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ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus - ASUSが169,800円のChromebookを発売しました!

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus
ASUSがChromebook「ExpertBook CX54 Chromebook Plus」を発売しました。従来のChromebookよりも高いスペックを備え、GoogleのAI諸機能が快適に使えるChromebook Plusカテゴリのニューモデルです。なんとCPUにCore Ultraを搭載しており、お値段も169,800円と「私達もそろそろChromebookに対する認識を改めなくてはならないか」と思わされるような製品です。

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1.概要

スペック表

製品名 ExpertBook CX54 Chromebook Plus
OS Chrome OS
SoC Intel Core Ultra 5 115U
RAM 16GB (オンボード, LPDDR5X-6400)
ストレージ 128GB SSD (PCIe 4.0 x4接続 NVMe/M.2)
ディスプレイ 14インチ (2,560×1,600)120Hz, タッチ
LTEバンド
SIM
ネットワーク Wi-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax)、 Bluetooth 5.3
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB3.2 Gen2 Type-A × 2、HDMI2.1、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ 829万画素
バッテリー 駆動時間 約12.1時間
サイズ 313.7 × 222.8 × 16.9 mm
重量 1.4 kg

コメント

Chromebookとしては非常にスペックが高く、CPUはCore Ultra 5 115Uです。この型番はおなじみのCore Ultra 5 125Uの下位に位置づけられる型番で、北森瓦版によると「Core Ultra 3とでもなりそうなスペックだが、Core Ultraには“3”は割り当てられないため、Core Ultra 5 115Uとなったような製品である」とのこと。ただし、Core UltraなのでAI処理チップNPUは内蔵しています。

RAMは16GB(オンボードなので、増設や換装はできません)、SSDは128GBと小さめです。

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ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus
ディスプレイは14インチで解像度は2,560 × 1,600(アスペクト比16:10)と高く、タッチ対応もします。なお、ペン(USIペン)対応については説明がありませんでした。

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus
筐体は「オールメタル(再生アルミニウムを使用)」で筐体色はフォグシルバー、MIL規格(MIL-STD 810H)準拠の堅牢性も備えています。

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが日本仕様は「78キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列)」です。この画像を見るとスピーカーはharman Kardonチューニング、右側のパームレストには指紋センサーもついています。

それと、Webカメラがすごいです。メーカー製品ページには「広範囲を映すことができる広い画角と、高画質を実現する高い解像度に対応した、829万画素のHDRnetカメラを搭載しています。AIを使用したビデオチャットツールを搭載しており、使用者の技量やプロ意識を相手に印象付けるようなハイレベルな映像をカメラの向こう側の人たちに届けることができます。」という説明がありました。この製品でWebミーティングをすると賢そうに見えるんでしょうかねw

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つあり、2つのThunderbolt 4ポートを含めすべて高規格ですし、HDMIやmicroSDカードリーダーも装備しています。

2.価格など

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus
ASUS ExpertBook CX54 Chromebook PlusはASUS Storeで販売中で、9月4日現在の価格は169,800円です。また、この製品に限った話ではないのですが、Chromebook Plusを購入すると「Google One Al プレミアムプラン (2TB) 12か月間無料」という特典があります(12月31日まで)。「この仕様と価格ならWindowsでよくね?」と言ってしまいそうになりますが、いつまでも古い価値観をひきずるな!と自分に言いきかせることにします。

世の中「AI、AI」と連呼していますが、AIを使うとどのくらい快適にPCが使えるようになるのか、ビジネスやプライベートでどのくらいの恩恵があるのか、という点についてはまだまだピンと来ないですよね。実際、WebミーティングなんかはオンデバイスAIの恩恵が出てきているはず(対応機種のみ)ですが、「目線をそらしてもAIがカメラの方を向いているように加工してくれる」機能とかは別にいらんような気も…。

3.関連リンク

ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus(CX5403) (CX5403CMA-QM0272)icon:ASUS Store

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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コメント

  1. Onji より:

    なんといったらいいんだろう。

    パソコンの販売台数として、数千台でいいのか、数十万台売りたいのか、数千万台売りたいのか、をメーカーは必ず考えているはずなのです。
    数千台でいいというパソコンは、ある意味ゲーミングPCのような趣味に走ったパソコン、もしくはワークステーションなど業務用のパソコンのはずです。
    数千万台売りたいパソコンは、全世界を相手に商売するような外資系メーカーのエントリーモデルなのでしょう。だからDellはVostroという法人向けラインナップを廃止しInspironに統一した。
    問題はその中間の数十万台売りたいパソコンで、日本メーカーのほとんどはここを狙っているでしょうから、例えばLifebookなんかはキーボードの独自性を積極的に押しているわけです。

    今回紹介頂いたASUSのChromebookは、どこを向いているのかさっぱり分かりません。というより、全世界で10万台売れればよいというつもりなのかもしれませんが、それならなぜChromebookなのかがわからない。
    Windowsで出してしまうと競合他社に勝てない、という話かもしれませんが、Chromebookでの勝算があるのでしょうか。日本はさておき、海外なら勝ち目があるのでしょうか。
    不思議でしょうがないです。

    でもASUSのチャレンジ精神には尊敬の念しかありません。