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CENAVA PA156 - Celeron J4125にRAM12GBの15.6インチノート、赤いキーボードバックライトが個性的!

CENAVA PA156
中国ブランドCENAVAの15.6インチノート「CENAVA PA156」をご紹介します。つい先日中国通販のBanggoodで販売が開始された製品なのですが、「なんか強そう」な外観なんですよね。ただし、CPUはCeleron J4125です。

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1.CENAVA PA156 スペック

スペック表

  CENAVA PA156
OS Windows 10(Home版と推定)
CPU Intel Celeron J4125
外部GPU なし
RAM 12GB
ストレージ 180GB/256GB/512GB M.2 SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力 USB 3.0 × 2、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(30万画素)
バッテリー 4000mAh/7.4V(29.6Wh) 
サイズ 360 x 235 x 18 mm
重量 1.52 kg

バリエーションモデル

・180GB SSD
・256GB SSD
・512GB SSD
※11月16日現在、Banggoodで販売されているモデルです
※ストレージ以外の構成は変わりません

コメント

OSはWindows 10とのみ記載されていましたが、おそらくはHome版でしょう。Windows 11無償アップグレード対象である、という説明はありませんでした(CPUの型番はWindows 11アップグレード対象です)。

そのCPUはCeleron J4125です。J4125はPassmarkが公表しているベンチマークスコアが3,039で、ウインタブでは「まあ使える」と評価しているCeleron N4120(Gemini Lake世代)の2,447、N4120の後継型番であるCeleron N5100(Jasper Lake世代)の2,641よりも高いスコアになっています。

J4125はウインタブで実機レビューをした「GMK NucBox」というミニPCに搭載されていましたが、ウインタブの記事執筆(Webでの調べ物、テキストライティング、簡単な画像加工)程度であれば余裕でこなせるくらいの実力があります(ただし、動画のエンコーディングはコケました)。

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RAMは12GBと、CPU性能から見て十分な容量になっています。ストレージはM.2 SSDで容量は180GB/256GB/512GBの3種類を選べます。また、Banggoodの製品ページを確認したところ、2.5インチSATAのHDDを増設可能のようです。2.5インチSATA SSDも増設可能かと思われますが、以前MinisforumのミニPCで「2.5インチドライブベイがあるが、HDDのみ搭載可能でSSDは不可」という事例がありましたので、HDDしか増設できない可能性もあります。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD解像度と、低価格品ながら「中国PCらしく」高精細なものになっています。

入出力ポートはちょっと厳しいですね。USB Type-Aが2つとHDMIがあるのみ。せめてUSB Type-Cがもう一つあると良かったかな、と思います。

サイズは15.6インチノートとしては標準的くらいです。ただし、重量1.52 kgというのは非常に軽いと思います(Banggoodの製品ページを参照していますが、Banggoodはちょくちょく数値を誤記載しますので、正確な数値ではない可能性もあります。ご了承下さい)。

2.CENAVA PA156 筐体

CENAVA PA156
CENAVA PA156のセールスポイントの一つに「筐体デザイン」があると思います。まず、正面から見ると、上部と左右のベゼルが非常に細くなっています。

CENAVA PA156
ただし、上部ベゼルが細いかわりに、Webカメラの位置がよくありません。この画像を見ると、下部ベゼルの左側にWebカメラがあるのがわかります。昨今はZoomやTeamsなどを使ったWebミーティングをする機会が増え、PCのWebカメラの存在意義が高まっていますが、Webカメラがこの位置だと、自分の顔が不自然なアングルに映されてしまいます。

CENAVA PA156
次にデザインアクセントになっているのがキーボードです。どちらかと言うとエントリースペックの製品ですが、キーボードのバックライトはゲーミングノートのような「赤」なんですよね。また、タッチパッドにも模様が入っていて、「左側の三角形部分が左クリック、右側の三角形部分が右クリック」となります。…まあ、単なる「イメージ」だと思いますけど…。

それと、製品ページにはキーボードにまつわる数値がたくさん記載されていますが、はっきり言って意味がわかりません。例えば、上の画像にある「23 mm Big keycap」という記載ですが、「どこの長さが23 mmなのよ?長辺?短辺?それとも対角線?」といった具合です。まあ、「サイズに余裕がある」ということと「キーボード品質に自信がある」ということなんだろうと思います。

CENAVA PA156
側面と入出力ポートの配置です。軽量筐体ということもあると思いますが、15.6インチノートとしてはポート構成は少々貧弱と感じられます。

3.CENAVA PA156 価格など

CENAVA PA156は中国の通販サイトBanggoodで販売中で、11月16日現在の価格は下記のとおりです。

180GB SSD:329.99ドル(38,291円)
256GB SSD:349.99ドル(40,612円)
512GB SSD:369.99ドル(42,933円)

CPUが「よくある中国PC」のCeleron N4020とかN4120よりもワンランク高性能でRAM容量にも余裕があり、ストレージ512GBを選んでも価格があまり変わらない、というのはいいですね。文書作成中心の用途であれば十分使えるノートPCだと思います。あとは「赤いキーボードバックライト」をカッコいいと思えるかどうか…。

唯一の懸念点はWindows 11アップグレードについて情報がない、という点です。個人的には「おそらく大丈夫だろう」とは思うのですが、TPM2.0とかセキュアブートに関してはスペック表を見ただけではわかりませんからね。Banggoodもこのあたりをしっかりフォローしてくれると助かるのですが。

4.関連リンク

[180GB SSD]CENAVA PA156:Banggood
[256GB SSD]CENAVA PA156:Banggood
[512GB SSD]CENAVA PA156:Banggood

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