
LenovoがノートPC「Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3, Intel)」を発売しました。CPUにCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)を、外部GPU (dGPU)にGeForce RTX 5050/5060を搭載する、15.3インチサイズのCopilot+ PCです。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 7 356H / Core Ultra 9 386H |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU |
| RAM | 32GB (LPDDR5X-8533MT/s, オンボード) |
| ストレージ | 1TB SSD (M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4) |
| ディスプレイ | 15.3インチOLED (2,560✕1,600) 165Hz |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth |
| ポート類 | USB4 Type-C (Thunderbolt 4)×2 USB 3.2 Gen2 Type-A✕2 HDMI、SDカードリーダー オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (500万画素) 顔認証対応 |
| バッテリー | 84 Wh (動画再生 約 22.8 時間) |
| サイズ | 347✕242✕16.7mm |
| 重量 | 1.65 kg |
2. OS/CPU/RAM/SSD
Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3, Intel)は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 11 HomeとProを選べ、CPUはCore Ultra 7 356H / Core Ultra 9 386Hを選択できます。
Panther Lakeについてはライターの渋谷Hさんが解説記事を書いていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
Panther Lake - GPU性能がすごい2026年最強CPU
廉価版も強い!Panther Lake内蔵GPUの想像以上に高い底力
Panther Lakeの型番一覧はこちらです。参考としてPanther Lake全型番のPassmarkスコアも掲載しています。
ノートPC用CPU一覧 - Core Ultraシリーズ1 / 2 / 3
これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。左の2つがYoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3, Intel)の搭載型番、左から3番目のCore Ultra 7 355が直近の製品紹介記事でよく見かけるPanther Lakeの型番、そして右端のCore Ultra 7 255が前世代 (Arrow Lake)の高性能タイプです。
Core Ultra 7 356Hのシングルスレッドの数値が低くなっていますが、おそらくこれはサンプル数が少なく、スコアが安定していないためと思われます。一方でマルチスレッドのスコア (CPU Markの数値)は高く、Core Ultra 7 355との比較では大きな差をつけています。そもそもコア数/スレッド数からして違いますしね。
Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3, Intel)は外部GPUも搭載しています。CPUにCore Ultra 7 356Hを選択するとGeForce RTX 5050が、Core Ultra 9 386Hを選択するとGeForce RTX 5060になります。そのため、グラフィック性能やAI処理性能は非常に高いです。
外部GPUを搭載することもあって冷却ファンは2基構成となっており、ACアダプターの出力も140Wと大きめです。この製品は「TDP110W」で設計されているとのことなので、通常の使用で電力不足になることはなさそうです。ただし、同じCPU/GPUを搭載するゲーミングノートと比べると電力設定は控えめなので、ゲーミングノートほどの性能は発揮できない可能性があります。まあ、そもそもゲーミングノートではなく、クリエイティブ用途や高性能な一般用途を想定した製品なんですけどね。
RAMは全モデル32GB (オンボードメモリのため購入後の増設・換装はできません)、SSDは全モデル1TBです。
3. ディスプレイ

ディスプレイは15.3インチの有機ELで「2,560×1,600解像度, HDR1000 True Black, 100%DCI-P3, 500 nit, リフレッシュレート165Hz, ブルーライト軽減パネル」と開示されています。タッチ対応はしません。

しかし、この製品はタッチパッドを介してペン入力ができます!乱暴な言い方をすると「タッチパッドが板タブ」ということです。また、Wacom方式のペン「Lenovo Yoga Pen Gen 2」が同梱されます。クラムシェルノート (普通のノートPC)の場合、ディスプレイがタッチ対応していても精緻なペン入力が難しいので、むしろこの方式のほうがイラストやマンガなどの制作には適しているかもしれませんね。
4. 筐体

筐体素材はアルミニウムで陽極酸化スタンピング(アルマイト)加工が施されています。筐体色は「ルナグレー」です。天板にはペンホルダーもついています (着脱可能です)。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様はバックライト付きの日本語配列となります。15.3インチと大きめの筐体ながらテンキーはありません。また、キーボード面の左右にスピーカーが配置されていますが、Dolby Atmos認定の4スピーカーを搭載しています。
側面とポートの配置です。USBポートは4つ、うち2つがThunderbolt 4で残る2つ (Type-A)もUSB 3.2 Gen 2と高規格です。また、(micro規格ではない)フル規格のSDカードリーダーも搭載していますので、クリエイター (特にデジカメを使う人)には便利ですね。
5. 価格など
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3, Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、3月9日現在の価格は439,890円からです。昨今の「PC価格の上昇」を考慮すると、この価格になってしまうんでしょうね。GeForceも搭載していますし。
CPU/GPUだけでなく、高品質なディスプレイや「タッチパッドでペン入力」など、Yogaシリーズらしい先進性を感じる製品だと思います。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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