ASUS ROG NUC － Core UltraとGeForce RTX40シリーズを搭載するミニPC（NUC）がROGブランドから登場！

ASUSのミニPC「ROG NUC」をご紹介します。製品名に「ROG」とあるように、ゲーミングを意識した製品で、外部GPUのGeForce RTXシリーズを搭載しています。この製品は5月下旬に国内で発表されていたのですが、プレスリリースは出ておらず、また、7月ころ発売される予定になっているため、6月13日現在だとメーカー公式サイトには製品ページがありますが、ASUS Storeにはありません。

ウインタブでは先日来ひさしぶりにスペックの高いミニPCを立て続けにレビュー（Beelink SER8とGEEKOM AE7）していて、その出来の良さに驚いていたところですが、ROG NUCはそれらの高性能ミニPCをしのぐハイスペックマシンです。

1.製品概要

スペック表

バリエーションモデル

・Core Ultra 7/GeForce RTX4060
・Core Ultra 9/GeForce RTX4070

コメント

OSはWindows 11 HomeでCPUはCore UltraのH型番、Core Ultra 7 155H/Core Ultra 9 185Hで、Core Ultra 7モデルにはGeForce RTX4060が、Core Ultra 9モデルにはGeForce RTX4070も搭載されます。メーカーのスペック表に記載がありませんでしたが、「どう考えてもノートPC用のGeForce（Laptop GPU）だろう」と思います。

RAMとSSDについては市販前ということで最大容量（RAM）とスロット構成（RAM/SSD）のみ開示されていました。SSDスロットが3つ、というのはすごいですね。

筐体はこんな感じで、縦置き用のスタンドも用意されます。それとサイズですが、冒頭に「ミニPC」と書いたものの、そこまで小さくはないです。ウインタブでよくご紹介しているミニPCはタテ・ヨコそれぞれ11～13センチくらいのものがほとんどですし、ROG NUCはVESAブラケット（ディスプレイの背面に取り付けるためのもの）も用意されていません。

とはいえ、こんな感じで設置ができますので「まあミニPCと言ってもいいだろう」と考えた次第です。

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よくあるミニPCよりサイズが大きいぶん、ポートは充実しています。USBポートは合計で7つあり、そのうち1つはThunderbolt 4ですし、映像出力ポートもHDMIが1つとDispolay Portが2つ、さらにThunderbolt 4での映像出力も可能（なはず）です。

それと、下に動画をリンクしておきますが、動画をみるとROG NUCは筐体の開口を前提とした設計になっていますので、RAMやSSDの増設・換装をはじめ、内部のクリーニングも容易です。

2.価格など

ASUS ROG NUCはASUS公式サイトに製品ページが出来ていますが、6月13日現在発売日は不明です。価格は公式サイトには記載がないものの、Webからの情報として、ASUSの発表会（ウインタブは不参加でした）でCore Ultra 7/RAM16GB/512GB SSDという構成のモデルが276,600円、Core Ultra 9 185H/RAM32GB/1TB SSDという構成のモデルが355,600円（いずれも市場想定価格）との説明があった、とのことです。

3.関連リンク

ROG NUC：ASUS ROG 公式サイト
↓公式YouTube動画