レノボがノートPC「Yoga Pro 7i Gen 8 14」を発売しました。14.5インチサイズで厚さ15.6 mm(最薄部)・重さ1.49 kgと薄型軽量ながら高性能なCPUを搭載し、外部GPUにGeForce RTX4050の搭載も可能と、非常に高性能な製品です。
目次
1.Yoga Pro 7i Gen 8 14 スペック
スペック表
Yoga Pro 7i Gen 8 14 | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core i5-13500H/Core i7-13700H |
GPU | なし/GeForce RTX3050/GeForce RTX4050 ※GeForceはLaptop GPU |
RAM | 16GB/32GB(LPDDR5-5200, オンボード) |
ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 PCIe-NVMe Gen4) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14.5インチIPS(2,560 x 1,600)90Hz 14.5インチIPS(3,072 x 1,920)120Hz |
ネットワーク | Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth5.1 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB 3.2 Gen2 Type-C(映像出力・PD対応)、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(1080p)顔認証対応 |
バッテリー | 73 Wh(最大 約18時間) |
サイズ | 325.5 x 226.49 x 15.6 mm(最薄部) |
重量 | 1.49 kg~ |
バリエーションモデル
・Core i5/-/16GB/512GB/2,560 x 1,600
・Core i7/RTX3050/16GB/1TB/3,072 x 1,920(カ)
・Core i5/-/16GB/1TB/2,560 x 1,600(カ)
※左からCPU/GPU/RAM/SSD/ディスプレイ
※(カ)はカスタマイズ対応モデル
コメント
Yoga Pro 7i Gen 8 14は注文時にシステム構成が可能です。また、上に3つのベースモデルを掲載していますが、3つ目(一番下)のモデルは割引がなく、カスタマイズ余地も多くはないので、実質的に上の2つから選ぶことになると思います。
CPUはゲーミングノートにも使われている第13世代(Raptor Lake)のCore i5-13500H/Core i7-13700Hです。また、この製品のカスタマイズ可能モデルでは外部GPUのGeForce RTX3050/RTX4050の搭載も可能です。CPUとGPUの型番だけ見ればゲーミングノート並みですね。
RAMは基本16GB、上の3つのベースモデルのうちの3つ目のモデルのみカスタマイズで32GBにすることができます。また、RAMはオンボードなので購入後の増設・換装はできません。SSDは512GB/1TBで、カスタマイズモデルではどちらかを選択できます。
ディスプレイは2種類あり、いずれも非光沢タイプで高品質です。2,560 × 1,600解像度のほうは100%sRGB・輝度350nit・リフレッシュレート90Hzで、3,072 x 1,920解像度のほうは100%DCI-P3・輝度400nit・リフレッシュレート120Hzと開示されています。ディスプレイに関してはクリエイター仕様、と言っていいでしょう。またリフレッシュレートも高いのでゲームプレイにも向きそうです。
2.Yoga Pro 7i Gen 8 14 筐体
ディスプレイの表示領域が91%ということで、正面から見るとベゼルが4辺ともかなり細くなっているのがわかります。
天板です。筐体素材はアルミで表面処理が「Al陽極酸化スタンピング」であると開示されています。陽極酸化というのは「アルマイト処理」のことです。また、この筐体はMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性を備えています。
それと、筐体色ですが、標準の色が「ストームグレー(この記事で掲載している画像の色です)」、カスタマイズモデルでは「タイダルティール」も選べます。で、タイダルディールという色ですが…
こんな色です。コンバーチブル2 in 1タイプのYoga 7i Gen 8 14に使われている色ですね。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windows キーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」と開示されています。キーボード面の両端に「ドルビーアトモスのステレオスピーカー」が配置されているので、音質面ではかなり期待できそうです。
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で2つ、うち1つがThunderbolt 4と高規格で、USB3.2 Gen2 Type-Cポートも映像出力とPDに対応します。(薄型PCなので)有線LANポートはなく、SD(microSD)カードリーダーもありません。
3.Yoga Pro 7i Gen 8 14 価格など
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 8 14はレノボ直販サイトで販売中で、5月4日現在の価格は税込み121,704円から、となっています。また、「Core i7/RTX3050/16GB/1TB/3,072 × 1,920ディスプレイ」という構成のモデルは税込み180,224円です。ちなみにこのモデルのGPUをRTX3050からRTX4050に変更すると193,391円になります。なお、この価格はクーポン「NEWLIFE2023(5,500円OFF)」を使用したものです。このクーポンは5月7日までとなっていますので、購入される人はお急ぎください。
個人的には「買うならRTX4050搭載モデルかな」と思います。RTX4050搭載でSSDも1TB、ディスプレイもクリエイター仕様(でもリフレッシュレート120Hz)、そして薄型で軽量と、非常に魅力的な構成の割に価格はRTX4050搭載のゲーミングノートとそれほど大きな差もありません。「これ一台で仕事も動画編集もゲームも。あと、ちょくちょく外に持ち出したい」みたいな、欲張りなニーズに応えてくれる製品と言えそうです。
4.関連リンク
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