こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。宇宙最強のゲーミングノートであるALIENWAREがついにGeForce GTX 1080を搭載しました!GTX1080というのはNVIDIAのノートPC向けGPUとしては最上位となりますが、これを搭載している製品はMSIくらいしかなく、日本メーカーだとマウス(とiiyama)がデスクトップ用CPUを搭載したノートPCに搭載している例がある程度で、ドスパラさえもノート用はまだGTX1070どまりです。
新製品ではありますが、現行のALIENWARE 17のバリエーション追加、という位置づけになります。ALIENWARE 17についてはウインタブで実機レビューをしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
DELL ALIENWARE 17 ー 宇宙最強キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(実機レビュー)
1.スペック
OS: Windows 10 Home(Pro版、また英語版も選択可)
CPU: Intel Core i7-7820HK
GPU: NVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)
RAM: 16GB(最大32GB)
ストレージ: 256GB SSD / 512GB SSD / 1TB SSD(すべて+ 1TB HDD)
ディスプレイ: 17.3インチIPS(2,560 x 1,440)/(3,840 x 2,160)
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac(Killer)、Bluetooth 4.1
カメラ: インのみWebカメラ(IRプレゼンス検出機能付き)
入出力: USB 3.0 × 2、USB 3.0 Type-C × 2、HDMI、Mini-Display Port、DC-IN
オーディオ × 2、LAN(Killer)、Graphics Amplifierポート、ノーブルロック
バッテリー: 99Whr
サイズ: 424 x 332 x 29.9 mm / 4.42 kg
ALIENWAREには「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」というグレードがあり、それぞれシステム構成が異なりますが、GTX1080搭載モデルは「スプレマシー」という名称になります。
最近のDELL製品はシステムのカスタマイズ余地は比較的小さくなっていますが、ALIENWAREはしっかりカスタマイズが可能で、「スプレマシー」ではOS、RAM(標準で16GB、カスタマイズで32GB)、ストレージ(標準でも2560GB SSDと1TB HDDのデュアル構成、最大で1TB SSD + 1TB HDD)、そしてディスプレイ(標準でQHD、カスタマイズでUHD)を変更できます。
カネに糸目をつけない、ということなら、(デスクトップ用CPUを搭載する製品を別にすれば)最高性能のゲーミングノートが手に入るということになりますね。ALIENWAREが「宇宙最強」というのは多分に「その世界観が」なわけですが、「スプレマシー」の追加により、性能的にも宇宙最強になったのかもしれません(ほんとにそうかどうか、私の生きている間には証明不可能ですけどねw)。
ただし、この製品はめちゃくちゃ重いです。いやこれほんと!実機レビューで「抱えて」みてビックリしましたもん。
2.筺体
この製品は既存製品のモデル追加、ということなので、筐体の詳細については実機レビュー記事をご覧ください。
GTX1080搭載というビッグニュースのほか、この製品は標準でもQHD解像度のディスプレイを搭載し、さらにUHD解像度も選ぶことができます。既存製品が標準でFHD(1,920 × 1,080)であるのとは異なりますね。
また、実機レビュー記事でも触れましたが、ALIENWARE 17には「Tobii Eye-tracking」というすごいシステムが搭載されています。システムが視線をトラックしてくれ、例えば「ディスプレイの左端をガン見するとマウスカーソルがその場所に飛ぶ」といったことができます。これ、実際にちゃんと実用性のある機能なんですよね。
一応各部名称を。「1.USB 3.0、2.RJ45 Killer(有線LAN)、3.Mini-Display Port、4.HDMI、5.Thunderbolt 3、6.Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、7.DC-IN、8.Nobleロック、9.USB 3.0 Type-C、10.USB 3.0、11.オーディオジャック、12.オーディオジャック」です。
これは実機レビューした際に撮影したキーボードです。17.3インチサイズなので、大きいのは当たり前ですが、特にパームレストが「広大」です。また、キーボードはもちろんカラフルなバックライト付きで、セグメント別(キーボードの左側とか右側とか、という意味です)に色を変えるなど、細かく調整することもできます。
Alienwareといえば「ヒンジフォワード(ヒンジが筐体の前よりについている)」と突き出した後部(ヒップ)がデザイン上のアクセントになります。この構造により、冷却系パーツは筐体後部に、音響系パーツを筐体前部に配置できる上、薄型化(一応これでも薄いほうです)も可能になりました。
3.価格など
「DELL ALIENWARE 17 スプレマシー」はDELLの公式サイトで販売中で、価格は356,378円(税抜き)から、となっています。RAMやストレージの増量やディスプレイをUHD化すれば40万円を軽く越えてしまいます。
ゲーミングノートはどうやら17.3インチが主流になっていきそう、と私は考えています。実際中途半端なサイズにしてもそれなりに重量は重くなってしまうので、いっそ17.3インチにしてしまったほうがスッキリするかもしれませんね。しかし、17.3インチで4キロ越えのノートPCというのは、ほんとに山みたいに大きく感じます。
このクラスになると、スペックが重要であることはもちろんですが、製品の持つ世界観というのも機種選定のポイントになってくると思います。ALIENWAREという製品にしても「宇宙最強」という世界観が納得できるかどうか、というのがハードルになるかもしれません。あと、40万どうしよう?ってことですかね?
コメント
40万出せる人はマウスの買うんじゃない?あれ1080を2枚差しだし。
こんにちは、コメントありがとうございます。かもしんないっすね。あれもバケモノ級だし。このクラスになるともう、ノートPCって言えないかもしれないっすからねw
40万クラスなら新RAZER BLADE PROかな
17インチのGTX1080で厚み22mm、3.49kgとか頭おかしい
こんにちは、コメントありがとうございます。RAZERについては全然記事を書いていないので、近日中に紹介記事を書きたいと思います。