どうもひらちょんです。今回は前回の記事で紹介した38ドルのAndroid搭載スマートウォッチのレビューをさせていただきたいと思います。38ドルということで品質が非常に心配でしたが、全体的にうまくまとまっておりました。デュアルコア小型端末が38ドルと言うだけでも価値を見いだせそうな端末ですので、気になる方はぜひレビューをご覧ください。
1.開封
低価格ながらスマートウォッチ本体が固定されて袋に入っていました。袋は中華製品の梱包でよく見る袋です。
内容物は上記の画像で全てです。本体と充電器とバッテリーと保護フィルムと説明書です。しっかりと保護フィルムが入っていたのは驚きです。
2.本体の外装
本体はこのような感じになっています。Twitterのフォロワーさんに言われて気がついたのですが、Galaxy gear2を完全に意識したデザインになっています。
ゴムバンドは完全にGear2と同じようなひだになっています。
しかしGear2と違いこちらは裏面が空きます。
バッテリーが最初から入っていないので入れるために開ける必要があります。SIMカードもスロットがあるので3G通信にはなりますが通話通信を行うことは可能です。しかし技適がありませんので、使用は各自自己責任にてお願いします。
3.いざ起動
android FunOSなるものが起動ロゴで出てきました。Android4.4を元にUIを弄ったOSのようです。
ロック画面は時計板になっておりちゃんとリアルタイムで動いてくれます。この画面から左にスワイプしていくことで歩数計や電話関係にアクセスでき、右にスワイプすることで通知一覧が出てきて、下からスワイプすることでコントロールパネルが出てくるなどのカスタマイズがされています。
歩数計でカウントした歩数と消費カロリーを出してくれます。
通話やSMS関係のアイコンがまとまっています。
下からはコントロールパネルを出すことが出来ます。
今回はスマートウォッチをスマホの通知受信機として使うために購入したので、スマホと連携してみたいと思います。
まずはスマホの方にFunFitというアプリをPlay Storeからダウンロードし、インストールします。
会員登録などしなくてもそのまま使えます。
アプリでペアリングを行うことで通知の受信を始めとした様々な機能を使うことが出来るようになります。
出来ることはここにある内容+歩数計の同期です。上から、Wi-Fiの設定、文字入力、時計を探す、スマホを探す許可、カメラの遠隔操作の許可、通知を送るアプリの選択となっています。
スクリーンショットを撮っていると早速スクリーンショットを撮った通知がスマートウォッチに届きました。
スクリーンショットの通知を送っているアプリはSystem AppのSystem UIですのでご参考までに。
時計の絵柄もスマホ側から選ぶことが出来ます。スタイリッシュなものからごちゃごちゃしているものまで色々ありますので好きなものを選べます。
QW09の歩数計と連動して運動量を計測してくれる機能ですが、QW09側の歩数計が微妙でXiaomi Mi band2の5分の1くらいの歩数しかカウントされていません。ウェアラブル端末としては微妙かもしれません。
スマートウォッチ側からもペアリングやスマホのリモートコントロールが出来ます。
リモートカメラではシャッターをスマートウォッチで切ることができます。
スマホの音楽を切り替えたり音量の調節もスマートウォッチからできます。これには芽兎めうも満足そうです。
次にカメラですが、気になる画質はこんな感じでした。
撮影時のUIはこんな感じです。
画質は3DSの30万画素カメラ並の画質でした。あるに越したことはないのでこれはこれで十分です。
電池持ちですが、普通に持ち歩いて時間を確認するだけなら2日フルで持ちます。ZUK Z2の通知はMi bandでは受け取れないので1日以上持ってくれることで私的には十分実用的です。
最後にAntutuを測って終わりたいと思います。
スコアは1万点となりました。
3Dは測定不可能とのことで、UXとCPUだけでスコアを稼いでいますが、ゲームをしなければ十分なスペックです。
4.まとめ
価格の割に全体的にしっかりとした作りで、OSもしっかり手を加えられておりスマートウォッチ向けに改良されていました。特に左縁からスライドすることで戻る動作を行えるのでステータスバーがなくても案外思うように操作できる点は大きいです。しばらくはこいつのカスタマイズで暇をつぶせそうです。
5.関連リンク
Tenfifteen QW09 3G Smartwatch Phone:Gearbest
コメント
Play Store入ってないし、Google関連のアプリを入れてもエラー出まくるしと、いまいち使えない印象のQW09でしたが、記事を読んでスマホとつないでみたらなかなか良いですねこれ。
google翻訳はapkで普通にインストールできましたので、オフライン環境で腕時計型音声翻訳装置として使うのも面白そうですよ。
追記
オフラインファイルをダウンロードしても
音声翻訳はできない仕様でした
失礼しました