子供のころ、それもかなり小さいころ、兄貴と親父が将棋をやってるのを見て、「自分にもやらせろ!」とダダをこねたとき、困った親父が教えてくれたのが「はさみ将棋」でした。本当の将棋なんて無理な年齢だったと思います。幼児期の記憶って、ごく断片で記憶に残っていますよね。
「はさみ将棋」って、今の子供達はやってるのかなあ、と思いつつ、個人的には昭和の香りがする、懐かしいゲーム、という印象があります。多分ユニバーサルアプリじゃないと思いますが、PC版、スマホ版があり、どちらも基本的な遊び方は一緒です。無料アプリでアプリサイズは2.5MBと軽量です。
PC版のスタート画面です。「遊び方」「対局開始」「設定」のボタンがありますが、「はさみ将棋」を知らない人は「遊び方」を読んでルールを確認しましょう。また、このゲームはローカルルールも多いと思うので、ルールを知っている人も念のため「遊び方」を確認したほうがいいかもしれません。非常にシンプルなゲームなので、初めての人もすぐに遊び方を理解できると思います。
さっそく「対局開始」です。PC版だと初期設定のCOMレベルは最弱の「1」、スマホ版では「3」でした。はさみ将棋は「歩」しか使いません。一方が「歩」で相手が「と金(と)」です。本当の将棋だと「歩」は前に1コマしか進めませんが、はさみ将棋の場合、「飛車」と同じ動き方ができます。つまり、タテかヨコに何コマでも進める、ということです。
上の画像の赤枠の形、つまり前後、もしくは左右で相手のコマを挟めば、そのコマを取れます。また、カドにあるコマは、相手の進路を全て塞ぐことによって取れます。
このアプリの勝利条件は「相手のコマを4つ以下にすること」です。このあたりはローカルルールがありそうですが、このアプリではそういう条件なので、従うしかないですw
私の実力だと、COMのレベルが1の時は楽勝でした。どうやっても負けない、って感じです。
トップ画面にある「設定」ボタンで、COMのレベルは1から6まで調整できます。試しに5でやってみたら連戦連敗でした…。
また、設定画面はCOMレベルのほか、盤面の広さ(デフォルトでは7 × 7、本当の将棋盤だと9 × 9)や「テーマ」を変更することもできます。
テーマは将棋のほか、「チェス」と「リバーシ」が選べます。はさみ将棋の場合、コマを1種類しか使わないので、将棋のコマである必要はないですからね。
こういうゲームの場合、常に楽勝というのでもつまらないですし、いくらやっても勝てない、というのでもつまらないと思います。「挟み将棋」はCOMのレベルを細かく設定できるので、自分にあったレベルを選べば結構ハマれるような気がします。「懐かしい!」と思う人も「何それ?知らない」という人も、一度遊んでみてください。
関連リンク
挟み将棋:Microsoftストア