こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSのEeeBookといえばかつてのEeePCの後継として、低スペックながらフレンドリーで使いやすいPC、というイメージがあります。私もこのレンジのPCは大好きです。専門的なビジネスソフトとか、趣味性の高いソフトウェアを使うのには向きませんが、エクセルで表計算とか、Webブラウジングや動画視聴、ストアアプリなどを使う分には十分実用的で、小型軽量、そして安い、ということで、家族向けとかセカンドPCとかの、ライトなニーズにぴったりのマシンです。そのEeeBookも2015年秋冬モデルとなり、Windows 10をプリインストールしています。
1.スペック
補足します。OSがWindows 10になった以外、大きな変更点はありません。バッテリーの稼働時間が11.3時間から12.8時間に伸びていて、これは改善点だと思うのですが、バッテリーの仕様が明らかではないので何とも言えませんね。あと、X205TAは2月にマイナーチェンジしていて、ストレージが64GBになったはずなのですが、2015年秋冬モデルではまた32GBに戻ってしまっています。
Windows 10というOS自体、Windows 8.1がプリインストールされていれば無償でアップグレードできるので、はっきり言って大きなメリットとも思えず、2015年秋冬モデルの目玉としてはちょっと弱い印象があります。
2.筐体
大きな変更点がないとはいえ、X205TAの魅力は全く色あせないと思います。11.6インチで980gの軽量な筐体、絶妙な配置のステレオスピーカー(筐体底面の両端にあります)、カラフルなボディカラーと、カジュアルユースにぴったりのお手軽なノートPCとしての魅力はそのままです。
高級感はあまり感じられませんが、上の画像のように片手でヒョイと持てるような軽快さがX205TAの魅力だと思います。
3.価格と発売時期
2015年秋冬モデルの発売時期は10月上旬以降となっており、予想実売価格は税込みで4万円弱です。ビックカメラでは予約販売を開始しており、税込み39,744円となっています。はっきり言ってこの実売価格だと、もっと高いスペックのノートPCも視野に入ります。しかし、スペックにこだわるのならもともとEeeBookという製品は魅力的ではなく、軽量で気軽に使える、ということこそがこの製品のセールスポイントだと思うので、(あんまり高くても困りますが)このくらいの価格でも妥当なんじゃないか、という気もしますね。
なお、この記事で書いた通り、Windows 8.1を搭載した既存モデルは実売価格も低下しており、Windows 10へのアップグレードも可能、かつストレージも64GBあるので、あえて既存モデルを選ぶ、という選択も有効だと思います。ちなみに価格ドットコムをチェックしてみたら、ストレージ64GBの既存モデルは31,500円程度でした。また、ウインタブ推奨のASUS OUTLETでは既存モデル(ストレージ64GB)にOffice Home&Business Premium(製品版で、常に最新のOfficeを使えるパッケージ)をつけた限定モデル税込み47,800円となっていましたから、あらかじめ製品版のOfficeが必要だとはっきりしている場合にはかなりお買い得となります。
4.関連リンク
ASUS EeeBook X205TA:ASUS公式サイト
11.6型ワイドノートPC EeeBook X205TA:ビックカメラ
ASUS Eeebook X205TA-B-DBS 【OUTLET】(既存モデル):ASUS OUTLET