Xiaomiが2023年2月27日に新鮮製品発表イベントを開催し、最新スマートフォン「Xiaomi 13シリーズ」を正式発表しました。昨年中国市場で発売したXiaomi 12Sシリーズから引き続きカメラのチューニングは名門カメラメーカー「Leica」が担当しているほか、CPUにSnapdragon 8 Gen 2を採用するなどまさにフラッグシップモデルにふさわしい性能を備えています。
1.Xiaomi 13シリーズ スペック
Xiaomi 13/13 Pro | |
OS | MIUI 14(Android 13ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM |
13:8GB/12GB 13 Pro:12GB |
ストレージ |
13:256GB 13 Pro:256GB/512GB |
ディスプレイ |
13:6.36インチ(2,400 × 1,080)AMOLED 120Hz 13 Pro:6.73インチ(3,200 × 1,440)AMOLED 120Hz |
LTEバンド |
5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/71/75/77/78/79 FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 TDD-LTE: B38/39/40/41/42/48 ※5G n79はXiaomi 13 Proのみ対応 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ |
13:イン32MP/アウト50MP+12MP+10MP 13 Pro:イン32MP/アウト50MP+50MP+50MP |
バッテリー |
13:4,500 mAh 13 Pro:4,820 mAh |
サイズ |
13:152.8×71.5×7.98 mm 13 Pro:162.9×74.6×8.38 mm |
重量 |
13:189 g 13 Pro:229 g |
バリエーションモデル
Xiaomi 13
・8GB/256GB
・12GB/256GB
Xiaomi 13 Pro
・12GB/256GB
・12GB/512GB
コメント
OSは最新バージョンとなるMIUI 14(Android 13ベース)です。MIUI 13と比較するとシステムが最適化され、より軽快に動作するようになりました。
CPUはSnapdragon 8 Gen 2です。日本国内でも先日搭載機としてNubiaのREDMAGIC 8 Proが販売済みですが、現在出荷されているAndroid向けCPUとしては間違いなくハイエンドと言える性能になっているので普段使いはもちろんのこと、これからリリースされる最新ゲームもストレスなくプレイすることが出来るでしょう。RAMは8GB/12GB(8GBはXiaomi 13のみ)、ストレージは256GB/512GB(512GBはXiaomi 13 Proのみ)で、MicroSDカードスロットはありません。
ディスプレイはXiaomi 13が6.36インチFHD+(2,400 × 1,080)、Xiaomi 13 Proが6.73インチ(3,200 × 1,440)で、パネルはAMOLED(有機EL)、前モデルとなるXiaomi 12シリーズと同じくリフレッシュレートは120Hz表示に対応します。
カメラはXiaomi 13がイン32MP/アウト50MP(メイン) + 12MP(超広角) + 10MP(望遠)、Xiaomi 13 Proがイン32MP/アウト50MP(メイン) + 50MP(超広角) + 50MP(望遠)です。昨年来Leicaとのコラボレーションが始まっており、独自のフィルターが利用できるようになっています。
スピーカーはステレオです。今回からHarman/Cardon監修ではなくなりましたが、Dolby Atmosに対応しており迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
バッテリー容量はXiaomi 13が4,500 mAh、Xiaomi 13 Proが4,820 mAhで、Xiaomi 13は67W出力、Xiaomi 13 Proは120W出力の急速充電をサポートし、いずれも50Wのワイヤレス急速充電と10Wのリバースチャージが可能です。
2.Xiaomi 13シリーズ 筐体
背面は昨年のXiaomi 12/12Tシリーズで採用されたデザインを継承していますが、カメラバンプ部の形状は変更されています。個人的にはXiaomi 12シリーズのほうがすっきりしていて好みだったのですが・・・前面は左右が湾曲したエッジディスプレイです。
Xiaomi 13でも背面デザインは共通ですが、側面に金属フレームが用いられ、前面はフラットディスプレイを採用しています。Xiaomi 13 Proと比較するとコンパクトなサイズ感に収まっており、液晶保護フィルムも貼りやすくなっています。筐体色はXiaomi 13 Proが「セラミック・ブラック」「セラミック・ホワイト」、Xiaomi 13が「ブラック」「ホワイト」「フローラ・グリーン」が用意されます。
Xiaomi 13シリーズではIPX5/8準拠の防水・防塵性能を有しているので急に雨が降ってきたときも安心です。
3.Xiaomi 13シリーズ 価格など
Xiaomi 13シリーズは3月8日よりAliExpress内Xiaomi Mi Storeにてフラッシュセールを開催する予定となっており、価格はXiaomi 13が899ドル(約124,000円)から、Xiaomi 13 Proが1,099(約151,600円)ドルから、と予告されています。昨年のXiaomi 12シリーズと比較すると円安などの影響で高めになってしまっているのは残念ですが、それでも本来の定価よりお買い得です。
通信バンド周りは国内キャリアのものもカバーしており、そのまま正規販売できそうですが日本ではXiaomi 12T Proがフラッグシップモデルとして2022年12月に投入されていることや、Leicaと提携するシャープのAQUOS R7/Leitz Phone 2が販売されていることもありおそらく今回も投入される可能性は限りなく少ないかと思われます。
昨年のXiaomi 12 Proも使っていて楽しい端末でしたが、Xiaomi 13シリーズではLeicaとの提携によりさらにカメラ機能が強化されているため個人的にも気になっています。もちろんCPUは現時点で最高クラスなのでメイン端末としても長く活躍していけると思います。
4.関連リンク
Xiaomi 13:Xiaomiグローバルサイト
Xiaomi 13 Pro:Xiaomiグローバルサイト
Xiaomi 13:Xiaomi Mi Store(AliExpress)
Xiaomi 13 Pro:Xiaomi Mi Store(AliExpress)