Ulefoneがスマートフォン「Armor 22」を発売します。…しかし、中国メーカーでも「タフネススマホ系」はめちゃめちゃ元気ですよね。常にどこかしらでニューモデルがリリースされているような感じです。ウインタブでも中国のタフネス系デバイスは積極的にご紹介していきたいです。
さて、Ulefone Armorの最新モデル、ミッドレンジスペックで、特にカメラの仕様に特徴があります。
1.Ulefone Armor 22 スペック
スペック表
Ulefone Armor 22 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek Helio G96 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.58インチ(2,408 × 1,080)120Hz |
LTEバンド |
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B/66 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM x 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト64MP+64MP |
バッテリー | 6,600 mAh |
サイズ | 176.8 × 84.9 × 15 mm |
重量 | 324 g |
コメント
OSはAndroid 13、CPUはHelio G96です。…G99じゃなくてG96…。Antutu Ver.9のスコアが30万点~33万点くらい(ウインタブ実績値)の性能なので、中国メーカーの最新モデルに搭載例が増えているHelio G99(スコア35万点~37万点程度)よりは少し低めです。ただ、「ミッドレンジ」の範疇には入れていいでしょうね。
RAMは8GB、拡張機能により最大16GBとして使えます。ストレージは128GBと256GBがラインナップされますが、どちらが販売の主体になるのかははっきりわかりません。
ディスプレイは6.58インチで解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大120Hzです。最近はタフネススマホでも高リフレッシュレート(というか120Hz)のものが増えてきました。
カメラはイン8MP、アウト64MP(広角)+ 64MP(ナイトビジョン)です。ナイトビジョンカメラというのは「モノクロになるが暗闇でも鮮明な写真・動画撮影ができる」というもので、最新のタフネススマホに搭載例が多いです。しかし、「64MPのナイトビジョンカメラ」というのは珍しいですね(ただし、DOOGEE S99やiiiF150 Raptorなど、64MPナイトビジョンカメラ搭載機は他にもあります)。
バッテリーは6,600 mAhと、タフネススマホとしては控えめですw しかし、33Wの急速充電とリバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる機能)に対応します。そのおかげかどうか、筐体の厚さは15 mm、重量も324 gと、比較的マイルドなものになっています。
2.Ulefone Armor 22 スペック
この画像だとわかりにくいですが、前面は水滴型ノッチが採用されています。また、背面はカメラ回りのデザインに特徴があります。
側面の電源ボタンは指紋センサーを兼ねており、ユーザーが好みの操作を割り当てることのできるカスタムキーもついています。また、上部に「IR Blaster」がついており、家電製品(対応するもの)のリモコンとしても使えます。上部にはイヤホンジャックもありますね。
筐体色は「Some Green」「All Black」の2色です。前面の模様はディスプレイに映し出されているものなので、両者の違いはごくわずかです。
3.Ulefone Armor 22 スペック
Ulefone Armor 22はメーカー公式サイトに詳細な製品情報が、またAliExpress内のUlefone Official Storeに製品ページがあります。近日中に発売記念セールが開催されるようですが、この記事執筆時点だとセール期間とセール価格が判明していません。
10,000 mAh越えのバッテリーを搭載し、厚く、重くなってしまっている製品が多い中国メーカーのタフネススマホの中にあって、このArmor 22は比較的マイルドなサイズ感になっており、カメラ性能も高いので、普段使いにも悪くないのでは?と思います。あとはセール価格次第でしょうね。
4.関連リンク
Ulefone Armor 22:Ulefone公式サイト 製品紹介
[PR]Ulefone Armor 22:Ulefone Official Store(AliExpress)