ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MA － 13.3インチで重さ1キロのモバイルノートにCore Ultra 7が搭載されました！ASUSなのでディスプレイはもちろん有機EL！

ASUSがノートPC「Zenbook S 13 OLED UX5304MA」を発表しました。従来モデル「Zenbook S 13 OLED UX5304VA」からの変更点は少なく、しかし「CPUがCore Ultra 7に」なりました。13.3インチで重さが1キロと、非常に素晴らしいパッケージングの高性能モバイルノートです。

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Zenbook S 13 OLED UX5304MA：ASUS Store
Zenbook S 13 OLED UX5304シリーズ：ASUS Store

1.スペック

スペック表

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3月4日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。CPUはCore Ultra 7 155Uで、他社の新製品情報でよく見かけるCore Ultra 7 155Hとは異なります。「UとH」の違いは第13世代CPUと同様、「省電力性」で、U型番のほうがPBPが小さく（Uは15W、Hは28W）なっています。また、コア数/スレッド数も異なり、155Hの14コア22スレッドに対し、155Uは10コア14スレッドです。ただし、AI処理チップのNPUは155Uも搭載しています。

RAMとSSDはモバイルノートとしては大容量で、32GB/1TBです。なお、この製品のRAMはオンボードなので、購入後の増設・換装はできません。

ディスプレイも素晴らしいです。13.3インチで解像度は2,880 × 1,800（アスペクト比16:10）と高く、ASUSが他社に先駆けて積極採用している有機ELパネルです（ASUS Lumina OLEDディスプレイと言います）。ただし、リフレッシュレートは60Hzにとどまります。…まあ、ゲーミングPCじゃありませんしね（ゲームもできるけど）。

2.筐体

筐体は既存モデルとほぼ変わりません。前面のベゼル幅は細く、エルゴリフトヒンジ構造（リフトアップヒンジ構造）を採用しているため、ヒンジ開口時は下部ベゼルも細く見えます。また、天板はASUSの「A」をモチーフにした模様が入っています。

筐体素材は「CNC加工」という文言がありましたので、金属製で間違いないでしょう。横幅は30センチを切り、重量も1キロと、モバイルノートとしては理想的なサイズ感だと思います。筐体色は「ポンダーブルー」のみです。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが「84キー日本語キーボード、バックライト付き、JIS配列」と開示されています。よく見ると「Dolby」と「harman Kardon」のロゴも見えますので、スピーカー品質についても「期待してよし」でしょう。

入出力ポートの構成です。USBポートは合計で3つ、うち2つがThunderbolt 4と高規格です。

3.価格など

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MAは3月8日の発売予定で、価格は税込み239,800円です。CPUにCore Ultra 7、RAM/SSDも大容量、ディスプレイは高精細な有機EL、そして重量わずか1キロと、理想的なスペックだと思います。

この記事の公開に先立ち、ライターの渋谷Hさんが「MSI Prestige 13 AI Evo A1M」の実機レビュー記事を投稿してくれました。Prestige 13はウインタブが「ベストな選択肢」と評した製品ですが、それと「ガチで競合」するのがこのZenbook S 13 OLED UX5304MAだと思います。ともにウインタブが日頃お世話になっている、そしてウインタブが大好きな台湾に本拠を置く大手メーカー製品、どちらがいいかは私にも判断がつきませんが、Zenbook S 13 OLEDは現状望みうる最高のモバイルノートのひとつであることは間違いないでしょう。

4.関連リンク

Zenbook S 13 OLED UX5304MA：ASUS Store
Zenbook S 13 OLED UX5304シリーズ：ASUS Store