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Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake / ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake - 最新CPUを搭載するビジネスマシン

Lenovo

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake / ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake
レノボがノートPC「ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake/16 Gen 8 Arrow Lake」を発売しました。「Gen 8」は既存モデルがありますので、このニューモデルは「世代(Gen)を変更せずにCPUの型番を変更した」ということです。筐体は従来の「Gen 8」と同サイズなので変わっていないようですね。

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メーカー販売サイトはこちらです。
ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel):Lenovo
ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake (16型 Intel):Lenovo

1.スペック表

  ThinkBook 14 Gen 8/16 Gen 8 Arrow Lake
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core Ultra 5 225U/225H
Core Ultra 7 255H
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB/32GB(DDR5-5600, 最大32GB)
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD
(PCIe-NVMe Gen4 TLC)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14型IPS (1,920 x 1,200) 
16型IPS (1,920 x 1,200) 
※いずれもタッチ対応パネル選択可
ネットワーク Wi-Fi6 / 6E、Bluetooth 5.3
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)
USB 3.2 Gen 2 Type-C
USB 3.2 Gen 1 Type-A x 2
HDMI、オーディオジャック
LAN(RJ45)、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(1080p)顔認証対応可
バッテリー 45Wh / 60Wh(14型) / 71Wh(16型)
※標準45Wh、カスタマイズで変更可
サイズ 14型:313.5 x 224 x 17.5 mm
16型: 356 x 253.5 x 17.5 mm
重量 14型:1.36 kg/16型:1.7 kg

2.コメント

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake / ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake

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製品名にあるように、ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake/16 Gen 8 Arrow Lakeが搭載するCPUはCore Ultraシリーズ2(コードネームはArrow Lake)です。Core Ultraシリーズ2にはLunar Lake(Core Ultra 7 258Vなど)もあり、Lunar LakeのほうはCopilot+ PCの性能要件を満たします(NPUの性能が高い)が、Arrow LakeはCopilot+ PCの性能要件を満たしません。

とはいえ、NPU以外ではLunar LakeよりもArrow Lakeのほうが高性能です。といいますか、Lunar LakeとArrow Lakeは棲み分けがしっかりなされている印象で「Lunar Lake=AIと省電力」「Arrow Lake(H型番)=NPU以外はLunar Lakeより高性能」「Arrow Lake(U型番)=Core Ultra シリーズ1(Meteor LakeのU型番)より若干高性能」という感じです。

このあたりはライターの渋谷Hさんが解説記事を書いていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

ノートPC用CPUの選び方 - 2025年前半・最新CPU編
2025年のノートPC用CPUの選び方をライターの渋谷Hさんがまとめました。この記事では「最新CPU」について解説しています。

ということで、特にCore Ultra 5 225H/Core Ultra 7 255H搭載モデルに関してはパフォーマンスがダダ上がりしていますが、それ以外の部分については既存のGen 8と変わりません。

ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake

ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake

特にディスプレイは解像度がWUXGA(1,920 × 1,200)でタッチ対応/非対応を選べるものの発色は45%NTSCと「並」レベルですし、リフレッシュレートも60Hzです。ゲームとかコンテンツクリエーションにも使えそうなCPU性能だけに「なんかもったいない」気もしますね。

筐体デザインは16インチと14インチで共通、天板はThinkPadシリーズではおなじみの「ツートンカラー&大きなThinkBookロゴ」です。

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake / ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake

側面と入出力ポートの構成です。この画像は14インチ版ですが、16インチ版も全く同じレイアウト・構成です。USBポートは合計で3つ、うち1つがThunderbolt 4で、有線LANポートや(micro規格ではない)フル規格のSDカードリーダーがついているのがうれしいところです。

Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake / ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake

キーボードです。16インチ版はテンキー付き、14インチ版はテンキーレスです(この画像の縮率は実際と異なります)。また、この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列で、バックライトもつきます。

3.価格など

ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake/16 Gen 8 Arrow Lakeはレノボ直販サイトで販売中で、3月26日現在の価格は14インチ版・16インチ版とも124,696円からです。

CPUにいち早くArrow Lakeを採用した高性能なビジネスマシンで、14インチ版は充実したポート構成ながら重量は1.3 kg台とモバイル利用にも適したサイズ感、16インチ版は自宅や事務所でじっくり作業するのに向くサイズ感です。ただ、ディスプレイの選択肢はもうちょっと増やしてほしい、とは思います。

4.関連リンク

ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel):Lenovo
ThinkBook 16 Gen 8 Arrow Lake (16型 Intel):Lenovo

執筆者:ウインタブ 2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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