Teclastの12インチタブレット「T60」がAndroid 14搭載となりました。スペック面では従来モデルとほとんど変わっていませんが、12インチという大型サイズのタブレットはTeclastのほかにDOOGEEやBlackviewからもリリースされており、2024年は「注目サイズ」かと思います。
なお、この記事では主に従来モデルからの変更点と価格についてご案内します。詳細内容についてはこちらの記事をご参照ください。
Teclast T60 - 12インチの大型Androidタブレット。これからの中華タブは12インチがアツい!?
1.製品概要
スペック表
Teclast T60(2024) | |
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T616 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大20GB) |
ストレージ | 256GB(eMMC 5.1) |
ディスプレイ | 12インチIPS(2,000 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/3/5/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー |
カメラ | イン5MP/アウト13MP+補助カメラ |
バッテリー | 8,000 mAh |
サイズ | 279 × 174 × 7.8 mm |
重量 | 570 g |
コメント
冒頭に書いた通り、スペック面で変わったのはOSのみです。Android 13から14に変更されました。Teclastは他社に先駆けて自社製品にAndroid 14を積極的に搭載していますが、基本的に「素のAndroid」に近いUIを使っていることが最新OSを搭載できている理由だと思われます。
SoCはUNISOC T616です。中華タブではよく見かける型番でAntutuスコアは20万点台の後半くらい、ゲーム用としては心もとないですが、それ以外の用途では十分な性能です。
RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使えます。従来モデルは最大16GBでしたから、実用性がどれくらいあるか疑問ですが、より大きな容量となりました。ストレージは256GBと比較的大きな容量です。
T60の大きな魅力はやはりディスプレイサイズでしょう。12インチで解像度は2,000 × 1,200、WidevineもL1でNetflixでのHD画質視聴にも対応します。
筐体は厚さ7.8 mm、重量も550 gと12インチサイズの製品としては軽量です。
カメラはイン5MP、アウト13MPと、最近の中華タブとしては「普通くらい」の画素数で、Teclast製品としては珍しくイヤホンジャックはありません。スピーカーは4つ搭載していますので、臨場感のある動画視聴が楽しめそうです。
2.価格など
Teclast T60(2024)はAmazonで販売中で、3月14日現在の価格は36,900円です。TeclastはAmazonで頻繁にセールを開催していますので、セールの際に購入すれば2万円台後半くらいで購入できると思います(ウインタブでもなるべくセール情報をご提供できるようにします)。ただ、36,900円というのは「買い」の価格ではないですね。
Amazonや楽天で中国メーカーのタブレットが手軽に購入できるようになり、下は8インチから上は12インチくらいまで、選択肢も広がってきました。12インチタブレットは携帯性はやや落ちるものの、自宅での動画視聴用とかキーボードを接続しての文書作成用としても便利に使えると思います。
3.関連リンク
TECLAST T60:Amazon