UMIDIGIがタフネススマホ「BISON GT2 / GT2 PRO」を発売します。ここのところエントリーモデルのリリースが続いていたBISONシリーズですが、この製品はミッドレンジ(ミッドハイ)クラスのスペックになっており、タフネススマホとしては比較的おとなしめのデザインなので、メインスマホとしても使えそうです。
目次
1.BISON GT2 / GT2 PRO スペック
スペック表
BISON GT2 / GT2 PRO | |
OS | Android 12 |
CPU | MediaTek Helio G95 MediaTek Dimensity 900 |
RAM | 8GB |
ストレージ | GT2:128GB GT2 PRO:256GB |
ディスプレイ | 6.5インチ(2,400 x 1,080)90Hz |
LTEバンド | FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 18/19/20/25/26/28A/28B/B66 TDD-LTE: B34/38/39/40/41 5G NR:N1/2/3/5/7/8/20/25/28 38/40/41/66/77/78/79 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカード、イヤホンジャック |
カメラ | イン24MP/アウト64MP+8MP+5MP |
バッテリー | 6,150 mAh |
サイズ | 172.2 x 83.9 x 12.9 mm |
重量 | 280 g |
バリエーションモデル
BISON GT2シリーズ
・GT2:Helio G95/8GB/128GB
・GT2 PRO:Helio G95/8GB/256GB
BISON GT2 5Gシリーズ
・GT2 5G:Dimensity 900/8GB/128GB
・GT2 PRO 5G:Dimensity 900/8GB/256GB
※左からCPU/RAM/ストレージ
コメント
4Gモデル、5Gモデルとも「GT2/GT2 PRO」の2バリエーションがあり、GT2とGT2 PROでストレージ容量と背面のデザインが異なります。また、4Gモデルと5GモデルではCPUの型番も異なります。
OSは最新のAndroid 12で、いわゆる「(Xiaomiなどの大手メーカーではない)中華スマホ」としてAndroid 12を搭載するのはほぼ最速と言えるくらいです。CPUは4GモデルがHelio G95(Antutu Ver.9のスコアは約35万点)、5GモデルがDimensity 900(Antutu Ver.9のスコアは約47万点)ですから、ミッドレンジあるいはミッドハイクラスの性能です。特に5Gモデルであればほとんどのゲームが高画質でプレイできるのではないか、と思います。
RAMは全モデル共通で8GB、ストレージは4Gモデル、5GモデルともGT2が128GB、GT2 PROが256GBと、十分な容量になっています。
ディスプレイは6.5インチのFHD+(2,400 × 1,080)解像度でリフレッシュレートは最大90Hzです。中華タフネススマホはディスプレイ解像度が低め(HD+)になっていることが多いですが、BISON GT2 / GT2 PROは一般的なミッドレンジ機並みのディスプレイ仕様になっています。
通信まわりでは5G(5Gモデルのみ)に対応するほか、Wi-Fi6にも対応しているのがありがたいところですね。バッテリー容量も6,150 mAhと大きくなっています。
カメラの画素数も高いです。イン側24MPでアウト側が64MPを含むトリプルレンズです。実際の画質については何とも言えませんが、数値だけ見ればメインスマホとしても十分なものになっています。
サイズは一般的なスマホよりも厚く、重くなっているものの、他のタフネススマホとの比較ではかなりの薄型・軽量と言えます。
2.BISON GT2 / GT2 PRO 筐体
4Gモデル、5Gモデルとも、画像左が「GT2」、右が「GT2 PRO」です。GT2のほうはマット・ファイバーグラス仕上げ、GT2 PROは背面が工業用ゴム素材で覆われています。また、GT2については4Gモデルと5Gモデルで見た目が異なり、5Gモデルではカーボン調の模様が入っています。
エッジ部分が補強されていることもあり、前面のベゼルはやや太めです。でも、前面カメラはパンチホールになってますね。なお、全モデルIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐久性能になっています。
各部名称です。この製品はカスタマイズボタン(ユーザーが任意の機能を割り当てることのできるボタン)が2つあります。また、電源ボタンは指紋センサーも兼ねています。
それと、ありますね、「Infrared Thermometer Sensor(赤外線温度センサー)」。
UMIDIGI製品ではすっかりおなじみの赤外線温度計(体温計)機能もしっかり搭載されています。
3.BISON GT2 / GT2 PRO 価格など
UMIDIGI BISON GT2 / GT2 PROはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeにて2月21日午後5時からワールドプレミアセールが開催されます。セール価格はGT2の4Gモデルが229.99ドル(27,495円)から、GT2の5Gモデルが289.99ドル(34,688円)から、となっています(製品ページにある10ドルOFFクーポンを併用した価格)。なお、為替レートは2月15日現在のストアで使われているものを使用していますので、円貨はセール開催までに変動すると思います。
タフネススマホとしてはもちろん、普通にメインスマホとしても使えるデザインおよびスペックだと思いますし、セール価格は(円安傾向なのが残念ですが)比較的購入しやすいものになっていると思います。
4.関連リンク
BISON GT2 / GT2 PRO:UMIDIGI Official Store(AliExpress)
BISON GT2 5G/ GT2 PRO 5G:UMIDIGI Official Store(AliExpress)