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え?ワードパッドがストアアプリに?Microsoftが往年のデスクトップアクセサリーをMicrosoftストアへ

Windowsアクセサリーがストアアプリに
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。「ワードパッド」っていうソフトウェアをご存知だと思います。Windows 10環境だとアプリ一覧の中の「Windowsアクセサリ」のところにある、Windowsのプリインストール・ソフトウェアです。たしかこれ、相当昔からありましたよね?私は全然使ったことがないのですが、細かい改善をされつつ現在に至る、みたいな感じで進歩してきたんだろうと思います。

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Windowsアクセサリー
「Windowsアクセサリ」にはとか「メモ帳」とか「ペイント」とかもあって、私はたまにこの2つを使うことがあります。あとWindows 10だと「Internet Explorer」もこのフォルダの中にあります。

話は変わり、「Project Centennial」というのがあります。システム開発者とかでないとあまり縁がない言葉だと思いますし、私もよく知りません。海外ニュースサイト「WinBeta」の解説を引用します。

A toolkit that enables desktop developers to package and publish their existing .NET and Win32-based Windows applications to the Windows Store. Developers can also use Centennial to call common UWP APIs and services.
(ウインタブ訳)
デスクトップソフトウェアの開発者が、彼らがすでに開発した.NETとWin32ベースのWindowsアプリケーションをWindowsストア向けにパッケージ化し発行できるようにするツール(以下略)

また、もう少し詳しく、という方のためにこちらの記事(ちょうど1年前、Windows 10のリリース前に執筆されたようですが、わかりやすいです)をリンクしておきます。
従来のWindowsアプリをWindows Storeで配れるようになる話――Project Centennial個人的まとめ:ブログ駆動学習帖

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で、Microsoft自身がProject Centennialを使ってWindowsアクセサリーのソフトウェアをストアアプリ化しちゃった、というのが今回のお話です。具体的には、

ワードパッド@Microsoftストア
WordPad
Microsoft Character Map(文字コード表)
XPS Viewer
Windows Fax and Scan

が見つかっています。ただし、これらのアプリは普通にインストールして使う、というわけにはいかず、Insider Programに参加し、Preview版のWindows 10を使っている人しかインストールできません。この夏に予定されているWindows 10にとって2度目となる大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」向けである、ということです。

また、これらのアプリはPC用で、Windows 10 Mobileでは動作しません。このことは上にリンクしたブログの記事を読めばある程度の理屈は理解できます。

というか、これらのアクセサリーはわざわざストアからダウンロードしなくても、もともと私たちのPCやタブレットに入っているので、「実際どんなふうに動くの?」とかの興味はありますけど、あれば便利、ということでもなさそうですね。うっかりアンインストールしてしまった、という人には助かる話ですけど。

「こういうことができる」という話としてはインパクトが大きいですけどね。私たちのようにアプリ開発に縁がない人間でも、この先の展開が期待できそうですもん。

引用元サイト

Microsoft’s own Win32 apps begin showing up in the Windows Store:Neowin
Project Centennial brings WordPad, Windows Fax and Scan, more to Windows Store:WinBeta

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