dynabook Cシリーズ（CZ / PZシリーズ）－ 光学ドライブ非搭載で薄く、軽い15.6インチノート、Webオリジナルモデルも同時にリニューアルです！

Dynabookが15.6インチノート「Cシリーズ（C5/W、C6/W、C7/W）」「CZシリーズ（CZ/MW）」「PZシリーズ（PZ/MW）」を発表しました。Cシリーズは家電量販店などで販売されるカタログモデル、CZシリーズとPZシリーズはDynabook Directで販売されるWebオリジナルモデルです。

Dynabookの15.6インチノートには他に光学ドライブ搭載のTシリーズ（カタログモデル）、AZシリーズ/BZシリーズ（Webオリジナルモデル）があり、こちらもニューモデルになっています。Tシリーズ・AZシリーズ・BZシリーズについてはこちらの記事をご覧ください。

dynabook Tシリーズ（AZ / BZシリーズ）－ 光学ドライブ搭載の15.6インチノート、最新CPU搭載となりました。Webオリジナルモデルは特にお買い得です

1.スペック

Cシリーズ スペック表

バリエーションモデル

・C5/W：Core i3/8GB/256GB/HD
・C6/W：Core i5/8GB/256GB/FHD
・C7/W：Core i7/16GB/512GB/FHD
※左からCPU/RAM/SSD/光学ドライブ/ディスプレイ

CZシリーズ スペック表

PZシリーズ スペック表

コメント

Cシリーズの3モデルは「1モデル1スペック」で、CPUやRAM、SSDそしてディスプレイの構成はモデルごとに固定されています。また、全モデルOffice Home&Business 2021とMicrosoft 365 Basic（OneDrive100GB、広告なしのOutlookメール、エキスパートによるサポート）1年分が付属します。Tシリーズから光学ドライブをなくしたものがCシリーズと言えますが、Tシリーズに設定のある「Core i7-1360P/RAM32GB/1TB SSD/高輝度・高純度ディスプレイ」という最上位構成はCシリーズにはありません。

Cシリーズは量販店モデルだけに、初めてPCを購入される人にはわかりやすいと思いますが、ウインタブ読者の場合は注文の際にシステム構成を細かく指定できるCZシリーズ、PZシリーズのほうが好ましいだろうと思います。

WebオリジナルモデルのCZシリーズとPZシリーズは、明らかに「CZが上位、PZが下位」というシステム構成になっています。どちらもCPUに第13世代のCore i5/Core i7を搭載していますが、CZシリーズはバランスタイプ（P型番）、PZシリーズは省電力タイプ（U型番）なので、パフォーマンスはCZシリーズのほうが上です。また、PZシリーズのみCore i3の設定があります。

RAM容量もCZシリーズが大きめ、CシリーズとPZシリーズはやや控えめです。ウインタブとしては「これからIntel CoreやAMD Ryzenを搭載するノートPCを購入するのならRAMは16GB以上のほうが望ましい」と考えていますので、ご予算に余裕があればRAM16GB、それとSSD512GBにしておくことをおすすめします。

ディスプレイはCシリーズの最下位構成、C5のみHD解像度、それ以外は全てFHD解像度です。…言うまでもなく、個人利用で動画を観たり、Webブラウジングをされる機会が多いのならHD解像度のモデルは避けるほうがいいでしょう。

2.筐体

Cシリーズ、CZシリーズ、PZシリーズは従来モデルから筐体サイズが変わっていません。また、Tシリーズ（AZ/BZシリーズ）ともタテ・ヨコサイズが同じで、光学ドライブを搭載していないぶん薄く、軽くなっています。15.6インチスタンダードノートで重量1.77 kgというのは悪くない、と言いますか、たまに外に持ち出して使う程度なら問題なさそうに思われます。

プレシャスブルー（C7のみ選択可）

サテンゴールド（C7とC6で選択可）

プレシャスシルバー（C5とCZシリーズ）

ブルー×ブラック（PZシリーズ）

筐体色は全4色です。ただし、好きな色を選べるわけではなく、C7はプレシャスブルーかサテンゴールド、C6はサテンゴールドのみ、C5とCZシリーズはプレシャスシルバーのみ、PZシリーズはブルー×ブラックのみとなります。

キーボードです。「105キー（JIS配列準拠）（テンキー付き）、キーピッチ：18.7mm、キーストローク：1.5mm、抗菌対応」と開示されており、バックライトはありません。Tシリーズと同一の仕様ですね。

側面と入出力ポートの配置です。この画像はCZシリーズのもので、USB Type-Aポートが3つ、そしてSDカードリーダーが装備されていますが、CシリーズとPZシリーズはこれとは異なります。

こちらがCシリーズとPZシリーズのポート構成です。右側面がやたらとシンプルになっていて、CZシリーズよりもUSB Type-Aポートが1つ少なく、SDカードリーダーもありません。

3.価格など

dynabook Cシリーズは6月16日から順次発売となり、店頭予想価格は下記のとおりです。

C5/W：14万円半ば
C6/W：18万円台半ば
C7/W：21万円台半ば
※税込み価格
※Office Home&Business 2021およびMicrosoft365 Basic 1年分が付属

dynabook CZシリーズおよびPZシリーズはdynabook Directで販売中で、CZ/MWが税込み121,880円から、PZ/MWが税込み84,480円から、となっています。なお、この価格は「Dynabook Directクローズドサイト」での価格で、通常の会員価格よりも安くなっています（購入方法はこの記事の最後に記載します）。

個人的には「CZかな…」と思いますね。CZの121,880円のモデルは「Core i5-1340P/RAM16GB/512GB SSD/FHDディスプレイ」という構成なので、個人利用のノートPCとしては十分かと思いますし、CPUやRAM、SSDをある程度お好みに合わせて変更することもできます。価格も外資系メーカーに引けを取らないくらいに割安だと思います。

4.関連リンク

dynabook C：Dynabook公式サイト 製品紹介

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