Jumper EZbox I3 － おなじみのJumperからミニPCが発売されました！旧世代のCore i3を採用してお買い得価格になっています

クラムシェルノートのEZBookシリーズやタブレット（2 in 1）のEZPadシリーズでおなじみの中国メーカー「Jumper」が、ミニPCを発売しました。ある意味「最近の中華のトレンド」といいますか、旧世代のCore iプロセッサーを搭載し、そのぶん価格を低く押さえたスペックになっています。

1.スペック

最初にご注意を。おそらくこの製品にインストールされているWindowsはライセンスがありません。価格から考えて、というのとBanggoodの製品ページに「Support Windows 10」という表記があることから、そのように判断します。ただし、それ以外は（ディスプレイやキーボードを別にすれば）必要なものは揃っています。継続使用するためにはWindowsのライセンスを調達するか、あるいはLinux系のOSをインストールするか、ということになると思います。

RAMは8GB、ストレージは128GB SSDで、BanggoodとGearbestの製品ページを確認すると、内部に2.5インチのドライブベイがあるようなので、たぶんSATAだと思いますがSSDもしくはHDDを増設可能です。

入出力ポートはかなり充実していると思います。ミニPCはジャンルとしてデスクトップPCの一種になりますが、合計で5つのUSBポートがあり、HDMIも2つありますので2画面出力もできます。

2.筐体

展開図がありました。ミニPCの場合、外観は「ただの黒い箱」であることがほとんどなので、特にデザインがいいとか悪いとかは言いにくいですねw

主要なポート類は前面（電源ボタンがあるほう）と背面に集中しており、使用頻度が高く、高速なデータ伝送ができるUSB 3.0ポートとType-C（規格不明）が前面に、映像系とかネットワーク系は背面に、という感じで振り分けられています。筐体素材は不明ですが、トップ画像にあるように、エッジ部分がダイヤモンドカットになっていますので、おそらく金属製でしょう。

この製品にはディスプレイの背面に設置するためのブラケット（おそらくVESA規格に準拠していると思います）が付属します。ミニPCをより省スペースで使うにはこのように器具を使ってディスプレイの背面に設置するのが効果的ですよね。

3.価格など

Jumper EZbox I3は中国の通販サイトBanggoodとGearbestで販売中で、5月8日現在だとBanggoodの価格が安く、279.99ドル（31,552円）です。この製品、仮にWindows 10のライセンス込みであれば「激安」だと言えるのですが、さすがにそれは難しいでしょう。あとはWindows 10のライセンスキーを持っているか、安く調達できるようならこの製品もいっそう輝きを増しますね。

4.関連リンク

Jumper EZbox I3：Banggood
Jumper EZbox I3：Gearbest