天空がゲーミングUMPC「GPD WIN Mini 2025 国内正規版」を発表しました。GPD WIN Miniは「よくあるゲーミングUMPC」とは異なり、クラムシェルノート型の筐体と物理キーボードを装備しており、「よりパソコンらしい」製品と言えます。2025年モデルは筐体が新しくなり、CPUにRyzen AI 9 HX370を選べるようになりました。
販売サイトはこちらです。
GPD WIN Mini 2025:GPDダイレクト
GPD WIN Mini 2025:ハイビーム公式オンラインストア
GPD WIN Mini 2025:Amazon
1.スペック表
GPD WIN Mini |
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OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 8840U/Ryzen AI 9 HX 370 |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 16GB/32GB/64GB(LPDDR5x-7500) |
ストレージ | 1TB/2TB M.2 SSD(PCle 4.0 ×4接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 7インチLTPS(1,920 × 1,080)120Hz |
ネットワーク | Wi-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB4 Type-C(40Gbps/フル機能) USB 3.2 Gen 2 Type-C(10Gbps/フル機能) USB Type-A(10Gbps)、microSD オーディオジャック |
カメラ | なし |
バッテリー | 44.24Wh |
サイズ | 172 × 109 × 27 mm |
重量 | 555 g |
2.バリエーションモデル
・Ryzen 7/16GB/1TB
・Ryzen AI 9/32GB/2TB
3.コメント
スペック表上の変更点は「CPU」と「サイズ」です。2024年モデルではRyzen 5 8640U/Ryzen 7 8840Uが設定されていましたが、2025年モデルではRyzen 5がなくなり、Ryzen 7 8840UとRyzen AI 9 HX 370になりました。Ryzen AI 9 HX 370はAIに強くなったということの他に内蔵GPUの性能も上昇しているため、より快適なゲームプレイが楽しめます。
筐体は「新色ホワイトが追加された」ということのほか、サイズが若干大きくなりました。具体的には横幅が4ミリほど大きく、重量が35 gほど重くなっています。これは「高熱伝導性素材、効果的かつ迅速に熱を放散する新しいファンを搭載」したことによるもので、この結果TDP35Wを実現しています。…見た目は全然変わっていないようなんですけどね…。
別売りのグリップも形状が新しくなりました。従来はネジ止め式、左右分離型でしたが、新しいグリップは左右一体型、ワンタッチで着脱ができます。
4.価格など
GPD WIN Mini 2025 国内正規版は3月上旬の発売予定で、ハイビーム公式オンラインストア、GPDダイレクト、Amazon、そしてハイビーム各店舗で予約販売がスタートしています。価格は下記の通り。
・Ryzen 7/16GB/1TB:142,000円(146,000円)
・Ryzen AI 9/32GB/2TB:228,000円(232,000円)
※予約価格。カッコ内は通常価格
なお、GPDダイレクト、ハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム各店舗での予約者限定で、上でご紹介した専用ゲーミンググリップハンドル・GPDロゴ入り液晶クリーナーがプレゼントされます。さらにポータブルeGPU「GPD G1 国内正規版」とのセット購入で、GPD G1が88,910円となります(単品価格98,780円)。
5.製品説明画像
6.関連リンク
GPD WIN Mini 2025:GPDダイレクト
GPD WIN Mini 2025:ハイビーム公式オンラインストア
GPD WIN Mini 2025:Amazon
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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