こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Lenovoが新しい11.6インチサイズのノートPC「ideapad 300S」を発表しました。11.6インチというサイズはタブレット、2 in 1、モバイルノートPCと多くのジャンルがしのぎを削る激戦クラスですが、ideapad 300Sはタブレットでも2 in 1でもなく、プレーンなノートPCスタイルの製品です。
1.スペック
補足します。300Sは全3色展開となっていて、それぞれ異なる型番を持っているため、あたかも3バリエーションがあるように見えますが、少なくとも直販モデルの構成は1種類のみです。
OSはWindows 10 64ビットで、この最近登場したWindows 10搭載の製品はCPUやRAMの容量にかかわらず基本的に64ビットのOSを搭載するのがほとんどです。CPUはCeleron N3050で省電力性に優れたBraswell世代のものですが、性能はAtomとさほど大きな差はなく、RAMは2GBでストレージは32GBなので、低価格帯のタブレットに近いスペックです。
ディスプレイも1,366 × 768なので、不足はありませんがごく普通のモバイルノート、といった感じですね。サイズはさすがに小さく軽量で、特に1.23kgという重量は目を引きます。下手に2 in 1にしなかった分だけ軽量化できている、ということでしょうか。
あと、スペックで注目しておきたいのが、全製品で製品版の「Office Home & Business Premium プラスOffice365サービス」が付属するということです。このOfficeは、300Sを使用している限り常に最新版に無償でアップグレードできる上に、購入から1年間はOneDrive 1TBにSkypeの国内固定電話向け無料通話60分/月が使える、というものです。この分は当然価格にオンされるので、割高、割安を考える際には無視できません。
2.筐体
筐体は見た感じ同じLenovoのFLEX 3によく似ています。特にヒンジのところがかなり似てますね。ただし、こちらはFLEXのようにヒンジが360度回転するとかのギミックはなく、普通のノートPCです。
カラーバリエーションは3色「エボニーブラック」「チョークホワイト」「フラメンコレッド」です。いいですねえ、フラメンコレッド、落ち着いて仕事ができそうですw
3.価格と発売時期
ideapad 300Sの発売は11月13日から、価格は直販サイトで69,984円(税込み、送料込み)となっています。あと、Lenovoといえば週末クーポンです。さすがに発売直後からクーポン割引はやってませんけど、年末商戦に突入すればこの製品も週末クーポンでしかるべき割引価格になるのでは、という期待感があります。
タブレットはタブレット、2 in 1は2 in 1、ノートPCはノートPC。仕事などでガンガン文字や数字を入力するのなら、やっぱりノートPCが一番コスパが高くなるでしょう。なので、使い道がはっきりしているのならノートPCでいいと思いますし、たまにはタブレットでまったり、ということを期待するのなら2 in 1ということになります。ideapad 300SはOfficeもバンドルされてますし、価格推移次第ではプレーンな小型軽量ノートとして魅力的な選択肢になる可能性も高いでしょう。
4.関連リンク
コストパフォーマンスとモビリティを追求したノートPC「Lenovo ideapad 300シリーズ」2機種を発売:Lenovo ニュースリリース
ideapad 300S:Lenovo直販サイト