こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。4月11日からWindowsの大型アップデート「Creators Update」がスタートします。ウインタブではこれに先立ち「Windows 10 Creators Update(バージョン1703)へのアップデートが可能になったよ!さっそくインストールしてみた」という記事を書いていまして、Windows Updateによらず、手動でCreators Updateにしてしまう、というものでした。
その記事に、読者からこんなコメントをいただきました。
一昨日、記事の通りに富士通のarrows tab QH35をアップデートしました。
RAM2G/ストレージ64Gですが、アップデート自体は特に問題ありませんでした。
ただし、アップデート後ワイヤレスアダプターのドライバーがうまくあたっておらず、Intelのサイトからダウンロードして、入れ直しました。
スマホでUSBテザリングをしてしのげましたが、ネットにつながらない状況になるのは、ちょっと怖かったです。
動作は今のところ変化なしに思えます。
(匿名さん)
この方はしっかりしたPC知識をお持ちのようで、無事に自己解決されていましたが、実は私、過去に複数回似たような経験をしています。なので、おそらくOSの大型アップデート(Insider Previewとかはさらにその可能性が高いです)などに伴って「Wi-Fiが効かなくなる」という恐ろしい経験をした人は少なからずいるのではないか、と思います。
OSになにか大掛かりな手を加えるとき(例えばクリーンインストールとか)、各種ドライバーのバックアップをとっておく、というのは当然のことですが、それでも上の方のコメントのように、認識しないデバイス(パソコン内部のパーツという意味です)が出てくることがあります。
現状のWindows PCって、インターネットに接続できないと非常に困りますよね。何かトラブルがあって、ドライバーを「最新のものに入れ直し」というのも、PCやタブレットがインターネットに接続できている、というのが前提です。でも、Wi-Fi(ネットワークアダプタ)が使えなければそれもできません。もしもインターネットに接続できない状態が続くとしたら、特に小型タブレットなんて使いみちがほとんどなくなりますもんね。
上のコメントでは「USBテザリング」を使われたそうですが、多くの場合、自宅で使っているルーターには有線LANポートがあり、(捨てた人もいるかもしれませんが)有線LANケーブルが付属していると思います。なので、PCに有線LANポートがついている場合はルータからそのままPCに有線接続するだけの簡単な話なのですが、モバイルノートやタブレットの場合、有線LANポートがついていないことのほうが多いので、ちょっとしたパーツを購入する必要があります。
これです。USBポートを使って有線LANに接続するためのアダプターです。この記事は個別の製品で「どれがいい」ということを書くのが趣旨ではありませんが、上の画像のアダプターはAmazonで1,099円で販売されていました。基本的に、というかWindows PCであればこのアダプターでUSBポートに接続するだけで自動的にインターネット接続できると思います。
また、小型タブレットの場合はフルサイズ(Type-A)ではなくmicroUSBポートになりますが、LAN→microUSBとかLAN→USB Type-Cというタイプの製品もAmazonでは販売されています。価格は安いものだと1,000円を切るものもありましたので、高額で品質のよさそうなものを選んでもいいと思いますし、エマージェンシー用ということで「とりあえず使えればいい」ということで選んでもいいと思います。
私ごときでも複数回遭遇したことのあるWi-Fiの不具合(ネットワークアダプターのドライバーが機能しないことがほとんどです)ですが、実際にその立場になるとかなり焦ります。この種のアダプターは低価格で手に入るので、「転ばぬ先の杖」ということでひとつ持っておいてもいいと思いますよ!
コメント
まさにUSB-LANアダプターがなかったので、USBテザリングと相成りました。転ばぬ先の拡張グッズ、用意しておくのが吉ですね。
こんにちは、コメントありがとうございます。何か有線でつなぐための方策さえあればいいと思いますので、USBテザリングで全然OKですよね。貴重な論点、ありがとうございました。
ぼくの所でも、ある機体にWindows 10 の Creators Update を適用したところWi-Fiを掴みきれなくなりました。
ただ、この例はこの機体特有の物でWi-Fi用のプロファイルをひとつWindowsのシステムフォルダにコピーするという単純な物だったため簡単に改善しました。
(この点だけは。実はそれ以外にも電源ボタンでスリープ不可やボリュームスイッチが効かないなどあれこれと・・・。)
あと、このサイトで取り上げられる中華機体を手にする場合には必須と言って良いアイテムですし、国産ノートとかでも他所で有線接続が必要になった場合とかに(有線LANを内蔵している場合でも)既存の本体側の設定を変更せずにアダプター側を出先の設定に合わせて一時的に使用するなど「使わないときが多くても持っておくと心強い」と思います。
・・・ぼく自身が技術系寄りだからということもあるからで「何かあったら自分じゃ解らないしそう言う詳しい人に任せるから。」と言う場合は確かに不要かも、とも・・・(汗)
あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございます。指導される立場だったとしても、インターネットに繋がらないPCを助けてくれ!というのが一番困るのでは?実際遭遇したら背筋が寒くなります。