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Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)- 3K解像度の有機ELディスプレイ搭載のクリエイター向けノートPC、CPUはArrow Lakeです

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Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)

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レノボがノートPC「Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)を国内発売しました。この製品はつい先日開催されたMWC2025に合わせてグローバル発表されたばかりで、いち早く国内でも発売となりましたが、最近のレノボは海外と国内のタイムラグが非常に小さくなっていますよね。

Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)はCPUに最新型番(Arrow Lake)を搭載する高性能なクリエイター向けノートPCです。

1.概要

スペック表

  Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14″ Intel)
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core Ultra 7 255H/Core Ultra 9 285H
GPU なし
RAM 32GB(LPDDR5X-8533, オンボード)
ストレージ 1TB SSD(M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14.5インチOLED(3,000 x 1,872)タッチ, 120Hz
ネットワーク Wi-Fi 7、Bluetooth
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2
USB 3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI
SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(5MP)顔認証対応
バッテリー 84 Wh
サイズ 325.3 x 228.1 x 16.9 mm
重量 1.54 kg~

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搭載CPUはCore Ultraシリーズ2のCore Ultra 7 255H/Core Ultra 9 285Hです。コードネームはArrow Lake。Passmarkが公表しているベンチマークスコアを確認してみましょう。

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Core UltraのベンチマークスコアノートPC向けのCore Ultraにはシリーズ1(Meteor Lake)、シリーズ2(Lunar Lake)、シリーズ2(Arrow Lake)があります。画像左の2つがArrow Lake、右から2番目のCore Ultra 7 258VがLunar Lake、右端のCore Ultra 7 155HがMeteor Lakeです。

シングルスレッドとマルチスレッド(CPU Markの数値)のいずれでもArrow Lakeのスコアが最も高くなっています。一方でLunar Lakeはシングルスレッド性能は高いものの、マルチスレッド性能が低いです。非常に簡単にこの3種の特徴を書くと、

Arrow Lake:最も高性能。ただしNPU性能はCopilot+ PCの性能要件を満たさず
Lunar Lake:省電力性が高い。NPU性能が最も高くCopilot+ PCの性能要件に合致。コア数/スレッド数が少なく、マルチスレッド性能は低め
Meteor Lake:リリース時期が最も古い。コア数/スレッド数は多いが、最適化・効率化の差からか、Arrow Lakeには性能面で及ばない

ということで、Arrow Lakeを搭載するYoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)はCopilot+ PCではありませんが、性能は非常に高く、内蔵GPUのIntel Arc 140Tの性能も最大74TOPSと高いので、AI処理にも強いです。

RAMは32GB、SSDは1TBです。この製品は注文時のカスタマイズに対応しますが、3月15日現在だとRAM/SSD容量の変更はできません。

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)ディスプレイは14.5インチの有機ELで解像度は3K(3,000 x 1,872)と高く、タッチ対応もします。発色も「HDR600 True Black, 100%DCI-P3」と素晴らしいです。またリフレッシュレートも120Hzですし、有機ELパネルなので応答速度も超高速ですから、PCゲームにも良さそうに思われます。

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)

天板です。筐体色は「ルナグレー」で「Al陽極酸化スタンピング」という説明がありましたので、筐体素材はアルミですね。

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「バックライト付、ルナグレー – 日本語」と開示されています。キーボード面の左右にスピーカーがあり、底面にも2つのスピーカーを搭載していますので「4スピーカー」です。キーピッチは不明ですが14.5インチサイズなので狭くはないと思います。キーストロークは1.5 mm、キートップ中央に0.3 mmのくぼみが設けられ、指のかかりが良くなっています。

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うち2つがThunderbolt 4です。また、USB Type-Aポートが2つあるのがうれしいところですね(最近の薄型ノートPCはType-Cだけ、という製品も増えてきているので…)。クリエイターの利用を踏まえてか、SDカードリーダーも搭載しています。

2.価格など

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14, Intel)はレノボ直販サイトで販売中で、3月15日現在の価格はCore Ultra 7モデルが189,860円、カスタマイズでCPUをCore Ultra 9にすると218,790円です。

CPUがArrow Lakeで高品質な有機ELディスプレイも搭載して189,860円というのは、個人的には「めちゃめちゃ安いのでは?」と思います。

3.関連リンク

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10(14型 Intel) | クリエイターのための AI ノートPC | 83KFCTO1WWJP2 | レノボ・ ジャパン
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10は、インテル® Core™ Ultra プロセッサーを搭載した、超薄型でスタイリッシュな 14型のクリエイター向け AI ノートPCです。
執筆者:ウインタブ 2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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