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GraalPhone - PC、タブレット、スマホ、デジカメの4 in 1!小型デバイスマニアが素通りできない、夢のあるガジェット

GraalPhone
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はCES 2017で発表された(とはいえまだコンセプトモデルでしかないのですが)、「4 in 1」の7インチモバイルデバイス「GraalPhone」を紹介します。CESの会場に展示されていたのはモック(実物大の模型)でしかなく、製品概要を知るにつれ「大丈夫なの?」という気もしてしまう製品なのですが、私を含めウインタブ読者的には「もし発売されたら絶対買うレベル」の製品コンセプトだと思うので、「夢のある話」的に理解して、気長に待ちましょう。

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この記事では公式サイトの情報およびNotebook Italiaが公開した動画から引用しつつ進めていきたいと思います。これが引用元の動画です。

では、この動画の画像を引用しながら分かる範囲でご説明を。

GraalPhone 筺体
まず、製品の詳細なスペックはまだ公開されていません。実寸サイズも不明です。モックのサイズ感はこんな感じで、大きめのスマホ、あるいは小型タブレットくらいのサイズ感です。

GraalPhone キーボード
開いてみると超小型のノートPCになります。キーボードは「フルサイズキーボードの64%のサイズ」で、センサーなどのバーチャルなものではなく、物理キーボードになっています。

GraalPhone ディスプレイ
ディスプレイサイズは7インチで、ヒンジ面が工夫されており、ディスプレイ面を上にして収納することができます。ディスプレイ面を上にすると、タブレットになります。

GraalPhone タブレット形態
こんな感じですね。なお、引用元動画では「7インチのAndroidタブレットだ」と言っていました。この製品はWindows PCとしてもAndroidスマホとしても使えることになっていて、一部のニュースサイトだと「スマホユニット(後述します)の画像が、このディスプレイに映し出されるのだ」という記述がありましたが、現状定かではないです。というかモノがまだ動いてませんし。

GraalPhone 内蔵スマホ
で、「4 in 1」の中の一つ、「スマホ」機能ですが、この7インチの筺体をそのまま電話機として使うのではなく、スマホユニットが内蔵されています。側面からスマホを引き出しているところです。

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GraalPhone スマホ
このように、4.7インチサイズの薄型でオシャレなスマホが出てきました。

GraalPhone スマホカメラ
このスマホにはカメラがついていて、

GraalPhone 3Dカメラ
本体側に収納すると、3Dカメラになります。画像の右側にあるのが本体に装備されている5倍ズームのレンズ、本体の中央にあるのがスマホのカメラです。

GraalPhone スタイラス
Notebook Italiaの動画にはありませんでしたが、この製品はスタイラスペンも内蔵しており、手書き入力も可能です。

次に公式サイトに掲載されていた画像をいくつか。

GraalPhone ノートPC
これはノートPC形態です。フルWindowsが搭載されていますね。7インチなのでかなり小型になるはずですが、こうしてみると立派にパソコンです。

GraalPhone スマホ
これが内蔵されているスマホです。UIが独自のものになっていますが、Android搭載のようです。

GraalPhone 背面カメラ
背面のカメラはレンズが可動します。こうしてみるとなかなか高品質のカメラのように見えます。

でも、実際に動いている様子はまだ公開されていませんし、ハードウェアスペックも明らかではありません。引用元サイトによれば、Snapdragonのオクタコア(835か?とのこと)とAtomを搭載し、OSはWindowsとAndroidになる、との記載がありました。

GraalPhoneは2017年後半から2018年前半に発売され、価格は800ユーロ(約10万円)から1000ユーロ(約12.3万円)とのことです。説明されているような機能が実装され、このデザインで発売されるのであれば高価なものであっても「ぜひ購入したい」と思う人は多いでしょうね。さて…。しかし、夢のある製品だし、実際に販売される日を楽しみにしておきましょう!

関連リンク

GraalPhone:メーカー公式サイト
GRAALPHONE, CONCEPT 4-IN-1 CON CHIP QUALCOMM/ATOM E ANDROID/WINDOWS 10 OS:Notebook Italia

↓GraalPhoneの公式動画

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コメント

  1. NIA より:

    ウィルコム D4のトラウマが・・・全部は詰め込み過ぎでしょう。

    • wintab より:

      NIAさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そうですよね。というか構造上大丈夫なのかな、と思わずにはいられません。内蔵のスマホとか異常に薄型だし。

  2. 匿名 より:

    GPD Pocketとか7インチ市場がまた熱くなってきましたね

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。実現可能性には若干「?」なんですけど、こういう小型サイズになんでもぶち込むという発想自体は大好きですねー。そういう人多いと思います。

  3. アゲオ より:

    スマホを内蔵している利点が分からない。共用してるのはカメラだけ?

    • wintab より:

      アゲオさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そうなんすよ、わからないです。特に母艦側がWindowsなのに、タブレットモードで使うときはAndroidになるとか、一体どういうつもりなんだ、と思っちゃう。

  4. 匿名 より:

    登場時期的には835単独でARM版Win10載せるべきデバイスに見える
    ロマンは大事だけどこの発表は吹かしすぎでしょうなあ

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私もそれなら納得感あります。でもその場合、心臓部はスマホ、ということになるんでしょうね。超薄型、超高性能スマホ…

  5. Re:Pu (@Repu6) より:

    スライドアウトのWinスマホとかかと思いきやびっくり……

    • wintab より:

      Re:Puさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私もびっくり、ですが、ちょっとホントっぽさが足りないんだよなあw

  6. 匿名 より:

    カメラとスマホいらないから7インチWindowsPCとして発売してほしい

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ともかく発売にこぎつけてほしい、というのはありますね。

  7. 匿名 より:

    このサイズと構想なら上のコメントにあるように、本体がスマホのスナドラ835搭載のAndroidとARM win10のデュアルブートになりそうだ
    ハイエンドSoCなので、下手にAtom入れるとスペックダウンまであるし、発熱もバカにならん
    スマホ以外の全部を担当するドック側はインターフェース用の外付けユニットになるだろうな
    本体のポートはUSB type-Cのみ、ドックパーツにイヤホンジャックとフルサイズUSBが1ポート以上、充電用にtype-Cを1ポート、残りの空間はバッテリーか追加SSD辺りか
    おそらく本体とドックの解像度は同じでFHD以下だろう

    835自体はスペック上がって消費電力下がったらしいので、4.7インチでも存外なんとかなるかと
    よって予想される本体スペックは、スナドラ835、メモリ4GB以上、SSD64GB以上、ips液晶のFHD以下、USB3.0 type-C x1、micro SD x1、LTE、bluetooth 4.2 or 5.0だな
    バッテリーとカメラのスペックは分からん
    価格は……スナドラの価格次第だが、ハイエンドSoCとwindows 10のライセンス費用等で、本体のみで6万、ドック2万の8万前後かねぇ
    ドックにSSDとカメラ詰めなければ1万までは落とせるはずだから、合計7万の想定価格になるな

    ガワにカメラはいらんので安くするか、スペックアップして欲しいものだ

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。予想ありがとうございます。この姿で発売されたら拍手喝采っすね。

  8. うこん より:

    これ出たら欲しいですね。本当に出るか怪しい気がします。
    この分野は技術の進歩が早いので、開発スピードが遅いと開発している間に
    旧式になってしまうので、迅速に開発出来る体制がないと難しいと思います。

    以前同様のコンセプトのガジェットに出資したのですが、全然開発が進んでません。詐欺かも。
    https://www.indiegogo.com/projects/the-dragonfly-futurefon–3#/

    • kinji sumimori より:

       出資されたプロジェクト、ONKYO DX1007A5の中身だけ入れ替えた感じですね。
       2014年から足掛け3年ですか……なんら動きがないとなると、プロジェクト自体消滅ってこともあり得ますね。

       Indiegogoは、あくまで投資サイトですから、全額返金どころか一部返金も期待しない方がいいですよ。投資先が破産しちゃったら終わりです。国内でも破産先の債権回収は弁護士とかの経費でガンガン目減りして、実質回収金額ゼロなんてことはザラですし。まして海外企業相手の債権回収を個人でとか、どんな無理ゲーだよってレベルですから。

      • うこん より:

        kinji sumimori さん、こんばんは。
        出資したお金はもう諦めています。ほぼ詐欺で確定だと思ってます。
        出資した時から実現性が怪しいとは感じていたのですが、やはりなあという感じです。

        GPD POCKETの出資受付が2月から始まるみたいなので、懲りずに出資しようと
        思います。7インチサイズのモバイルPCはずっと欲しいと思っていたのですが、
        最近どのメーカーも製品を出していなかったので期待しています。

        • wintab より:

          うこんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。GPD Pocketのほうは比較的安全だと思いますが、ご注意を。というかうこんさんはそういうのをわかってて出資するわけですから、余計なアドバイスは不要ですね…。あと、しつこいですけど、詐欺なら許せないものの、プロジェクトの失敗、ということなら出資だけに諦めもつきますね。

    • wintab より:

      うこんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。リンク先の製品はコメント欄が荒れてますね。当たり前か…。INDIGOGOはこのへん、どう動いてくれるのか?出資なので失敗はあるでしょうが、詐欺なのかそれとも一生懸命やってダメだったのか、ということの違いは大きいですから、せめてしっかり調査だけはしてもらいたいですよね。

      • うこん より:

        こんばんは。
        いつまでたっても製品のイメージしか提示されません。実際に開発を進めている
        気配がないんです。最後に連絡があったのは去年の7月ごろですね。
        それ以降は放置状態です...

        • wintab より:

          うこんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。海外出資は怖いなあ、と思いました。進捗がしっかり伝わってきませんもんね。あとINDIGOGOはサイト運営者として、然るべきマージンを抜いているはずですから、納得感のあるような行動を取ってもらいたいものです。

  9. タケル より:

    ちょっとネタっぽいデバイスですねw

    サイズ感も良いだけにこれだけ凝ったギミックでキーボードを内包できるなら、スマホいらないからその分バッテリー足してくれた方が真面目に興味持てたかなぁ。

    スマホを除いてバッテリー増やして「1日不安なく屋外で使えます。」って謳ってくれたらかなり本気で気になっちゃうデバイスになると思うんだけど。私もそうだけど、カメラ性能でスマホ選ぶ人も少なくないのでスマホinは微妙な印象。

    • wintab より:

      タケルさん、こんにちは、コメントありがとうございます。言われてみればスマホって、たいがい胸ポケットに入ってることが多いので、あえてスマホinにする意義って実は小さいかもですね。