今回はMicrosoftスタアプリ「Hangman Pro」を紹介します。Hangmanというのは「絞首刑執行人」という意味だそうで、あまりいい印象はありません。しかしこれ、英語のパズルゲームなんです。非常によく出来ていると思いつつ、英語が得意な人向け、というか、普通の日本人にはかなり難易度が高いと思います。Windows 10でもWindows 10 Mobileのどちらでも遊べるユニバーサルアプリで、インストールは無料、アプリサイズは6.49 MB ~ 6.76 MBと軽量です。
ゲームのタイトルはちょっと物騒なんですけど、ゲーム画面は昔懐かしい黒板をイメージしたものです。ちょっとごちゃごちゃしてますね。最初に画面左の下のほうにある「YOUR NAME」のところをタップして名前を入れてみます。
とりあえず「WINTAB」にしておきました。
このゲーム、難易度(CATEGORIES)が細かくわかれていて、EASYとかHARDとか、はてはTOEFLとかも見えますね。最初はEASYからやってみます。
スタートするといきなりこれです。どうやら10文字の単語を完成させる、というのがミッションですね。下のアルファベットから一文字選んでみます。英単語で10文字ありますから、たぶん「E」は含まれているだろうと思います。
はい残念、「E」は含まれていないようです。間違えるとその文字が赤くマーキングされるのと同時に、画面の左上に絞首台が登場します。
一応頑張ってみましたが、お手つきが6回となり、絞首台の人物がもうすぐ完成してしまいます。
ついにお手つき7回となり絞首台が完成してしまいました。これでゲームオーバーです。画面には正解が表示されます。「AUDITORIUM」ってねえ、これEASYモードなんですけど…。
悔しいのでREPLAYを選択してもう一回…
今度はうまく行ってます。短い単語だし、あと2文字埋めるとクリアです。ちなみにこのゲームで、上の画像のように「E」が2文字含まれている場合、いちど「E」を選ぶと2文字とも表示されます。そして選択肢の欄にある「E」はオレンジ色に変わり、すでに選択済みであることがわかるようになっています。
よし、ついにクリア!でも、これはほんのスタートに過ぎません。特にほめられることもなく淡々と次の問題がスタートします。しかも、一度でもクリアできない単語があれば即ゲームオーバー、クリアし続けてもエンドレスで問題が出続けるようです。私は74問連続クリアしたのですが、全然終わる気配がないので、たぶんエンドレスに続くんでしょうね。
一応お助け要素もあります。画面右上の「TAP FOR HINT」のところをタップすると、「1文字」だけ埋めてくれます。このヒントはゲームスタート時に3回まで使えるようになっていて、問題をクリアし続けると定期的に回数が補充されます。なので、このヒントを使いながら、慣れていくと多少は歯がたつようになるかもしれません。
で、難易度を「TOEFL」にしてみたら、いきなりこれです。私はこんな単語は初めて見ました…。
このアプリはユニバーサルアプリなのでスマホでも遊べます。上の画像はスマホのものです。でも、私が試した限り、タブレットだと横持ち専用、スマホだと縦持ち専用になってしまいます。スマホの場合は縦持ち限定でいいと思いますけど、タブレットの方は縦持ち、横持ちに対応してくれているともっとよかったですね。
このゲーム、英語が苦手、という人にはちょっと厳しいかもしれません。逆に英語を勉強している人にはおすすめです。というのも問題を解いているうちに少しずつ英単語の法則性みたいなものがわかってくるような気がするんです。例えば私は最初のうち、「E」とか「A」とかの母音(基本必ず単語に含まれるはずですよね)を先に入れていたのですが、実は母音がわかってもあんまり有効じゃなくて、最初のうちにリスクを取って子音から入れていかないと推測が難しいんです。で、子音がある程度埋まってくると推測しやすくなりました。
あと、例えば後ろから4文字目に「T」が入る場合、そのあと「ION」と続くケースが多い(~tionっていう単語よく見ますよね)とかですね。こういうのが受験勉強に役立つのかどうかわかりませんが、なんとなく有効な気もしました。
とりあえず無料アプリなんで、一度挑戦してみてください。
関連リンク
Hangman Pro:Microsoft ストア