レノボがノートPC「Yoga Slim 9i Gen 10 (14, Intel)」を発売しました。CPUにCore Ultraシリーズ2を搭載するCopilot+ PCですが、それだけではなく、筐体に独自の技術が採用された、高級感のあるハイエンド・モバイルノートです。
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Lenovo Yoga Slim 9i Gen 10(14型 Intel):Lenovo
1.スペック表
Yoga Slim 9i Gen 10 (14, Intel) | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core Ultra 7 256V/Core Ultra 7 258V |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 16GB/32GB(LPDDR5X-8533, CPU内蔵) |
ストレージ | 1TB SSD(M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14.0型OLED(3,840 × 2,400)タッチ |
ネットワーク | Wi-Fi7(a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2 |
カメラ | Webカメラ(32MP)顔認証対応 |
バッテリー | 75Whr |
サイズ | 312.93 x 203.5 x 14.55 mm(最薄部) |
重量 | 1.25 kg |
2.コメント
Yoga Slim 9i Gen 10は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはHome版とPro版を選べ、CPUはCore Ultraシリーズ2のCore Ultra 7 256Vと258Vから選択できます。256Vと258Vの違いはパッケージ化されたRAM容量のみで、256Vが16GB、258Vが32GBです。それ以外の基本仕様に違いはなく、内蔵GPU・内蔵NPUも同一です。SSDは1TBのみが設定されます。
ディスプレイは14インチで4K(3,840 × 2,400)解像度の有機EL、リフレッシュレートは120Hz、タッチ対応し「HDR500 True Black, 100%DCI-P3」の発色品質になっています。
そしてこれ「カメラアンダーディスプレイ」です!一部のスマホに見られるものですが、上の画像のようにカメラ使用時にはスマホの「パンチホールノッチ」のようにして現れ、カメラ非使用時には消えます。そしてこのWebカメラ、画素数も32MPと上位クラスのスマホ並みです。
この設計により、ディスプレイ面の上部ベゼルも非常に細くなっていますし、筐体のサイズも小さくなりました。また、天板は耐衝撃ガラスが貼られているなど、非常に美しい筐体になっています。スピーカーも4つ搭載しています。
ちょっと厳しいのが入出力ポートで、「USB4 Type-C(Thunderbolt 4)が2つだけ」で、USB Type-AポートやHDMI、LANポート、SDカードリーダーはなく、イヤホンジャックすらありません。筐体を小さく、薄く仕上げたトレードオフ、ということだと思います。
3.価格など
Lenovo Yoga Slim 9i Gen 10 (14, Intel)はレノボ直販サイトで販売中で、1月26日現在の価格は308,990円からですが、カスタマイズでCPUを変更すると(デフォルトではCore Ultra 7 258Vだが、これを256Vにすると)286,990円となりました。また、1月26日現在だとポイント10倍になっていて、税抜価格の10%のポイントがもらえます。
4.製品画像
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5.関連リンク
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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