レノボがモバイルノート「IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3(AMD)」を発売しました。製品名にSlim、Lightとある通り、薄型で軽量なモバイルノートです。「IdeaPad Slim 5 Light」という名称のノートPCは以前からありましたが、従来モデル（IdeaPad Slim 5 Light Gen 8）は14インチサイズで今回ご紹介する製品は13.3インチなので、直接の後継機、という感じでもないです。
販売ページはこちらです。
IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3型(AMD)：Lenovo
1.概要
スペック表
| IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3(AMD) | |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 7535HS/Ryzen 7 7735HS |
| GPU | なし |
| RAM | 16GB（LPDDR5x, オンボード） |
| ストレージ | 512GB SSD（PCIe NVMe/M.2） |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 13.3インチIPS（1,920 × 1,200）100%sRGB |
| ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.3 |
| 入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C（映像出力・PD対応）× 2 USB 3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI オーディオジャック、microSDカードリーダー |
| カメラ | Webカメラ(1080p）顔認証対応 |
| バッテリー | 54.7 Wh（動画再生11.5-11.9時間） |
| サイズ | 295.58 x 206.95 x 14.3 mm（最薄部） |
| 重量 | 1.15 kg |
コメント
IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3(AMD)は最新モデルですが搭載CPUは最新型番というわけではありません。Ryzen 5 7535HS/Ryzen 7 7735HSで…
AI処理チップNPUは搭載していませんが、両型番ともTDPが35-54WとノートPC用CPUとしては高く、Passmarkが公表しているベンチマークスコアもCore Ultra 7 155Uや155Hに引けを取りません。
RAMとストレージは全モデル16GB/512GBで、カスタマイズはできません。
ディスプレイは13.3インチで解像度は1,920 × 1,200、100%sRGBの発色なので、モバイルノートとしては十分な品質です。
筐体色はクラウドグレー、筐体素材は不明ですが、MIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性があり、画像を見る限り金属製（アルミ合金製？）かと思います。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む)、JIS配列、バックライト・キーボード」と開示されています。
クリックで拡大します
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うち2つがGen 2規格（10Gbps）と、USB4規格ではないものの悪くはない構成だと思います。また、microSDカードリーダーも装備しています。
このほか、Webカメラは1080pで顔認証に対応しますし、スピーカーはDolby Audio対応と、全体的に「上位クラス」の構成です。筐体サイズも厚さが14.3 mm、重量も1.15 kgと、モバイル利用に適した薄型・軽量なものになっています。
2.価格など
Lenovo IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3(AMD)はレノボ直販サイトで販売中で、10月14日現在の価格はRyzen 5モデルが107,692円、Ryzen 7モデルが117,394円です。AI処理チップNPUは搭載していませんけど、メインで使うモバイルノートとしてとても魅力的なスペックと価格になっていると思います。
3.関連リンク
IdeaPad Slim 5 Light Gen 10 13.3型(AMD)：Lenovo
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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