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ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG ー バックパック型ハイエンドゲーミングPC、普通にデスクトップとしても使えるよ!

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ドスパラのバックパックPCについては以前「GALLERIA VR WEAR」という製品の紹介記事を書いたことがあるのですが、実は後継機種が登場しています。そして、あえてこのタイミングで記事を書こうと思ったのは「とんでもなく安く売られている(7月25日現在)」からです。私はこの製品を実機レビューしてはいませんが、展示会で筐体に触れる機会がありましたので、その印象も合わせて改めて紹介したいと思います。

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1.スペック

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG

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最初に書きますと、この製品は7月25日現在、税抜きで124,980円、税込みで134,978円で販売されています。にも関わらず、スペックが非常に高いです。CPUのCore i7-7820HKというのは一応ノートPC用のCPUではありますが、デスクトップ用CPUとしてもハイエンドクラスになります。Passmarkが公開しているベンチマークスコアを見ると

Core i7-7820HK: 10,231
Core i7-7700K(デスクトップ用): 12,165
Core i7-7700(デスクトップ用): 10,801
Core i7-7700HQ(ノートPC用): 8,982

となっていて、デスクトップのゲーミングPC(上位機種)に使われているCore i7-7700Kには及ばないものの、Core i7-7700とは互角、そしてゲーミングノートによく使われているCore i7-7700HQよりもずっと高性能です。

GPUはGeForce GTX 1070と、さらに上位にGTX 1080が存在するものの、1070をハイエンドと言っても叱られないだろうと思います。RAMは16GBで増設注文が出来ませんが、GTX1070はVRAM(ビデオRAM)が8GB搭載されていますので、おそらくRAM不足を感じる場面はほとんどないでしょう。

また、ストレージは512GBのNVMe接続のSSDですが、これも速度的・容量的に不満のないレベルだと思います。そして、バックパック型PCとはいえ、入出力ポートも豊富に装備されていますよね。ただし、有線LANには対応するものの、LANポート(RJ45)はついていません。

バックパック型PCというとキワモノっぽく感じられますが、実はそうでもありません。ノートPCのようにディスプレイがついておらず、簡単に言ってしまうと「バッテリーを内蔵したデスクトップPC」ということになります。また、製品特性上、CPUやGPUはノートPC用のものが使われますが、これまで見てきたとおり、ノートPC用と言ってもデスクトップ用に引けを取らない、というか、そこらへんのデスクトップPCよりもはるかに高性能です。

2.筐体

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG バックパック部
バックパック型PCなので、ショルダーベルトはしっかりついています。

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ドスパラの製品展示会
私も背負ってみたことがあります。ベルトはかなり上質で、高級なリュックサックという感じでしたw あと、バッテリー込みで3 kgという重量は確かに重いですが、ご想像の通り、リュックサックにして背負ってしまえば大して重いとは感じられません。

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG バッテリー
バッテリーはこのように着脱式で2つ搭載されます。バトルフィールドに出たら、交換用のバッテリーを2、3個持ち歩くことになるのかもしれません…。

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HG ポート
入出力ポートです。「VIVE専用電源出力」というのがありますね。そう、この製品はVRデバイス「VIVE」とのマッチングでVR体験をすることになります。逆に言うと、せっかくVRに最適化された筐体構造でもあり、VRデバイスがないと「バックパック型PCとしての」実力を十分に発揮できません。

ドスパラの製品展示会
ショルダーベルトを外せば、スリムながら少し大型のデスクトップPCとなります。平日はこの形態で、デスクの横に立てかけてディスプレイとキーボードを接続し、デスクトップPCとして使うことになるんでしょう。

そして、休日はショルダーベルトをつけて(安全な場所)でVRをエンジョイする、って感じですかね。

3.価格など

ドスパラ GALLERIA VR WEAR HGはドスパラ公式サイトで販売中で、7月25日現在の価格は税込み134,978円です。ウインタブはデスクトップPCをあまり取り上げていませんが、少し確認してみたところ、このくらいのスペックのデスクトップPCは13万円よりずっと高価なようです。なので、バックパック型、ということを強く意識する必要は必ずしもなくて、デスクトップPCとしてもお買い得だといえます(ただし、光学ドライブはついていませんし、一般的なデスクトップPCと異なり、マウスとキーボードも付属しません)。

現在私はデスクトップPCを購入する予定はないのですが、もし購入するとしたらこの製品を真剣に考えると思います。もし買ったらウインタブの記事がVRネタで溢れてしまいそうですけどw

4.関連リンク

GALLERIA VR WEAR HG:ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    ホットスワップ対応なんで
    普段モバイルユーザーが使う意味でのバッテリ付きでは無く
    一般PC用語で言うところのUPS機能っぽいですね

    これにASUSのモバイルモニタ付けたら十分winタブで扱えるネタに・・・
    UPS付きなんで自宅鯖に・・・(笑

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。そうそう、ホットスワップ。なので拳銃のマガジンを取り替えるみたいにして使いながら換装するイメージ。この製品を背負ってモバイルモニターを見るというのはある意味究極性能のタブレットになるか、と。