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Microsoftの「新製品Touch&Tryイベント」に行ってきました。面白いお話も聞けましたよ!

Microsoft「新製品Touch&Tryイベント」
3月6日に品川のMicrosoft本社で「新製品Touch&Tryイベント」が開催され、参加させてもらいましたので簡単にご報告します。当日はSurfaceシリーズの最新モデルが多数展示され、自由に触れることができましたが、ウインタブではSurfaceシリーズの多くを試用させてもらっていますし、レビュー記事も多数掲載していますので、今回はMicrosoftご担当者のご説明の中から「面白い」と感じたことを中心にご紹介します。ただ、メーカーさん(特に外資系)というのはリークっぽいネタは絶対に言わないので、すでにみなさんがご存知の内容も多いか、とは思います。

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1.Surface Book 2は売れ行きイマイチ

Surface GoやSurface Proシリーズ、そしてSurface Laptopシリーズに関しては読者の中にもユーザーが多数いると思いますし、出先で使っている人を見けかることもしばしばです。要するにセールスは非常に好調ということですね。これらの製品はグローバルに見ても日本市場でよく売れているようです。

Surface Book に15インチ版が追加
その中にあって日本での売上が苦戦しているのがSurface Bookシリーズなんだそうです。

Microsoft「新製品Touch&Tryイベント」

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すみません、これ当日説明に使用されたスライドなんですけど、よく見えないですよね。ここで私が面白いと思ったのが、MicrosoftがSurface Book 2(15インチ)の比較対象として「MacBook Pro(15)」「NEC LAVIE NEXT NX850」「ゲーミングPC(製品名特定なし)」を選んでいる点です。

ノートPC(デスクトップPCでも)ではWindowsのシェアが非常に高いということは皆さんご存知だと思います。しかし、単独のPCとしてシェアが高いのは実はMacのようです。Microsoftが比較対象にMacBookを選んでいることからもそれはわかりますし、以前参加したHPの製品発表会でもMacBookが単独のPCとしては非常によく売れているとの説明を聞いています。

それと、これも面白いんですが、「NECのLAVIE NEXT NX850はめちゃめちゃ売れてるんですよ!MacBookよりも売れてます」とMicrosoftのご担当者が言われていた、という点です。NX850というのはLAVIE NEXTの中ではハイスペック(CPUにCore i7-8750Hを搭載)なモデルで、確かにSurface Book 2に近い性能にはなっています。

参考までにBCNが公開している「ノートPC月間売れ筋ランキング(2019年2月)」にリンクしておきます。やはり売れているのは15.6インチのスタンダードノートで、しかもNECと富士通が非常に強い、ということがわかります。いかなSurfaceといえども、15インチサイズになると国内メーカーに押されてしまう、ということなのかもしれません。製品特性はぜんぜん違うんですけどね…。
ノートPC月間売れ筋ランキング:BCN+R

2.Surface Headphones

Microsoft「新製品Touch&Tryイベント」
当日の展示機の中でウインタブ的に気になってしまったのが「Surface Studio 2」と「Surface Headphones」です。特にSurface Headphonesのほうは自分のスマホにペアリングして、少し音楽を聴いてみました。この製品は価格が税込みで39,938円という高価なものなのですが…、

すごい!

と思いました。高級なイヤホンやヘッドホンには「ノイズキャンセリング機能」というのがついてまして、実際にそういうヘッドホンを使っている読者もいると思いますが、私はこのタイプのヘッドホンを使うのが初めてでした。いやほんと、外の喧騒が消えちゃいますね…。

Surface Headphonesに関しては「クリエイティブな作業に集中するためのデバイス」という説明がありました。ノイズキャンセルのレベルをコントロールでき、ヘッドホンを装着したままでの会話を可能にしたり、タッチ操作(ヘッドホン本体をタップ)によって基本操作をすべて完結できるという機能があります。そして装着感も抜群でした。

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「いやあ、はっきり言ってソニーさんのWH-1000XM3なんかには音質では負けちゃうと思うんですよ。でも機能という点では負けてないし、使いやすいおすすめヘッドホンです。」という非常に正直なご説明をいただき、個人的には好感が持てました。PCで音楽を聞きながら仕事ができる環境にある人には素晴らしい製品だと思います。

Microsoft製品ページ:Surface Headphones

3.Surface Goのバッケージングはやはり秀逸

Microsoft「新製品Touch&Tryイベント」
当日の展示機の中で触った時間が長かったのはやはり「Surface Go」でした。この製品はすでにウインタブで実機レビューもさせてもらっているのですが、10インチのサイズ感と、Surface Proシリーズと同一の高級感ある筐体が非常に魅力的です。

キーボード(タイプカバー)を使ってのテキストライティングも(改めて)試してみましたが、やはり少し小さいとは感じます。しかし、これ「全然使い物になる」レベルで打鍵感もSurface Proシリーズと同等です。メインマシンに比較的パワフルなスタンダードノートやデスクトップPCをお持ちなら、「SurfaceはGoに限る」ということでいいのかもしれません。

また、追加されたLTEモデルですが、説明によれば「大手キャリアなど主要なSIMはすべて動作確認済み。MVNOに関してはすべて検証できていないが、仕様上は国内で流通しているすべてのSIMに対応します。」とのことでした。

Microsoft製品ページ:Surface Go

3.キャンペーン

https://youtu.be/nzjaT4iTGrc

時節柄、Microsoftが最も力を入れているのが「学生優待」です。この動画では「大学生にノートPCはいらない。」という逆説的なアプローチでニーズ喚起をしています。ちなみに、「Microsoftでは『パソコン』という表現は使いません。『PC』です。」という説明がありましたので、トリビア的に覚えておくといいかもしれませんw

実際、学生だとSurfaceシリーズがキャッシュバックにより、かなりお買い得になります。ちなみに有資格者は購入時点で「大学院生、大学生、短期大学生、専門学校生、予備校生、高校 3 年生、高等専門学校 5 年生」ということなので、ウインタブ読者の多くは対象にならないかもしれないですね。あるいはお子さんなんかが該当するケースもあるかと思います。

Microsoftキャンペーンページ:Surface 学生優待プログラム
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その他、3月8日時点だと「Surface Pro 6が10% OFF!」というキャンペーンも開催中で、ウインタブ読者にはこっちのほうが魅力的かもしれません。

Microsoft製品ページ:Microsoft Store限定。Surface Pro 6 10% OFF

4.まとめ

Microsoft「新製品Touch&Tryイベント」
なんだかんだ言って、Surfaceシリーズというのは非常に魅力的な製品だと思います。クラムシェルならSurface Laptopシリーズ、高性能なデタッチャブル2 in 1ならSurface Proシリーズ、そしてウインタブも大好きな10インチの「高機動性2 in 1」Surface Goと、どれを選んでも「Microsoftのハードウェア」らしい高品質なものだと思います。あ、もちろん予算があればSurface Book 2もいいですね(汗)。

Microsoftご担当者の正直な主張がうかがえた楽しいイベントでした。

5.関連リンク

Microsoft Store トップページ
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コメント

  1. ノートPCの売れ行きはかなり謎ですね。なんで苦戦してるんだ・・・?

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは。富士通とかNECのスタンダードノートってやっぱりいいんですわ。私何回か試しましたけど。Surface Bookはどうしても(割高という意味ではなく)高価ですからねー。

  2. 匿名 より:

    Surface Book2と同程度のスペックと重量で良いなら、そこらのゲーミングノートだと20万円前後で買えますからね
    30万円も出して1060なSurface Book2が苦戦しない方が難しいと思います
    見栄に10万円の差額を出すのが安いと感じなければ、一般ゲーミングノートの方が実用上はすべての面で有利ですからね

    • wintab より:

      こんにちは。ゲーム用途以外だとGTX1060はオーバースペックになるかもしれないですしね。Bookはめちゃめちゃかっこいいんですけどねえ。