中国メーカーとしていち早くAndroid 14搭載タブレットをリリースしたTeclast、今度はエントリーモデルのP85TにAndroid 14を搭載しました!P85Tは8インチという取り回しがラクなサイズに加え、WidevineもL1、SoC性能もそこまで低くはないので、10,900円という価格は非常にお買い得だと思います。
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TECLAST P85T Android 14 タブレット
なお、P85Tについて、すでに紹介記事を掲載済みです。製品詳細を確認される場合はこちらの記事をご参照ください。
Teclast P85T - 1万円を切る価格で購入できるエントリークラスの8インチAndroid タブレット。WidevineもL1!
1.概要
スペック表
Teclast P85T | |
OS | Android 14 |
SoC | Allwinner A523 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大8GB) |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 8インチ(1,280 × 800) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン0.3MP/アウト2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 不明 |
重量 | 335 g |
コメント
なにはともあれ、「Android 14搭載」というのが大きいですね。タブレット製品でAndroid 14を搭載するケースはまだ少なく、TeclastのAndroid 14対応は「トップクラスの早さ」だと思います。ウインタブがよくご紹介している中国メーカーはBlackviewを除き、あまりカスタマイズされていない「素のAndroid」に近いOSコンディションなので、Android 14への移行もしやすかったのかもしれませんね。
OS以外は従来モデル(といってもこの9月に発売されたばかりですが…)と全く同じです。SoCのAllwinner A523はAntutuスコアが15万点強くらいなので決してスペックが高いとは言えませんが、ゲームなどを利用の前提としなければ「普通に動きます」。まあ、皆さんハイスペックなスマホを使われていると思うので、それらのスマホの挙動と比較してしまうと少しもっさりしているでしょうが、少なくとも「まともにスクロールできない」とか「アプリの起動でやたらと待ち時間が長く、フリーズしているのかなと思ったらやっぱりフリーズしていた」みたいなことはまずありません。
RAMとストレージの容量も決して大きくはありませんが、動画視聴とかSNSとかニュースアプリといった利用目的であればこれで問題ないでしょう。また、P85TはWidevineがL1です。なので、動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴ができます(ただし、NetflixではHD画質視聴はできません)。
筐体は金属製で色は爽やかなミントグリーン。実機を試していないので質感については言及できませんが、Teclast製品は基本的に筐体品質は高いです。
筐体側面の画像を見てちょっと残念なのが「スピーカー位置」です。縦持ちに適した配置(縦持ち時の下側面にスピーカーがある)なので、動画視聴にはあまり向かないですよね。しかし、スマホでは省略されることが多くなったイヤホンジャックもしっかり装備しています。
2.価格など
Teclast P85TはAmazonで販売中で、製品ページに1月2日まで有効の2,000円OFFクーポンがありますので、10,900円で購入ができます。低価格なタブレット製品の場合、スマホと違って「これ一台で何でもこなす」という使い方にはならないですね。ゲームはスマホで、写真や動画の撮影もスマホでこなし、タブレットでは大きな画面を活かして動画を観たり、ネットショッピングをしたり、ニュースアプリやパズルアプリを使ったり、といった感じになると思いますが、そういった使い方ならP85Tは素晴らしい製品だと思います。もちろんAndroid 14を使える、というのもうれしいですよね!