Lenovo ThinkBook 14 Gen 9 /16 Gen 9 (AMD) － Ryzen 200シリーズ搭載、ポート構成が充実した「実用派」ノートPC

レノボがノートPC「ThinkBook 14 Gen 9 (AMD)」「ThinkBook 16 Gen 9 (AMD)」を発売しました。製品名にあるように、ThinkBook 14は14インチサイズ、ThinkBook 16は16インチサイズです。システムスペックは両者ほぼ同じ、外観もキーボード部分を除きほぼ同じなので、この記事で2機種あわせてご紹介します

1. スペック表

2. OS/CPU/RAM/ストレージ

ThinkBook 14 Gen 9 /16 Gen 9 (AMD)は注文時のカスタマイズに対応するバリエーションモデルがあります。OSはWindows 11 HomeとProを選べますが、カスタマイズ画面ではなくベースモデルの段階で選択することになります。

CPUはRyzen 200シリーズのRyzen 3 210/Ryzen 5 220/Ryzen 7 250で、Ryzen 3はカスタマイズ対応モデルのカスタマイズ画面でのみ選べます (カスタマイズ非対応モデルには設定がありません)。また、Ryzen 7 250のみNPUを内蔵しており(Copilot+ PCの性能要件は満たしていません)、Ryzen 3 210とRyzen 5 220はNPUを内蔵していません。

RAMは8GBから32GBまで設定があり、8GBはカスタマイズ対応モデルのみで選べます。SSDも256GBから1TBまで設定されていますが、256GBはカスタマイズ対応モデルのみとなります。

3. 筐体

左：ThinkBook 16、右：ThinkBook 14 (画像の縮小率は両者で異なります)

ディスプレイはThinkBook 14が14インチ、ThinkBook 16が16インチで解像度は1,920 ✕ 1,200、IPS液晶ながら色域は45%NTSCと「並」クラスです。カスタマイズによる変更もできません。

キーボードはThinkBook 16がテンキー付き、ThinkBook 14がテンキーレスでバックライトもついています。

ThinkBookシリーズは天板のデザインに特徴があります。この画像のようにツートンカラーになっており、ThinkBookという大きなロゴが入っています。筐体素材について詳しい説明がありませんでしたが「サーフェス・トリートメント」に「陽極酸化サンドブラスト」という文言がありましたので、アルミ製でサンドブラスト加工が施されているものと思います。

側面と入出力ポートの構成です。この画像はThinkBook 16のものですが、ThinkBook 14も全く同じポート配置です。USBポートは合計で4つあり、うち2つがUSB4規格、(micro規格でない)フル規格のSDカードリーダーもありますし、有線LANポートもついているので、かなり充実したポート構成だと思います。

4. 価格など

Lenovo ThinkBook 14 Gen 9 /16 Gen 9 (AMD)はレノボ公式サイトで販売中で、12月14日現在の価格はThinkBook 14が107,800円から、ThinkBook 16が110,990円から、となっています。

記事中にも記載しましたが、AI処理チップNPUはRyzen 7 250のみ内蔵しており、Ryzen 3 210とRyzen 5 220はNPU非搭載なので、この点はご注意ください。

5. 関連リンク