Ulefone Armor 27 Pro/27T Pro － サーマルカメラも選べるUlefoneの5Gタフネススマホ上位モデル

Ulefoneがタフネススマホ「Armor 27 Pro/27T Pro」を発表しました。この2機種はほぼ同スペックですがカメラの仕様が異なり、27T Proのみサーマルカメラを搭載しています。5G通信に対応する、中華タフネススマホとしては上位クラスの製品です。

1.製品概要

スペック表

※この製品は技適マークがない可能性があります

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OSはAndroid 14、SoCはDimensity 6300です。5G通信に対応するSoCですが、Antutuスコアは約46万点（出所：Nanoreview）と低めです。ただし、5G非対応型番で中華スマホ・タブレットに搭載例の多いHelio G99よりはワンランク上のスコアです（Helio G99のAntutuスコアは40万点前後で30万点台後半ということも多いです）。またRAMは12GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。

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ディスプレイはタフネススマホとしては悪くない品質です。6.78インチでFHD+解像度、リフレッシュレートも120Hzと高速です。また、前面のガラスにはゴリラガラス・ヴィクタスが使われています。

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冒頭に書いた通り、27 Proと27T Proの相違点は「カメラの仕様」です。インカメラ32MP、アウト側のメインカメラ50MPと64MPのナイトビジョンカメラ（モノクロとなるが、暗闇でも鮮明な写真や動画の撮影ができるカメラ。一般的なスマホの「ナイトモード」とは全くの別物です）というのは両者共通で、アウト側50MPカメラのセンサーは1/1.31インチと（Xiaomiなどで1インチセンサー搭載のスマホもありますが）タフネススマホとしてはかなりの大型です。

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27T ProはFLIRのサーマルカメラを搭載しています。少し前からサーマルカメラを搭載するタフネススマホは少しずつ増えていますよね。ただし、サーマルカメラ搭載機は製品価格もかなり高くなってしまいます。

一方で27 Proのほうはサーマルカメラではなく50MPの超広角カメラ搭載となります。

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バッテリーは10,600 mAhと大容量です。まあ、最近の中華タフネススマホならこれで普通くらい、と言えるかもしれません。このバッテリーですが、33Wの急速充電、30Wのワイヤレス急速充電、有線/ワイヤレスでのリバースチャージに対応しますので、この点は（大容量だけに）ありがたいところです。

Ulefone Armor 27 Pro（クリックで拡大します）

Ulefone Armor 27T Pro（クリックで拡大します）

各部名称です。繰り返しになりますがカメラ以外は同じです。またサイズと重量も同じですね。2機種ともIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を備えています。

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それと、Ulefoneのタフネススマホには「uSmart」という専用コネクタがあり、この画像のように外付けでエンドスコープ（直訳すると内視鏡。ケーブルの先端にカメラがついており、パイプの中など狭い場所で使えるカメラ）や顕微鏡の接続が可能です（これらの周辺機器は別売りです）。

2.価格など

Ulefone Armor 27 Pro/27T ProはAliExpress内のUlefone Official Storeに製品ページがあり、8月19日から発売記念セールが開催される予定です。この記事執筆時点ではセール価格がわかっていません。

特にサーマルカメラ搭載の27T Proのほうはセール価格でも結構なお値段（7万円くらい？）になりそうですが、スペックのいいタフネススマホを探している方は発売記念セールを待ってみてもいいかもしれないですね。

3.関連リンク

Ulefone Armor 27 Pro：Ulefone Official Store（AliExpress）
Ulefone Armor 27T Pro：Ulefone Official Store（AliExpress）

執筆者
ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。