Ulefoneがスマートフォン「Note 18 Ultra」を発売します。Ulefone製ですがタフネススマホではなく「普通のスマホ(タフネススマホではない、という意味で言っています)」です。5G通信に対応し、Ulefoneのスマホとしては高いスペックになっています。
1.スペック
スペック表
Ulefone Note 18 Ultra | |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 720 5G |
RAM | 6GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.78インチAMOLED(2,460 x 1,080)90Hz |
バンド | 5G:n1/3/5/8/20/28/38/41/77/78 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 18/1920/25/26/28A/28B/66 TDD-LTE:B34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト50MP + 50MP |
バッテリー | 5,450 mAh |
サイズ | 168.8 x 76.8 x 8.85 mm |
重量 | 211.6 g |
※総務省のHPで確認したところ、Ulefoneのスマホについては「Shenzhen Gotron Electronic Co.,ltd.」名義で技適が取得されていますが、今回ご紹介するNote 18 Ultraについては技適の取得が確認できていません。そのため技適マークがつかない可能性があります。
コメント
OSはAndroid 13、SoCはDimensity 7020です。Antutuスコアは約47万点(出所:Nanoreview)とのことなので、5G対応のSoCとしてはそれほど高い性能ではありませんが、中国メーカーのタフネススマホ上位モデル(4Gモデル)に搭載例の多いHelio G99よりは高性能です。
RAMは6GBで拡張機能により最大12GBとして使え、ストレージは256GBです。ディスプレイは6.78インチで解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大90Hzです。
カメラはイン32MP、アウト50MP(メイン)+ 50MP(超広角)です。画素数が非常に高い、というわけではありませんが、メインカメラのセンサーは1/1.31インチと大型です(Xiaomi製品の上位モデルなどには及びませんけどね)。
バッテリーは5,450 mAhとやや大きめの容量です。また、18Wの急速充電に対応します。
2.筐体
前面にはパンチホールカメラ、前面ガラスはUlefoneらしくゴリラガラスが使われています。また、背面は「どこかで見たデザイン」ですねw 筐体色は「Lustrous Black」「 Moonlit White」「Titanium Gray」の3色です。
筐体(フレーム)はチタン・アルミ合金で高級感もありそうですね。
各部名称です。スピーカーはモノラルで、上側面には赤外線リモコン(センサー)もついていますので、(ものにもよりますが)家電製品のリモコンとしても使えます。
側面にはタフネススマホでよく見かけるカスタムキーが配置され、ユーザーがお好みの操作(機能)を割り当てることができます。
3.価格など
Ulefone Note 18 UltraはAliExpress内のUlefone Official Storeに製品ページがあり、5月13日から発売記念セールが開催されます。セール価格は不明ですが、4月23日現在299.99ドル(47,298円)と表記されていますので、セールではもう少し安くなる可能性があります。
XiaomiやOPPOなど世界的な大手メーカーではないUlefoneなどではタフネススマホ以外のスマートフォンをどうやって差別化し、魅力を演出していくかが難しいところですが、とりあえずわかりやすいのは「価格の安さ」ですよね。セール価格がどうなるのかを見守りましょう。
4.関連リンク
Ulefone Note 18 Ultra:Ulefone Official Store(AliExpress)