こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。「MIXタイプ(Xiaomi Mi Mixに似たベゼルレスタイプ)」や「S8タイプ(GALAXY S8に似た、やっぱりベゼルレスタイプ)」、あるいはアウトドアスマホのような派手さはないものの、日本でかなりの人気を博しているUlefone T1。人気の秘密はもちろん「バンド19に対応」していることだと思うのですが、それだけではなく、CPUやRAMなどの基本構成が優れていることと、カメラ性能が高いこと、要するにミッドハイクラスの性能を持ちながら比較的低価格であるということも要因になっていると思います。Ulefone T1についてはウインタブでも実機レビューをしていますので、詳細は下記をご覧ください。また、この記事を読んでいただくうえでも下記のレビュー記事はとっても有効だと思います。
Ulefone T1 - 6GBのRAMとデュアルカメラを搭載した中華スマホの実態はいかに!?(実機レビュー:ひらちょん)
さて、今回紹介する「Ulefone T1 Premium Edition」はUlefone T1とほぼ同一内容の製品ですが、2カ所大きな変更点があります。
1.スペック
スペック表で見て理解できる変更点は1カ所、「ストレージ容量」です。T1の64GBからなんと128GBの大容量に変更されました。ストレージ128GBのスマホというのはもはや決して珍しいとは言えない感じで、iPhoneにも128GBモデルがありますので、実際にこの容量のスマホを使っている人も多いでしょうね。個人的には「そんなにいらねえだろ?」と思いますが、動画撮影なんかをよくする人は重宝するのかもしれません。
それ以外のスペックはT1と同じですが、CPUにHelio P25(T1の実機レビューではAntutuスコアは6万点台半ばでした)、RAMは6GB、ディスプレイは5.5インチのFHD解像度と、ミッドハイ(ウインタブ的にはハイスペック)スペックとなっています。このくらいの性能であれば(ゲーマーを除き)実用面で不自由を感じる場面はほとんどないと思います。
また、カメラ性能も十分なものがあります。T1と同一性能ですが、ウインタブの実機レビューでは「特に屋外撮影が得意」という評価になっていました。
そんなこんなで、スマホとしては価格なりというか、それ以上の実力があり、なおかつ対応バンドが広い、というのが人気の秘密でしょうね。
2.筐体
T1からの変更点、もう1カ所は、そう、筐体色です。もともとT1は落ち着いた「ブラック」と鮮やかな「レッド」の2色展開なのですが、Premium Editionはこのようにド派手なツートンカラーのみの設定です。T1は背面も金属素材で触感も上々、という評価になっていますので、質感という点では十分に合格点をあげられます。Premium Editionの配色については好みの問題だと思うので、一応ノーコメント、ということで…。
なお、前面(ディスプレイ)はこの製品のために用意されている壁紙のようです。いいか悪いかは別として、プレミアム感は出てますね…。
それ以外の特徴については上にリンクした実機レビューをご覧ください。
3.価格など
Ulefone T1 Premium Editionは中国の通販サイト「Banggood」「Gearbest」で販売中で、11月16日現在の価格はともに269.99ドル(約31,000円)です。おそらくメーカー主導のセール価格になっていると思われます。
ちなみにT1のほうは200ドル強くらいの価格になっていますので、それよりも60~70ドルほど高価ということになります。差額分は「ストレージを64GB大きくしたこと」と「プレミアム感あふれる筐体色になったこと」で納得が行くのであれば、Premium Editionは買い、となります。一方で「どっちもいらねえよ」と即答できる人はT1を選ぶことになるでしょう。個人的にはこういう元気なカラーリングのスマホもいいなあ、とは思いますけどね。
4.関連リンク
Ulefone T1 Premium Edition:Banggood
Ulefone T1 Premium Edition:Gearbest