出張し、その場で修理してもらえる「オンサイト修理」などの追加サービスが利用できる3年間のプレミアサポートに追加加入していたようで、2025年5月まで、通常範囲内の故障・破損であれば無償修理が可能な状態になっていました。

中古製品に残っている保証の取り扱いはメーカーによって異なりますが、Lenovoの場合は購入したユーザーではなく「製品そのものに紐付いている」ため、所有者が変わっても保証期間内であれば各種サポート・修理対応を受けることができます。

もともとジャンク品として購入しているので、そのまま戻ってきても文句はありませんし、ダメ元で一度WEBから修理受付をしてみることにしました。

2.修理までの流れについて

修理は電話・WEBどちらからでも受付可能ですが、今回はLenovoのサポートページでまずフォームに故障内容(ディスプレイ白シミ、タッチパッド左クリック部破損、左スピーカー音割れ)を記載した上で一度見積もりを出してもらうことにしました。その際念のためパームレスト右側に大きい塗装剥がれ・削れがあることを実際の写真も添付し、申告しています。

お問い合わせと修理申し込み:Lenovo

1日程度でLenovoサポートセンターから、「パームレスト右側の削れは自損扱いとなり、有償での修理対応になるかもしれない」という返信が届いていたので、「パームレスト部はそのままでいいので、ディスプレイと左スピーカーの不具合のみ、保証の範囲内で対応できるのであれば修理をお願いしたい」と返信したところ、実機を確認の上、見積もりを出してもらうことになりました。

前述の通り、オンサイトでの修理対応も可能なのですが、平日だとかのあゆブラック自身がなかなか時間がとれないので、リペアセンターに実機を送って対応してもらうことにしました。今回の場合は問題ありませんでしたが、修理内容によっては基板・SSDの交換が伴う関係でデータが初期化されてしまう場合もあるので、心配であれば事前にバックアップを作成しておくと安心です。

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9月11日に自宅から佐川急便経由で実機を発送、祝日も挟んでいたので実機が戻ってくるのは一週間後くらいになるかな・・・と予想していたのですが、実際には5日後の9月16日に修理完了のメールが届き、翌17日には実機が手元に戻ってきました。

3.修理後のX1 Carbon Gen 9

修理前

修理前

修理後

修理後

有償修理になる場合、一度確認のメールを送るということだったのですが、今回は無事保証の範囲内での修理対応となりました。

ジャンク購入時の状態のままリペアセンターに発送したのですが、手元に戻ってきたX1 Carbon Gen 9はきれいに清掃され、まるで新品のようなコンディションだったので驚きました。

修理対応してもらった箇所は以下の通りとなります。

ディスプレイ表示不良(白シミ)が見つかったため、新品パネルに交換
左スピーカーユニットに不具合(音割れ)が確認出来たため、スピーカーユニットを交換
検査時いくつかのキーボードが入力できないことを確認出来たため、新しいものに交換
タッチパッド左クリック部が破損していたため、トップカバーごと新品に交換

修理前

修理前

修理後

修理後

キーボードの不具合は気づかなかったのですが、トップカバーごと交換となったため、結果としては保証対象外と案内されていたパームレストのキズも治って戻ってきました。

もともとパームレスト左側に貼ってあったIntel Evoロゴステッカーはそのまま新しいトップカバーに移植されていました。こんなところまで丁寧な対応で感動してしまいました。本当素晴らしいです!

あまりにもきれいになりすぎて本体ごと別個体に交換になったのではないかと思っていたのですが、よく見ると交換されていない天板や底面のキズはそのまま残っていますし、SSD内のデータもそのままだったので、間違いなく「元ジャンク」だったかのあゆブラックのX1 Carbon Gen 9そのものです。

4.まとめ

今回初めてLenovoのプレミアムサポートを利用したのですが、丁寧かつ非常に迅速な対応で感動してしまいました。

ThinkPadは基本的にどのモデルも堅牢性の高さが売りの一つになっているので、IBM時代のモデルも含めいままで手元にあったかのあゆブラックのThinkPadは一度も故障したことがないのですが、これだけ迅速丁寧な対応であれば万が一の時も安心できそうです。

最初からジャンク品として購入しているので、保証修理できなかった場合もそのまま使うつもりでしたが、きれいな状態で戻ってきてくれた時はやっぱりうれしかったですし、大事に使ってあげたいと強く思えるようになりました。

結果として現在でも中古相場価格が9万以上で販売されているThinkPad X1 Carbon Gen 9の超美品を3万円で入手できたということになります。こういう出会いがあるからジャンク購入はやめられないんですよね・・・

5.関連リンク

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