こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。以前実機レビューをしたことがあり、私が大好きなお手軽モバイルノート「HP Stream 11」が米国でリニューアルしました。実はまだ詳細情報がそんなに多くないので、もう少ししてから記事にすべきなんですけど、モノがモノだけにフライング気味に書いています。
1.変更点
・OSがWindows 10に
・CPUのCeleronが新型に?(詳細不明)
・薄型化(最薄部19mm、最厚部21mmが最薄部18.4mmに)
・軽量化(約1.26kgが約1.18kgに)
・バッテリー性能向上(稼働時間8時間15分が10.5時間に)
主要モデルでの変化はこれくらいで、サイズが変更になっているということは筺体にも何がしか手が加えられているんでしょう。またCPUに関しては情報がなく、どんなものになるかはわかっていないのですが、Celeron N3000番台(Braswell)となる可能性もありそうです。
あと、Stream 11 Pro G2という上位モデルが発表になっています。主な対象は教育機関のようなので、一般に発売されるか不明ですが、
・RAMが4GBに
・ストレージが64GBに
・2 × 2の無線LANに対応
・新色「アッシュグレー」
Pro G2のほうがスペックとしては日本で受け入れられやすいような気がしますが、Stream 11のセールスポイントである鮮やかなカラーでなくなってしまうのが残念です。ちなみにこの記事のトップ画像が新色となります。お父さんが使う分にはこっちのほうがいいかもしれませんけどね。
2.使いみちを考えるのも楽しそう
HP Stream 11は決して高性能なノートPCではなく、Windowsタブレットとさほど変わらないくらいのスペックになっています。そのためバリバリにPCを使う人のファーストPCにはなりにくく、2台めのPCだったり、家族、特にお子さん向けといえる製品だと思います。
しかし、逆にセカンドPCとか子供用と割りきった場合の魅力は「無双」なんじゃないでしょうか?私が従来機のStream 11の実機レビューのため試用していたら、いろんな人が笑顔で寄ってきたりして、注目度抜群、愛嬌抜群の製品だと思いました。スペックとかコスト・パフォーマンスとかももちろん大事なんですけど、この製品に関しては少しだけ基準が甘くなっても仕方ないだろうなあ、と思います。
今回、Stream 13という、ディスプレイサイズが13.3インチと一回り大きな製品(もともと米国では販売されてました)も同時にリニューアルされているのですが、こちらは日本では未発売なので、新モデルも日本発売となる可能性は高くないような気がします。
3.価格
米国における価格はStream 11が199.99ドル(約2万4000円)で10月18日発売、Stream 11 Pro G2が249ドル(約2万9800円)で10月12日発売となっています。Stream 11に関しては従来モデルから価格据置きですが、日本での実売価格は税抜き25,800円(税込み27,864円)なので、日米での価格差はそんなには大きくないです。従来モデルはこの7月に販売終了となっていますが、秋冬に向けてまた元気のいいStream 11に会えそうです。
4.関連リンク
HP Raises the Bar for Its Category-Defining Stream Notebooks With New Colors, Impressive Power and Thinner Designs:米国HP プレスリリース
HP Stream Notebook:米国HP 製品ページ