先日ご紹介したUMIDIGIのスマホ2機種「A15 Pro 5G」と「A15 Ultra」ですが、UMIDIGIの公式サイトとAliExpressに「A15 Pro 5Gのみ」製品ページができました。おそらく年明け早々に発売記念セールが開催されるものと思われます。特に注目したいのは上位モデルでハイスペック機と言ってもおかしくないA15 Ultraなのかもしれませんが、今回ご紹介するA15 Pro 5Gのほうもミッドレンジ(ウインタブの感覚だとミッドハイ)クラスのスペックになっていて、メインスマホとしても十分に魅力的な製品です。
1.スペック
スペック表
UMIDIGI A15 Pro 5G | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 900 |
RAM | 12GB(拡張機能により最大24GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.68インチAMOLED(2,400 × 1,080)120Hz |
バンド | 5G:n1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/41 66/71/77/78 FDD-LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13 17/18/19/20/25/26/28/66 TDD-LTE: B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン32MP/アウト108MP+50MP+8MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 161.9 × 75.6 × 8.1 mm |
重量 | 199 g |
コメント
SoCのDimensity 900はAntutu Ver.10のスコアが51万点(出所:Nanoreview)なので、5G対応SoCとしてはそれほど高性能な部類ではありませんが、ゲーム好きな人でもない限り十分なパフォーマンスを見せてくれると思います。
RAMは12GB、拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。なお、この製品はmicroSDカードリーダーを搭載していません。
ディスプレイは6.67インチの有機ELでFHD+解像度、リフレッシュレートは120Hzです。
カメラも高画素数です。イン側が32MP、アウト側は108MPのメインカメラに50MPの超広角カメラ、8MPのマクロカメラを搭載しています。もう相当長い間UMIDIGI製品のレビューはしていませんし、ここのところUMIDIGIはエントリースマホに力を入れていた感がありますので、画質のほうは何とも言えないですねえ。
バッテリーは5,000 mAhと、現在の中華スマホの水準としては普通くらいです。
2.筐体
筐体色はSpace GrayとDark Purpleの2色。前面にはパンチホール、背面は「よくあるカメラバンプのデザインw(と、軽く流しておきます)」です。筐体は「アルミニウム・チタンの合金」製で、AG(旭硝子)マットガラス・フィニッシュと開示されていますので、質感についてもミッドレンジクラスの水準は確保していると思います。
側面の画像もありました。エッジの立った形状になっています。また、この製品は右側面に指紋センサー内蔵の電源ボタンと音量ボタン、左側面にはカスタムキー(UMIDIGIはホットキーと呼んでいます。ユーザーが任意の操作を割り当てることのできるボタン)がついています。
スピーカーはステレオです。「中華スマホのデュアルスピーカーは信用するな!(一見ステレオスピーカーに見えて、実はモノラルだったり一方がダミーだったりする)」ということをよくウインタブの記事で書いていますが、この製品の場合は製品ページにはっきり「ステレオ」と書かれているので、まあ大丈夫なんじゃないか、と…。
3.価格など
UMIDIGI A15 Pro 5GはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、この記事執筆時点で発売記念セールの日程や価格情報はありません。AliExpressでは年明け早々にセールが開催されるはずなので、それに合わせてのセールになると思います。
現時点で価格がわからないのが残念ですが、ミッドレンジの5Gスマホとしては十分なスペックになっていると思いますので、セール価格が日本円で3万円台とかになるようであれば「買い」でいいかな…
4.関連リンク
UMIDIGI A15 Pro 5G:UMIDIGI Official Store(AliExpress)