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Intel Processor - インテルがPentiumとCeleronをリブランド、製品体系をシンプルに!

Intel Processor
ウインタブではおなじみのCPUブランド、「Pentium」と「Celeron」がリブランドされ、「Intel Processor」となります。「2023年からノートブックPC向けに提供される予定」とのこと。インテルから正式にニュースが出ているのですが、新しいブランド名があまりにもシンプルなので、当初は「なにそれ?」と思ってしまいました。

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インテルは、お客様のニーズに応えるためにイノベーションの推進に取り組み、エントリーレベルのプロセッサー・ファミリーは、あらゆる価格帯でPCの水準を向上させる意味でも重要な役割を担ってきました。インテル® プロセッサーとしての新しいブランド化は、製品体系をシンプルにし、ユーザーがニーズに合った適切なプロセッサーを選択できるようにします」- インテル コーポレーションモバイル・クライアント事業部副社長 兼 暫定事業部長 ジョシュ・ニューマン

とのことで、従来の「Pentium Gold」「Pentium Silver」「Celeron」が1つのブランド名に統合されます。また、既存ブランドの「Core」についてはリブランドの対象ではありません。

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ウインタブはかつてのエントリーCPU「Atom」を搭載するタブレット製品を記事作りのメインに据えてサイトを立ち上げ、その後も長くエントリークラスのタブレットやPCを積極的にご紹介していますが、PentiumとCeleronは同時期にリリースされた型番でも開発コードネームが多岐にわたり、型番を聞いてもイマイチ性能のイメージが掴めない、ということも多かったです。特にPentiumに関しては搭載PCが必ずしも多いとは言えず、搭載PCの製品紹介記事を書く際にはPassmarkの公表ベンチマークスコアを参照して性能のイメージを掴むようなこともしばしばでした。

また、リブランドの対象になっていないCoreプロセッサーに関しても、第12世代(Alder Lake)では省電力タイプ(型番末尾U)、バランスタイプ(型番末尾P)、高性能タイプ(型番末尾H)、さらに高性能なタイプ(型番末尾HX)と、ノートPC向けだけでも相当な型番数になっていて、パフォーマンスにもかなり大きな開きがあったりしますよね。「Core i7よりも高性能なCore i5」という現象も起きていますので、ウインタブ読者はともかく、PCにあまり詳しくない人が混乱してしまう、ということもあったんじゃないでしょうか。

今回のリブランド、私達ユーザーがより製品選びをしやすくなるのであれば大歓迎です。2023年にリリースされるIntel Processer、楽しみにしておきましょう!

関連リンク

インテル、PCの重要セグメント向けブランドとして 新たにインテル® プロセッサーを発表:Intel

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コメント

  1. 匿名 より:

    ハイエンドとして名を馳せたPentiumの名が消えるのは盛者必衰の理といえどもやっぱり寂しくなりますね

  2. 匿名 より:

    スペックと名前がわかりやすくなってくれるのなら大歓迎だけど実際に製品出てこないとどんな感じになるのかよくわからないな

  3. 渋谷H より:

    最近はPentiumとCeleronの差別化に苦労していて、Core系のCeleronがブーストクロック無効など無理やり感のある人為的劣化措置が施されていたり、Pentium GoldとPentium Silverは大きく違うけど、Pentium Silver N5000とCeleron N4100がだいたい同じ、というように混乱していましたのでやむを得ないでしょうね。

    今のところJasper lake後継のEコアのみAlder lake-Nは、Pentium Silver N7000→Intel N200、Celeron N6100→Intel N100となるのではないか、という話が出ています。想像ですが、デスクトップ用Coreの選別落ちがIntel G200などになり、モバイル向けCoreの選別落ちがIntel U200やらP200やらになるのではないでしょうか。