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Microsoft Band - デザインが洗練され、スマホとの連携も強化!

Microsoft Band 2
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Microsoftが10月6日のイベントでスマートウォッチ「Band」をリニューアルして発表しました。マイクロソフト製のスマートウォッチには従来から「Band」がありますが、残念ながら日本では未発売ということでほとんど話題になることもなく、ほぼ忘れ去られた存在でした。新型BandによってiOS陣営やAndroid陣営に対抗できるようになるんでしょうか?

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1.スペック

バンド素材: TPSiV(熱可塑性シリコーン加硫物)
ディスプレイ: 32mm x 12.8mm AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)(320 x 128)
バッテリー稼働時間: 最大48時間(フル充電まで1.5時間未満)
可動温度: -10°C ~ 40°C
可動高度: -300m ~ +4877m
センサー: 心拍数、加速度センサー、ジャイロメーター、GPS、照度計、皮膚温度計、UVセンサー、静電容量方式タッチ・センサー、気圧計、マイク
その他: 触覚振動モニター(Haptic vibration motor)
通信: Bluetooth 4.0
対応OS: Windows Phone 8.1 update
     iPhone: 4S, 5, 5C, 5S, 6, 6 Plus
     iOS 8.1.2
     Android 4.3-5.0
充電: 専用ケーブル使用
防水: 防水機能付き

いつも書いているPCとかタブレットとは勝手が違い、書きにくいですね…。特に素材で「熱可塑性シリコーン加硫物」とかはなんとか翻訳できたものの、日本語になっても意味がわかりません。また、センサー類に関してもそれがフィットネスとかヘルスケアには役立ちそう、ということはわかりますが、具体的な機能がイメージできないものもあります。

ここで言えるのは、BandがWindowsPhoneだけでなく、iPhoneやAndroidのほとんどの機種とペアにできる、ということと、やっぱりヘルスケア系の機能に強そう、ということくらいです。

2.デザイン

Microsoft Band 2 ラウンドした筺体
デザインに関しては確実に進化し、「時計っぽくなった」と思います。もともとMicrosoftのハードウェア製品はデザインに優れたものが多く、Bandも新型になってようやく魅力的な外観を手に入れた感がありますね。

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Microsoft Band 2 別アングル
具体的にはラウンドしたガラス面(ゴリラガラス3使用)と金属パーツの採用により高級感が感じられるようになりました。ちなみに上の画像、本体裏側のセンサー類がよくわかりますね。

3.機能

Microsoft Band スマホとの連携
どのスマートウォッチも同じだと思いますが、Bandもスマホアプリとの連携が必須となります。Microsoftでは「Microsoft Health」というアプリを用意しており、これを使うことによってヘルスケアやフィットネス関連機能ではBandが収集した身体情報をアプリにフィードバックし、スマホ側で受信したメールなどのメッセージや諸通知をBandにフィードバックする、という双方向の通信が行われることになります。具体的には下記の機能です。

・継続的な心拍数チェック
・運動内容のトラッキング
・Eメール、テキストメッセージの着信通知、カレンダーのリマインド
・睡眠の質をチェック
・消費カロリーの測定
・通知項目のカスタマイズ(メール、Facebook、Twitter、カレンダーなどから)
・Cortanaによるテキストの読み上げ

Bandに限らず、スマートウォッチが必要かどうかの基準としては「健康管理を必要とするか」というのが一番大きいと感じますね。

4.価格と発売時期

Bandは米国のMicrosoftストアで249.99ドル(約3万円)で予約を受け付けており、販売開始は10月30日から、となっています。ちなみに技適うんぬんを抜きにしても、米国のMicrosoftストアは日本には配送してくれないので、現状では日本からの購入は難しいですね。でも日頃からフィットネスをしていたり、トレーニングをしていたり、ダイエットをしているような人にはBand 2の需要はあると思いますし、新型になってスーツにも合いそうなデザインになったと思うので、ぜひ日本でも発売してもらいたいところです。

5.関連リンク

Microsoft Band:米国Microsoft

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コメント

  1. あんてな@ より:

    BandはGPS内臓なので、子供に巻いておけば位置確認とかにも使えるから便利なんですよね。しかも10個の謎センサーがついていて、バッテリーも比較的もつ(2~3日)という素晴らしい端末なんですが…。
    日本で発売していない(技適がない)のと、日本語表示ができないのが最大の弱点ですね。
    Amazonで初代が25000円で販売されているのですが、それらの問題がなければ間違いなく買っていたと思います。
    windows 10 mobileになればbing地図も採用されて、Bandの位置情報周りももう少し状況が変わるかもしれないですので、僕は結構期待しています。

    • wintab より:

      あんてな@さん、こんにちは、コメントありがとうございます。Android用だとかなり低価格でスマートウォッチが手に入りますよね。技適うんぬんは別として、私がスマートウォッチを買うとしたらBandだろうと思うので、健康管理かたがたの利用を考え、楽しみにしていたいと思います。あと、子供さんが小さい場合はおっしゃるような使い道ができて安心ですね。うちの子はいい加減大きいんですけど、それでも有効かもしれないですw

  2. あんてな@ より:

    zenwatchは今価格が18000円くらいに落ち着いてきててよさそうですね。
    gps内臓で端末だけで位置情報を出せるものはあんまりないんですよね。smartwatch3はもしかするとできるかもしれませんが、だいたいはロガーみたいな後でデータ確認するものなので、あまり単独使用を想定してないんですよー。
    ドコモの出したドコッチみたいな端末って、案外隙間産業なのかもしれないです。

    bandは日本語の文字化けさえなければ…。

    • wintab より:

      あんてな@さん、こんにちは、コメントありがとうございます。結局スマートウォッチって「心拍数計ってくれるんでしょ」くらいの感想しか出てこないのが実際のところですよね。あと、通知機能が強力で、カメラがついて(スパイカメラみたい)て、テレビ電話ができるとちょっと前のSF映画みたいでカッコいいんですけど。

  3. あるえふ より:

    ぼくのほうはWindows PhoneでBandを使いたいと思いながらも「Band 2 出てもどうせ日本非対応」とさっさと諦めて1ヶ月前から Fitbit Charge HR + iPhone 6 Plus で運用中。

    多機能は求めずに 時計+生体ログ+着信通知 程度を求めていたので 過剰な iWatch やその他の製品は買いませんでした。
    (音声通話まで時計/リストバンド側に食われる物が多かったので。)

    このへんは以前SoftBankのフィーチャーフォンとシチズンの i:VERT M(アイバートM) をリンクさせて使ってたこともあって「時計優先でいたい、通話は電話機。」に慣れてたせいもあるのかも知れません。
    Chage HRの唯一の不満は「写真撮影のリモートシャッター機能がない」事だけですね。

    しかし体組成計がSoftBankでそっちが提供するFitbitの製品ならSoftBankの健康管理に統合できるのに時計機能付きのChage HRが欲しかったため別管理に。
    ちょっとめんどくさい・・・。

    • wintab より:

      あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございます。スマートウォッチって、子供の頃に雑誌などで見た未来そのものかな、と思います。その頃の雑誌のとおりなら、私たちはみんな銀色のワンピースの服を着て頭にヘッドセットみたいなのをつけてて、自動車は空を飛んでいるかあるいは空中のチューブのようなところを走っているはずでした。なので、スマートウォッチには頑張って欲しいです。今のPCの機能を代替できるくらいになってくれれば少しはイメージに近づくんですけどね。