こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Teclastが新しい2 in 1シリーズ「Tbook」4機種を発表しています。「Tbook 10(10.1インチ)」「Tbook 11(10.6インチ)」「Tbook 12(12.インチ)」そして「Tbook 16(11.6インチ)」の4つなのですが、ウインタブでは「Tbook 11」について紹介記事を書いています。この記事を書いている時点で海外の通販サイトで販売が開始されている製品は「Tbook 11」と、この「Tbook 16」のみです。11.6インチというのはクラウドブックやキーボード非分離型の2 in 1によくみられるサイズですね。タブレットしては大型のTbook 16、なかなか魅力的な製品だと思います。
1.スペック
OS: Android 5.1、Windows 10
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 11.6インチIPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク: 802.11 b/g/n/、Bluetooth
カメラ: イン2MP / アウト2MP
入出力: USB 3.0、USB 2.0、microHDMI、microSD、オーディオ
バッテリー: 8000mAh
サイズ: 303.8 x 186.4 x 10.1 mm / 重量 855 g
補足します。Tbookシリーズは主要スペックがほぼ同じで、CPUにCherryTrail世代のAtom Z8300、RAMが4GB、ストレージが64GBというのは先日紹介したTbook 11と全く同じです。さらに、サイズこそ異なりますがディスプレイ解像度も同じなんです。異なるのは入出力ポートのところで、サイズが大きいこともあって、フルサイズのUSBポートが2つついています。あとは当然タテヨコ、厚さと重量が異なります。
Teclastは比較的デュアルブートに熱心な印象がありますが、この製品もAndroid 5.1とのデュアルブート機です。このあたりは好みの問題ではありますが、11.6インチ画面でAndroid、というのも興味深いものがありますよね。
2.筐体
この製品は筐体画像があまり出回っていないのですが、全体的に「尖った」デザインです。尖った、といっても前衛的という意味ではなく「角ばっている」という意味です。上の画像とトップ画像を見ていただければわかっていただけるかな、と。
この画像は同じTeclastのCore m搭載2 in 1「X2 Pro」です。Tbook 16とX2 Proは筐体のサイズがほぼ同じ(微妙にサイズは異なるので同じ筐体とはいえません)で、デザインもよく似ています。
また、GEARBESTに問い合わせたところ、Tbook 16はX2用のキーボード(上の画像です)をそのまま使える、とのことでした。海外サイト「liliputing」によれば、TeclastではTbook 16用に3種類のキーボード(カバー一体型のもの、Surfaceっぽいもの、ノートPCのようにしっかりした構造のもの)を用意する、ということなのですが、カバー一体型のもの、というのはX2 Pro用のものなのかもしれませんね。
3.価格と発売時期
Teclast Tbook 16は中国の通販サイト「GEARBEST」で販売中ですが、配送は3月22日以降にスタートするようです。価格は237.98ドル(28,974円)となっています。また上の方に書いたTeclast X2 Pro用のキーボードが35.35ドル(4,304円)なので、キーボードをセットで購入すると約33,000円、となります。
10.1インチの中国タブレットをGEARBESTで購入する場合、CherryTrailに4GBのRAM、64GBのストレージを搭載したもので2万円強であることが多いのですが、この製品は11.6インチサイズのデュアルブート機で2万9千円ですから、概ね妥当な価格なのではないか、と思われます。
ディスプレイサイズが11.6インチになると視認性がかなり良くなり、キーボードを接続したノートPC形態だと使いやすくなる反面、タブレットとしては大きくて重くなります。キーボード接続での利用がメイン、ということならこのサイズのほうがいいかもしれませんね。
4.関連リンク
Teclast TBOOK 16 2 in 1 Ultrabook Tablet PC:GEARBEST
Original Teclast X2 Pro Keyboard with Tablet PC Case:GEARBEST