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ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS / QSF1060HGS - リリースはえー!最新GPU搭載17.3インチゲーミングノート

ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。最速にこだわるドスパラが、リリース直後の最新鋭GPU「NVIDIA GeForce GTX1070 / GTX1060」を搭載したゲーミングノート「GALLERIA QSF1070HGS / QSF1060HGS」を発売しました。GeForce GTX1070と1060、そしてこの製品には搭載されていませんがGTX1080の3つのGPUは8月16日にNVIDIAが発表したばかりの最新ノートPC用GPUです。GeForceというGPUは日本で販売されているほとんどのゲーミングPCに搭載されている「グラフィックス プロセッシング ユニット(Graphics Processing Unit、略してGPU)」のデファクトスタンダードと言える製品ブランドで、デスクトップPC用とノートPC用があります。従来はデスクトップ用が「GTX + 3桁の数字」、ノートPC用が「GTX + 3桁の数字 +末尾にM」という型番体系だったのですが、3桁が4桁に増えた1060、1070、1080ではノートPC用の型番末尾のMがなくなりました。

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また、電力消費や発熱対策、そしてサイズに制約のあるノートPCではデスクトップPCよりもほとんどの部分で性能が低い、というのが常識ですが、新しいGTX1000シリーズでは、「モノによってはデスクトップより高速」なくらい、性能差が縮小している、ということです。なので、GTX1060 / 1070を搭載するドスパラの「GALLERIA QSF1070HGS / QSF1060HGS」はとんでもなく高性能なんだろうなあ、と思います。なお、GTX1000シリーズについて詳しく知りたい方は、PC Watchにわかりやすい記事が掲載されていましたので、そちらをご確認ください。
NVIDIA、ノート用にも“M”なしのフル版GeForce GTX 1080を投入:PC Watch

1.スペック

ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS

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まずは上位のGPUを搭載する「GALLERIA QSF1070HGS」から見ていきます。1070HGSは2種類のCPUを選択することができ、上のスペック表では「Core i7-6820HK」と表記されていますが、これ以外に「Core i7-6820HQ」を選べます。両者の違いは6820HKが「アンロック版(オーバークロック対応)」であり、より高度なチューニングが可能になる、というところです。ドスパラなんで、このクラスの製品を購入する場合、個別相談したらいろいろ激しいことをやってくれるのかもしれませんね。

GPUはGTX1070、RAMは16GB、ストレージは256GBながらM.2/NVMeの高速タイプなので、ゴチャゴチャ言わんでいいでしょうw ちなみにRAMは最大32GBまで、ストレージは512GBのSSDに換装できますし、1TBのHDDもSSDに換装できます。スペック表の表記にミスがあるみたいですけど、誰が見てもわかるようなものなので、ツッコミは入れないでおきましょう。

ディスプレイは17.3インチとノートPCとしてはかなり大型なのですが、これは単に大画面にしている、という以外の目的もありそうです。サイズを大きくすることにより、キーボードのサイズも当然大きくできますから。この製品のキーボードはキーピッチがほぼデスクトップPCと同じ、ということです。

そのかわり、重量は3.7 kgですよ。なので、アスリートになりたいとかでなければ持ち歩くのは厳しいです。まあ、最初からわかってましたけどね。

ドスパラ GALLERIA QSF1060HGS

次に下位モデル(というのは憚られますけど)の「GALLERIA QSF1060HGS」です。1070HGSとの相違点はCPUがCore i7-6700HQのみとなること、RAMが標準で8GBになること、そしてもちろんGPUがGTX1060になることです。また、標準では光学ドライブが省かれていますね。

また、この製品もRAMは32GBまで増設可能ですし、ストレージも増量が可能、また光学ドライブはオプションで取付け可能なので、GPU以外はほぼ1070HGSと同じ構成にすることが可能です。ちなみに重量も1070HGSと同じ構成ですな。ちっとも軽くなってません。

2.筐体

ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS 天板
筐体は前身機「GALLERIA QSF970HGS」から変更がないようです。また、QSF1070HGSとQSF1060HGSの外観上の違いも見当たりません。トップ画像と上の天板の画像を見る限り、造形的には「かなりいかつい」ものの、カラーリングなどは施されておらず、どちらかと言うと地味な印象があります。

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ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS キーボード
17.3インチサイズということで、テンキーがつき、レイアウトにも余裕があります。ちなみに私は右のShiftキーをもう少し大きくして欲しい、というのが唯一の希望です。また、バックライトは当然ついてますが「赤」です。なので目立ちます。そして、赤にしているのは別にドスパラが派手好みというわけではなく、視認性をより良くするための配慮だということです。

ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS 背面
ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS 右側面
ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS 左側面
スペック表に記載がありませんでしたが、ポート類もかなり充実してますね。映像ではHDMIにD-sub、USBは3.1Type-CにUSB3.0 × 6(!!)、音響関係も充実しています。

私はドスパラの方と特別なコネがあるわけではなく、展示会などに参加した際にいろいろお話をうかがえる、くらいのことしかできないのですが、そういう限られた場でお話を聞いたり、多くの製品を試用してきた経験で言うと、ドスパラ製品の筐体は極めて優秀です。彼らはタブレット、ビジネスノート、ゲーミングノート、いずれの場合でも利用シーンをよく考えて設計しています。おそらくスタッフの多くはオンラインゲーマーでもあるのだろうと思います。ドスパラのゲーミングノートを試用していていつも驚嘆するのは、キーボード面が異様に固いことで、並大抵の強打ではビクともしません。ということで、この製品についても筐体の仕上がりに不安を抱く要素は皆無だと思います。

3.価格と発売時期

ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS / QSF1060HGSはドスパラ公式サイトで販売中で、ベースモデルの価格は下記のとおりです。

GALLERIA QSF1070HGS i7-6820HK: 280,778円
GALLERIA QSF1070HGS: 269,978円
GALLERIA QSF1060HGS: 215,978円
※全て税込み価格

新製品紹介とか実機レビューの際にウインタブがよく使う表現は「下位モデルで十分でしょ」というものです。実際この製品の場合でも最下位のGTX1060搭載モデルで十二分に高性能なはずなんですけど、今回は、どうせ買うならアンロック版のCPU搭載の最上位モデルにしたい、という気がします。もちろん最上位モデルを選ぶ場合はRAMを32GBにしたり、HDDをSSDにしたりといったカスタマイズは不可避(心情的に)だと思うので、30万円は軽く越えますし、そういうお金を気軽に出せる人ってそんなには多くないだろうと思います。でも、ここまで来たら「ロマン」ですよねー。

4.関連リンク

ゲームを変えるNVIDIA Pascalアーキテクチャーにより強化された GeForce GTX 10シリーズGPUを搭載したゲーミングノートパソコン「GALLERIA QSF1070HGS」および「GALLERIA QSF1060HGS」の販売を開始:ドスパラ プレスリリース
GALLERIA QSF1070HGS i7-6820HK:ドスパラ公式サイト 製品ページ
GALLERIA QSF1070HGS:ドスパラ公式サイト 製品ページ
GALLERIA QSF1060HGS:ドスパラ公式サイト 製品ページ

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コメント

  1. 匿名 より:

    ウインタブさんの新ノートPCの有力候補がまた増えましたね。
    私もノートPCで動画編集とかしてるので、こういう製品を見ると心がうずきます。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。いやー、予算的に無理っす。私は読者の方が想像するより数段お金がないんです。いつかはこんなのほしいですよねえ。