Lenovo Yoga Slim 770i Carbon － Alder Lake-Pを搭載し、重さ1キロを切る軽量なモバイルノート

レノボがモバイルノート「Yoga Slim 770i Carbon」を発表しました。13.3インチサイズで重量は972.7 gと超軽量な製品で、CPUには第12世代のCore i5/Core i7を搭載しています。

1.Yoga Slim 770i Carbon スペック

スペック表

バリエーションモデル

・Core i5/RAM8GB
・Core i7/RAM16GB
　※左からCPU/RAM

この製品には筐体色が2色あり、ムーンライトホワイトはディスプレイがタッチ対応し、オニキスグレーはタッチ非対応となります。また、プレスリリースによればオニキスグレーのみWeb直販されるとのことです（9月2日直販開始予定）。

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CPUは第12世代のバランスタイプ（P型番）、Core i5-1240P/Core i7-1260Pです。直近で発売されたスタンダードノートやモバイルノートでよく採用されている高性能な型番ですね。RAMはCore i5モデルが8GB、Core i7モデルが16GBで「オンボード」なので購入後の増設や換装はできません。SSDは全モデル512GBです。

ディスプレイは13.3インチのIPS液晶、解像度は2,560 × 1,600と高精細で筐体色によってタッチ対応、タッチ非対応が分かれます。タッチ非対応ディスプレイに関しては110%sRGBの発色品質でアダプティブリフレッシュレート90Hzとなっています（タッチ対応ディスプレイについては詳細な仕様説明がありませんでした。解像度は2,560 × 1,600とタッチ非対応モデルと同じです）。

この製品はかなりの薄型・軽量です。特に重量が1 kgを切っているというのは大きなセールスポイントと言えるでしょう。

2.Yoga Slim 770i Carbon 筐体

正面から見たところです。左右だけでなく上下のベゼルもかなり細くなっています。Yoga Slim 770iのタテ・ヨコサイズは300.98 × 206.03 mmですが、ディスプレイのアスペクト比（縦横比）が16:10とやや縦方向に長い割に奥行き（短辺）がかなり小さく、それが上下ベゼル幅の細さにつながっていると言えます。

天板です。この製品のトップカバーは「第2世代ウェブコアカーボンファイバー」（すみません、どうすごいのかよくわかりません…）で、3層サーマルコートが施されています。カーボンファイバー製なので軽量ですし、MIL規格（MIL-STD-810H）準拠の堅牢性も備えています。

キーボードです。この画像では英語配列ですが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、バックライト・キーボード」と開示されています。画像を見る限りごくオーソドックスなレイアウトと思われます。

これまで画像を掲載してきた筐体色「オニキスグレー」は直販限定で、他に「ムーンライトホワイト」が設定されています。両者はディスプレイの仕様に違いがあり、ムーンライトホワイトのみタッチ対応します。レノボのプレスリリースを見る限り、ムーンライトホワイトは直販されないようです。

側面と入出力ポートの配置です。入出力ポートはUSB Type-Cが2つあるのみで、うち1つはThunderbolt 4、もう1つもGen2規格と高速ですが、絶対数はちょっと不足気味かな、と思います。また、この画像を見ると筐体がかなりの薄型になっていて、エッジ部分がラウンドした形状になっていることがわかります。

3.Yoga Slim 770i Carbon 価格など

Lenovo Yoga Slim 770i Carbonは9月2日の発売予定で、筐体色ムーンライトホワイトの価格はオープン、筐体色オニキスグレーは税込み18万円前後と発表されています。

13.3インチとモバイルに適したサイズで重量も1キロ切りと超軽量、高性能CPUに高精細なディスプレイと、ビジネス用、学習用として非常に魅力的なモバイルノートだと思います。

4.関連リンク

Yoga Slim 770i Carbon（13.3型 第12世代インテル）：Lenovo