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こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。中国の通販サイトの製品ページを見ていると、「欲しい！でも惜しい！」という製品が結構たくさんあります。今回紹介する「AGM M1」はスマホではなく、フィーチャーフォン（ガラケー）ですが、IP68対応の防水・防塵機能がついたタフネスタイプの製品となります。しかし、ちょっと「惜しい」ところがありまして、いつもの製品紹介のように読者のみなさんにおすすめしにくいものがあります。
私がいつも「惜しい」と思っているのがこんな製品です。カードタイプのコンパクトな携帯電話機で、液晶もろくについていないようなものが多く、通話以外のことは何もできそうにありません。技適マークがついていない、というのもありますが、それ以前に残念なのは、これらの製品は「すべて2G専用」というところなんです。つまり、日本では電話機として使えない、ということです。上の画像の製品はたまたまBanggoodにあった「Aiek X7」というもので、0.96インチの液晶画面がついてお値段なんと13.99ドル（1,637円）なんですよね。
これらカードタイプのフィーチャーフォンは基本的に5,000円以下で購入でき、スマホとは別にシャツの胸ポケットに入れておきたい製品だと思うのですが、法規制以前に物理的に使えないのでどうしようもありません。
ようやく見つけたのが「AGM M1」で、こちらは何とか3Gには対応します（技適マークはありません）。
製品概要
メモリ： 128MB + 64MB（microSDカード使用可、最大8GB）
ディスプレイ： 2.0インチ（200 × 176）
3G（WDMA）： 900/2100MHz（デュアルSIM）
ネットワーク： Bluetooth 2.1
カメラ： アウトのみ2MP
入出力： microUSB、オーディオジャック
バッテリー： 2,570mAh（スタンバイ2～3日）
サイズ： 128 × 59 × 22 mm / 168 g
この製品はAndroid機ではありません。基本的にスペック表に出てくる数値はスマホと比較すると著しく見劣りします。しかし、スマホではなくフィーチャーフォンなので仕方ない、といいますか、そもそも使い方が異なりますから…。
フィーチャーフォンってもう「いろいろ忘れてる」といいますか、でも確か「電話ができて、メールの送受信ができて、あとたまにWebで何か検索くらいはしたい」という程度の使い方になると思います。現在だとほとんどの人はスマホを持っていると思うので、「電話」ができる、ということが最重要課題になるでしょう。しかもスマホのようにすぐにバッテリーがなくなっちゃうのではなく、長時間通話しても平気なくらいのバッテリー持ちが必要ですよね。あえてフィーチャーフォンを持つ理由はそれしかないです。
YouTubeにこの製品のレビュー動画がありましたので、まずはそれをチェックしてみました。
手で持った感じだと、かなりゴツい製品のようです。厚さも22 mmありますし、重量も168 gありますから、スマホよりコンパクトとは言い難いですね。
メニューはガラケーっぽいです。「インターネット」とか「メッセージ」というのもありますので、日本のガラケーのように使えそうな感じではあります。また、ゲームは2つプリインストールされているのが確認できましたが、新たにインストールするのは無理っぽいです。
一瞬だけ「行けるんじゃね？」と思いましたが、言語設定で「日本語」がありませんでした。ということはメールは使えませんね…。
しかし、デザインは文句なしにカッコいいです。欲しくなりませんか？
2.価格など
AGM M1は中国の通販サイト「geekbuying」で販売中で、価格は39.99ドル（4,661円）から、となっています。この価格を見るだけでもひとつ欲しくなるというものです。ただ、この製品は「カードサイズの携帯電話を胸ポケットに」という、私の個人的な関心には合いません。あまりにもゴツすぎるので、スマホと別に持ち歩く意味が感じられないです。
中国の通販サイトでたくさん販売されているカードタイプの2G専用携帯電話、日本企業で技適をとって3G対応にして売り出してもらえませんかね？もともと2千円とか3千円で購入できるものなので、日本市場向けにカスタマイズしてもある程度低価格になるのではないか、と素人的には思うんですけど…。
3.関連リンク
AGM M1：geekbuying